私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

創ったものをみせてくれる。

事実は小説より奇なりと言うものの、小説の中の言葉が現実の状況とリンクして驚くこともあったりして、人が紡ぐ言葉であることには変わりないので、どちらも人の心とは切り離せない。

短い間隔で、フィクションの中にノンフィクションを取り入れた舞台の配信と、フィクションの中でフィクションを演じる映画を観た。

前者は、『フェイクスピア』で、後者は『ドライブマイカー』

どちらも話題作で、受賞作。

作品の内容に触れるので、折ります。

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新しい扉を開けるように。

最初にピアスを開けたのは、もう20年も前のことで、高校を卒業して、割とすぐに、地元の美容整形クリニックに行き、ピアッサーで開けてもらった。

誕生石のガーネットが入ったファーストピアスは、今思えば、福耳気味な私の耳朶には短すぎたのかもしれないし、不衛生にし過ぎたせいか、割とすぐに閉じてしまった。

しばらくは、ノンホールピアスで誤魔化していたけれど、やはりピアスの方が好きなので、またピアスを開けることにした。

その時には上京していたのと、前回の反省を踏まえて、皮膚科で開けてもらうことにした。

またピアッサーでガシャンとやってもらった。その時は、多分、アクアマリンを選んだ気がする。その時に入れたピアスは割と長めだったからか、そこから閉じることなく、安定した状態で、10年以上は経過している。

もう一つ穴を開けたいと考えるようになったのは、安いピアスを沢山買うようになってから。さらに、大き目のフープピアスを好んでつけるようになってから、以前買っていた小さいピアスの使用率が格段に下がってからだ。

アラサーになってから、穴を増やすのはどうなんだと思いつつ、それはそれでファンキーで良い気もした。そもそも、人の耳なんて、そんなに注視しないだろう。

一度、夫にも相談したら、やめておけと言われてしまい、しばらく開けたい気持ちに蓋をしていたけれど、数年後に、もう一度聞くと、別にいいんじゃないかと言われた。

アラフォーになったことだし、やりたいことはやっておこうと、ネットの買い物かごにピアッサーを入れて1年以上経過した。自分でやるのはやはり怖い。

でも、病院に行くのは少し恥ずかしいし、そもそもそんな病院が近くにあるのか分からない。

検索すると、最初は都市部にしか見つからなかったけれど、検索条件に地元の地名を入れるとあっさりと見つかった。

料金もそこまで高くないし、ちゃんとHPに項目として記載されているのだから、行って疎まれることもないだろうと、そこに決めて、電話をした。

HPを見て、行く時間の見当をつけていたのだけれど、ピアスホールの処置は、診療時間外にしかしてくれないと言われた。なら、そこまでHPに書いとけや、と思ったけれど、平日の会社帰りに行くなら、時間が遅めの方がありがたい。

未成年の場合は保護者同伴とされているためか、年齢を確認され、38ですと言うのが、少し恥ずかしかった。

一番早い日を予約し、注意事項を聞いて、電話を切った。あとは、当日までにピアスを選ばなければ。

今までは、ピアッサーを使っての施術だったので、病院でピアスを選べばよかったけれど、今度行く病院では、ピアスを持参しなければならない。多分、ニードルで開けるタイプなのだと思う。

ファーストピアスなので、太くて長い物がいいのだけれど、検索しても、なかなか良い物が見つからない。家を探すと、最初に開けた時のファーストピアスが見つかったけれど、やっぱり短い。2回目に開けた時のものがちょうどよさそうだけれど、一つ失くしたようで、片方しかなかった。

よくよく考えたら、市販のピアッサーには、太くて長いピアスが装着されているんだから、それを取り出せばいいのでは?と思いつき、ピアッサーを買うことにした。

思いついた時は、私って超頭いいな!と調子に乗ったけれど、調べてみると同じことを考えた人は沢山いた。そりゃそうか。

今回は、推しの誕生石を選んだ。私の誕生日としても守護石らしいので、ちょうどいい。

けれど、何も考えずにネット通販してしまったので、施術日に間に合うか怪しい。

間に合えばそれを使うということにした。

買ったサイトからの発送連絡を受けて、荷物追跡を何度もして、間に合うのか間に合わないのか、やきもきしていた。発送されてから丸一日以上経って、ようやく最寄りの配送センターに着いているのがわかった。配達予定は予約した当日。ポスト投函されるはずなので、それを家に取りに行ってから病院に行き、待ってる間にピアスを取り出すことにした。すべて上手く行ってくれればいいが。

当日の夕方、また荷物追跡を検索すると、配達済みの表示が出た。よし、家には届いている。

あとは、ピアスを取り出して、時間通りに病院に行けばいい。

いつも通り、定時に仕事を上がり、一旦家に行き、ポストを確認すると、ちゃんと投函されていた。急いで封を開けて、ピアッサーを取り出し、空打ちしてみると簡単にピアスが取り出せた。ゲージのサイズを勘違いしていたようで、思っていたよりも細いけれど、望んだ長さだったので、それを持って病院へ向かった。施術してくれる病院は、家から来るまで15分ぐらいの距離ではあるけれど、普段動き回っている地域ではないので、場所が全然わからない。ナビを入れて、その通りに進むけれど、知らない道を運転するのは少し怖かった。

それでも、時間通りに病院に到着することが出来た。

その整形外科は、思っていたよりも大きく、まだ患者さんも数人いた。

受付で予約を確認すると、まだ診察中なので、待つように言われた。

先に受付にピアスを預け、お手洗いで鏡を見ながら開けてもらいたい所にマークを付けて、会計を済ませてから、数分待合室で待つと、施術室に呼ばれた。

看護師さんに諸注意を受けると、すぐに先生が来てくれた。

今までピアッサーで開けてもらうときは、座った状態で施術してもらったので、今回もそのつもりでいたら、簡易ベッドに横にならされた。

さらにすぐに耳朶に麻酔を打たれたので、開けられた感覚は全くなかった。

何かされてるなと思っているなと思っている間に、ピアスを嵌められていた。

反対側も同じように麻酔をされて、あっという間に終わってしまった。

最後に鏡で確認すると、正面からは、少し見えにくいぐらいだった。

2つ目の穴としては悪くないと思う。このまま1か月、穴が安定するまで我慢して、今まで持て余していた小さいピアスを色々つけて楽しもうと思う。

 

 

 

好きなもののお呪い。

流行りに乗るのが毎回遅い。

前々から気になってはいたけれど、原作をほとんど読んでないし、アニメも観てないから、理解できないかなと思っていたけれど、観た人が、原作知らなくても大丈夫ってコメントしてたので、思い切って観て来ました。

『呪術廻戦0』

原作ほとんど読んでないって言ったけど、ネットの漫画サイトで、無料になってた分だけ読んだから、予備知識ゼロってわけではない。

そもそも劇場版は、アニメ版の前日譚だから、もろアニメの続きであった『鬼滅の刃』とは、作品としての立ち位置が全然違う。

なんとなく、世界観や設定は知っている程度の私が観てきた感想です。

以下、ネタバレ

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イベントとは、それに合うものを食べることなのかも。

年が明けて、誕生日も過ぎて、年月が過ぎ去るのをじっと耐えるような日々を送っている気がする。

この先、なにもせずに、相変わらずの日々を過ごして、変わらずに歳だけを取ってすごすのかと思うと、ぞっとしない。

毎度変わらずに、同じようなことばかりを書き綴っているけれど、同じようなことしかしていないのだから、仕方ない。

身体に表れるのは成長ではなく老化だし、この先に待っているのは、漠然とした不安というよりは、はっきりと見える病や老いに対する恐怖だ。

嘆いていても、歳は取るし、何もしなくても日々は過ぎる。

何もない日々に、何もなかったね、と言いつつも、何もかも忘れたりしないように、相変わらずの出来事を今年も綴っていこうと思いますので、どうぞ、宜しくお願い致します。

というわけで、さっそくの備忘録。

クリスマスは、今年もケーキとチキンを予約し、夫がさらにおかずを買ってきてくれた。例年と違うのは、私が散々文句を言ったからか、いつもさらにチキンを買ってくるのに、買わずにいてくれたこと。その代わりにローストビーフを3パック買ってきたのはどうかと思うけれど、美味しかったから良しとする。クリスマスが、ただご馳走を用意して食べるだけなのに、少し飽きてきたので、来年は何かしら飾りでも用意して、気分を盛り上げたいところです。

年末は、珍しく夫が休日出勤がなく、予定通り休みだったので、一緒に家の大掃除をしてくれた。ただ、仕事で疲れ切っていたので、風呂場の掃除まで到達できなかったのが、残念だけれど、そのうちやってもらおう。

31日から2年ぶりに夫の実家に帰った。アラフォー夫婦が、アラ喜寿の義母にくっついてスーパーウロウロしてるの、わりと怖いよな。こういう時、子供がいればなと思ってしまう。

とは言え、相変わらずご馳走になるばかりで、色々と用意してもらったものを食べて、ゴロゴロするだけ。おせち料理も用意してもらったので、食べきれなかった分は自分の家に持ち帰って食べた。義母が用意してくれるおせち料理はつまみとして、とても美味しい。

夫の実家には1泊だけして、元日には義父の地元に行き、墓参りと初詣をした。

墓参りをしたときに、義母から火のついた線香を手渡されて、うまく受け取れずに灰が少し手についてしまい、元旦早々火傷した。

お昼に義母お手製の豪華なエビフライを食べ、腹くちくなってから、自宅へ戻った。

2日には、またアウトレットへ買い物に行き、読みを外して渋滞に巻き込まれ、高速道路上で夫と運転を交代する夢を見た。

アウトレットでは、また夫が眼鏡を買うと言うので自分も便乗したら、目が悪すぎて、レンズが取り寄せになり、送料がかかって、お得分が消えてしまった。

他に運動用の服やらを買い、靴を二人合わせて5足ぐらい買った。二人の足は合わせても2足だよ。

3日と4日は、特に遠出はせずにゴロゴロ過ごした。5日から仕事が始まったけれど、とくに年賀式やら年頭挨拶もなく、事務所の方々にご挨拶するだけで、早々に通常業務が始まった。

10日に夫と一緒に家電屋に行き、洗濯機を買うことにした。

結婚した時に、私の父が買ってくれたドラム式の洗濯乾燥機の乾燥が機能しなくなったのだ。引っ越してきてから、エラーが出るようになり、それでも2年ぐらい、だましだまし使ってきたのだけれど、寒くなってから、全然使えなくなってしまった。

今の住居には浴室乾燥があるので、それで乾かすこともできるのだけれど、やはり乾燥機能は使える状態でありたい。

本当は食洗機を買うつもりだったボーナスとかき集めた金券と地域振興券を、すべて新しい洗濯機にぶち込んだ。

検討していた今まで使っていた洗濯機の後継は、むしろ機能が減って、より安く簡素化されてしまっていたので、予算を大幅にオーバーして最新機器を買うことにして、翌週の週末に納品してもらった。

洗剤の自動投入ができるのは嬉しい。予算はオーバーしたけれど、便利で新しい物を買えたのは嬉しかった。

主に使うのは自分なので、自分への誕生日プレゼントだと思うことにしよう。

誕生日当日は、朝から雪が積もっていて、とても自分で運転できそうになかったので、出社するのを諦め、休むことにした。昼前にはすべて溶けて消えたので、午後から出社しても良かったのだけれど、せっかくなので、誕生日休暇取ったつもりで、食べたいものやケーキを買い、好きなものを好きなだけ食べて過ごした。

正直、歳を取ることはそれほど嬉しくないけれど、加齢を嘆くようにはなりたくない。

お祝いを言ってもらえることは喜びたい。

歳をとるのも悪くないと言えるようになりたい。

誕生日の2日後には、夫の趣味に付き合って、幕張メッセまで出かけた。

昨年は開催できなかったので、2年ぶりになる。

一昨年は行きだけ飛行機を使ったけれど、今年は行きも帰りも飛行機になった。

夫が早割やらマイルやらを使って安く航空券を予約していた。

私は言われるがまま、イベントのチケットを買い、空港の駐車場を予約した。

当日は、朝から車で空港に行き、何も待たされることなく、搭乗口まで行けた。

一昨年前は、まだ海外渡航を普通にしていたので、海外旅行者の国内移動で混雑していたけれど、今年は、保安検査場も全然混雑していなかった。

久しぶりの飛行機で、高所恐怖症気味な私は離陸の時がとても怖いのだけれど、短い国内移動で、高度がそれほど上がらないので、地上の景色が良く見えて、ちょっと怖かった。それでも、富士山がとても綺麗に見れたので、飛行機ならではの景色を楽しめた。

あっという間に羽田に到着し、そこからはバスで移動し、幕張メッセへ。

今年は当日券はなく、チケットはネット販売だけだったけれど、多くの人が来場していた。いくつかある会場は通路でつなげずにいたり、いたるところに消毒液が置いてあったり、ソーシャルディスタンスを促す掲示をもった人が歩いていたり、色々と対策が講じられていたけれど、会場内で不自然に空いたスペースがあったり、例年よりもスペースを広くとっていたり、泣く泣く出店を諦めた企業も多かったのだと思う。

それでも、相変わらず露出高めのコンパニオンさんの周りにカメラを構えた人が鈴生りになっていたり、新しい車に人が集まっていたりと、例年通りの賑わいがあった。

結局、4時間半ほどの滞在で、できるだけ夫が見たいものを見られるように一生懸命に歩いた。毎年、私が自分の興味があるものを撮っているうちに夫が違うブースに行き、LINEで現在地を確認する事態が起きるのだが、今回は、それほど興味を惹かれるものがなく、常に夫が視界に入るようにしていたので、はぐれることもなかった。

余談だけれど、いつも夫が見ているせいで、GTに多少詳しくなってしまい、夫が会場内でGTのドライバーの方を見かけたと言った時に、テンションが上がった。私が目視で来た時には後ろ姿だったけれど、追いかけて顔を見ればよかったと後悔している。

帰りの飛行機の時間が決まっているうえに、手続きのために余裕をもって空港に着く必要があるため、いつもよりも滞在時間が短く、早めに会場を後にした。

またバスで空港に行き、搭乗までかなり余裕をもって到着することが出来た。

空港内で、夕飯やらお菓子やらを色々と買いこんでしまった。自分も、空港内にある、ようじ屋で、ハンドクリームを買った。次にいつ行けるかわからないので、大き目のものを買ったけれど、よくよく考えたら、今住んでいる場所の方が京都に近いわ。

帰りの飛行機でも、離陸の時は怖かった。窓の外は夜景で煌めいていた。地元に近くなると、光りがまばらになるのが、なんとも切ない気持ちになった。

あっという間に地元の空港に到着し、自宅へと帰った。

半日で、千葉まで行って帰ってくるのは、弾丸にもほどがある。

来年も付き合わされるなら、もう少し余裕をもって旅行として出かけたい。

クリスマス辺りから誕生日が過ぎるころまで、何も我慢せずに食べたいものを食べ、お歳暮で頂いたビールを飲み続けていたら、めちゃくちゃ太った。

ビールはそろそろ飲み干しそうなので、これ以上買わないようにするけれど、昨年契約したKIRINのビールサーバー用のビールが野菜室を占領しているので、どうにかしないと。

来月は結婚記念日、再来月は夫の誕生日と、食べる予定がまだまだある。

アラフォーだからこそ、ルッキズムに囚われているのかもしれないけれど、時代に取り残されずに、解放されていきたい。

とは言え、くすみもシミもたるみもほうれい線もそのままでいいとは思えず、どんどん美容費は嵩み、出勤用のメイクの手順が増えていく。すっぴんで出勤できていた頃が懐かしい。

ハイヒールで運転は出来ないし、内販母子がひどくなるから、靴もヒールのあるものは止めたらいいのに、たった数十分のためにヒールの靴を履いている。

好きなものは好きなままで、なりたい自分になればいいし、したいことをするだけ。

比べるべくもなく、私は私だと知っているのに、他の人に何か言われると簡単に心がぐらつく。それも、私。

思うことを書き続けると、妬み嫉みに被害妄想の同族嫌悪ばかりの罵詈雑言になりそうで、自分の成長のなさを確認するのが嫌になるから、書かないことが増えてきたけれど、たまには、吐き出すように書くこともしようかな。

なんのためにとかじゃなく、そういうことをしたいだけ。

そんな感じで今年もよろしくです。

東京が旅先になってしまった。

関東から中部地方に引っ越してきて、はや2年。

気軽に関東に遊びに行こうと思っていたのに、COVIDに阻まれ続けていましたが、ワクチン接種も済ませ、ようやく、感染縮小の気配を見せ始めてきたので、久しぶりに東京に行ってきました。関東に住んでいた時は、東京はすぐに行ける遊び場で、こっちの方が旅先だったのに、いつの間にか逆転してた。

というわけで、またダラダラ旅の備忘録です。

いつも観に行っていた友達のレビュー公演のお知らせをもらったのは、10月の始めのこと。今ほど、感染者は少なくなかったけれど、日程が1か月以上先ということもあり、その頃には少しは、色々マシになっているだろうという期待も込めて、夫に行くことを相談しました。即、却下されるかと思いきや、まぁ、大丈夫じゃない?ということで、友人にチケットをお願いすると、11月が近づいてきた辺りで、夫が自分も行こうかな、と言い出しました。

時期的に繫忙期であり、ストレスの塊のような状態で、もう、いつバーンするか分からないな、と思っていたところだったので、じゃぁ、旅行をしようということになりました。

とは言え、やはり繫忙期であるので、土日両方休むのは難しく、それでも、調整して、土曜の午後からの休みをもぎ取ったと確定したのは、水曜のことでした。

少し前から、どこに行くか、何をするかを話していましたが、如何せん時間がないので、諸々諦め、特に予定らしい予定は立てず、予約が必要なものだけ予約しました。

私の方は、当然のように土日とも休みなので、土曜の朝から出かけ、夕方に公演を見て、夜に夫と落ち合うつもりで、昼間に何をするのか、数週間前から考えていました。

けれど、何を、というと色々決めづらく、結局、こちらでは食べられないものを食べることにしました。

当日は、仕事に行く夫を見送り、準備をするには早すぎたので、二度寝してから、やっと準備をし始め、後で夫が車に乗せて持ってきてくれるスーツケースに荷物を詰め、わりと身軽に家を出ました。

家から最寄りの駅まで歩くのは億劫だけれど、タクシーに乗るのもばからしい距離なので、循環バスを利用して駅に行きました。遅れることも想定して、新幹線のチケットを買っていたのですが、思っていたよりもだいぶ早く着いたので、先に、新幹線で食べようと思っていた朝食を、店内で食べることにしました。

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ローストビーフサンド

ドトールの冬の期間限定のミラノサンド。毎年、食べるのを楽しみにしていたのですが、家の近くに店舗がないので、絶対食べたいと思っていました。

これを食べている時点で、新幹線の乗車時間まで、1時間あったので、余裕をこいていましたが、次に食べたいものをゲットするのに、予想以上の時間がかかりました。

予定通りテイクアウトして、列に並べばよかったと今なら思います。

とりあえず、腹が満たされた状態で、列にならぶこと、30分。乗車時間、20分前のギリギリで、食べたかったものを買うことが出来ました。

しかし、まだ終わりじゃありません、友達への土産が必要です。すぐ隣のお土産屋で、あまり迷うことなく、土産を選んで買い、新幹線の改札を通りました。

さらに、改札内のスタバで最も早く提供される飲み物を購入し、5分前に、乗車位置に到着することが出来ました。色々ギリギリすぎる。

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ぴよりん

これを買うのに、30分以上費やすのは、想定外でした。ぴよりんチャレンジって、そういう意味だったのかよ・・・。

10時に販売開始だということも知らず、1時間前にお店の前に並んでいる人がいるのを見かけて、不思議に思っていたのですが、15分前にお店に行ったら、結構な行列になっていて、結局、販売開始から買うまでに20分以上かかりました。一度は食べたいと思っていたので、買えてよかった。ドトールの限定サンドが発売されているのを知らなかった時点では、カフェでモーニングを食べようと思っていたのですが、カフェでも同じく10時販売だったので、結果的に変えて正解でした。

新幹線の座席に着くと同時に箱を開くと、振動でぴよりんが常にフルフルしてたのが、可愛かったです。動画撮ればよかった。ちなみに、新幹線で食べるつもりで、家から使い捨てのスプーンとフォークを持参し、スプーンで食べました。ババロアがふんわりで、中のプリンがしっかりしてて美味しかった。ピンクの方がイチゴ味で、酸味があって、好みの味でした。

さらに、新幹線の中で食べたかったものをもう一つ。

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スゴイカタイアイス

東海道新幹線に乗ったなら、これを食べておきたい。マジで固いので、少し時間を置いた後、スタバのコーヒーをかけて、アフォガード風にして食べすすめました。

まだ固い状態でコーヒーをかけると、コーヒーも凍るので、コーヒー味のアイスも楽しめました。

スマホで動画をみながら、おやつを食べまくっていると、あっという間に新横浜に到着。久々の車窓から見えるビル群に、なんだか興奮しました。さらに進むと、武蔵小杉のタワマンが見えてきて、なんか、帰ってきたなとう気分になりました。

さて、お昼に食べたいものがあるので、東京駅までは行かず、品川で下車。

品川でも買いたいものがあるので、一旦、改札を出て、アトレに行きました。

先日、名古屋でオープンしたショッピングモールの中にあったパン屋さんのパンが美味しかったので、品川の店舗でも買っておきました。これは、翌日の朝に、朝食に困った時用です。

今度こそ、在来線に乗り換え、大井町へ移動。一駅分だけ移動して食べたかったのは、

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ピリ辛ねぎ蕎麦卵入り

『しぶそば』のピリ辛ねぎの蕎麦。駅蕎麦とは思えないクオリティで大好き。

本当はビールも飲みたかったけど、昼間なので自粛した。

ささっと蕎麦を食べて、次へ移動。次の目的地は、神田ですが、その前に、引っ越した後に開業した、高輪ゲートシティ駅に行きました。改札は出ずに、中をウロウロしただけですが、ホームから天井まで吹き抜けになっていて、解放感がある造りでした。

改札階からは、車両の待機場所が良く見える鉄オタスポットになっていて、子供たちが窓に張り付いていました。

ついでにお手洗いをお借りすると、鏡前いっぱいに女子高生が張り付ていて、ちょっとビビった。土曜だったから、学校の後にお化粧して、遊びに行くんだろうね。

山手線に乗り換えて、神田まで移動。乗り換え検索したときに、最終目的地への乗り換えで出てきただけなんだけど、せっかくなので、寄り道。

神田駅から、淡路町へ歩き、食べてみたかったものを購入。本当はイートインしたかったけど、今は閉めてるみたい。

でも、ちょうどよく、向かいのビルにフリーの机と椅子が備わったイートスペースがあったので、お借りしました。

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ケーキ

近江屋洋菓子店のケーキを前から食べてみたかったんだ。

定番のショートケーキと季節もののシャインマスカットのタルトを選びました。

買った後に、近くのスタバでコーヒーも買ったので、本日2度目のおやつタイムです。

ここでも、家から持ってきた使い捨てフォークが大活躍してくれました。

ショートケーキは素朴な味で、スポンジがしっかりしてました。

タルトのシャインマスカットは、あんまり香りも甘さも感じなかったのですが、タルト台がアーモンドの風味がして、すごく美味しかったので、焼き菓子も買えばよかった。

とりあえず、これで一人で食べようと思っていたものは、食べ尽くしました。

メインイベントの時間には、まだ全然余裕があるので、イートスペースでしばらく休憩させてもらいました。

この時点で、家を出てから7時間ぐらい経っているんですけど、そのうちの半分ぐらい立って過ごしていたんですよね。普段の倍以上、歩いて移動してるんですよね。

久々の東京だし、オシャレもしたくて、気に入ってるハイヒールのオックスフォードシューズを履いてたんですよね。足が痛いんです。所謂ヒールダコが出来る指の付け根が超痛い。ずっと我慢してたけど、やっぱり痛い。

しばらく座って休憩してから、メインイベント会場近くまで行き、まだ時間があるので、周辺をウロウロしてたら、ドラッグストアがあったので、ジェル状の中敷き買いました。この後も歩く予定があるので、買って良かったです。

さらに周辺をウロウロし、なんか可愛いお菓子屋さんがあったので、友達への手土産を追加で購入しました。用意していたお土産の紙袋に私物も入れてしまっていたので、綺麗な袋が欲しかったんだ。ちょうどいい感じの詰め合わせがあって良かった。

会場にはまだ入れなかったのですが、待合スペースがあったので、そこでまた座って休憩できました。靴に中敷きも入れられたので、まだ歩けます。

一方、夫からは、会場の最寄り駅に着いた頃に、今から出るという連絡があったのですが、開場して、席に座ってスマホを確認すると、新東名高速道路が事故で一部通行止めになっているという連絡がきていました。幸い、新東名に入る前に通行止めの情報を得ていたので、東名高速に迂回することが出来たようですが、後から聞いた話だと、東名もいくつかの区間で大規模工事をしていて、車線減少をしていたりと、通常よりも混雑していたそうです。

夫が渋滞につかまっている間に、私は2年ぶりのレビューショーを大いに楽しませてもらいました。

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クリスタル15周年記念公演

クリスタルの本公演も約2年半ぶりだそうです。その間、配信でライブをやったり、CDを出したりと、いつも新しい道を探して、進み続けるクリスタルは、本当に凄いと思う。クリスタルの本公演だから、絶対に観たいと思って、夫に我儘を言いました。

そして、やっぱり行って良かった。

チラシを見た時から思っていましたが、出演者がだいぶ多い。男役が10人もいるクリスタルを観るのは、多分、初めてじゃないかな。

一部は、クリスタル初めてのミュージカル。今の状況を踏襲した内容だけれど、クリスタルらしい明るさと華やかさで、楽しく観れました。アマビエのシーンで、後ろに金のリボンが垂らされた時は、小林幸子の再来かと思った。

二部はレビューショー。オープニングから、いつもより人数が多いから出来るようなふりつけもあり、より華やかで圧倒された。レビュー観れた感動で、涙が溢れてきた。

曲目的に、なんだかセクシーで、アダルトな雰囲気の景が多かった気がする。

特に、男役だけの景は迫力があって、煌びやかで、セクシーで、キレのあるダンスが素晴らしく素敵だった。

私の友達も男役として、一層、色気が増していて、デュエットでのリフトも危なげなくこなしていて、頼もしさも増していて、絶えず努力しているのが、本当に尊敬できる。

大人っぽくセクシーな振り付けでも、決して過剰にならず、下品にならないのが、彼女の強みだと思う。

いつも通りの楽しいエンディングを終え、あっという間に終わってしまった。

もっと夢の世界に浸っていたかった。

終演後に演者である友人に直接会うことが出来た。友人とも引っ越し前に会ったきりだったので、2年ぶりになる。舞台が素敵で、友人と会えて、嬉しくてまた涙ぐんでしまった。興奮と久しぶりに会えた緊張で、上手に感想を言えなくて申し訳なかったけれど、このご時世で、長く話すのもはばかられ、2年ぶりにしては、短すぎる挨拶をして、会場を後にした。来年こそ、素顔の彼女と会いたいと思う。

さて、メインイベントは終わってしまったので、夫がどこにいるのか、スマホを確認したが、特に連絡は来ていなかった。運転中にメッセージをやり取りするのも、難しいだろうと電話をかけると、まだ静岡にいると言われた。予定よりも1時間以上は遅れている。

そもそも、出てくる時間が言っていたよりも1時間近く遅かった。まぁ、責めても仕方ないし、特に動かせない用事もないので、とりあえず、予定どおり、待ち合わせ場所である渋谷に向かった。

2年前に引っ越す直前にも渋谷に行った。スクランブル交差点の側の植え込みに座って、しばらく人混みを二人で見つめた。こんな雑踏をみるのが、普通じゃなくなるんだと思い、それはすぐに現実になった。

今回は、公演があった場所から地下鉄で渋谷に移動し、目的地である渋谷スクランブルスクエアは、駅直結だったので、地上に出ることなく、着いてしまった。当然、スクランブル交差点を眺めることもなかった。

自分が引っ越した後に開業した、渋谷スクランブルスクエアでは、夕飯を食べることと屋上展望台に行くのが目的だった。

屋上の渋谷スカイに入るにはチケットが必要で、時間で入場時間が区切られているので、事前にネットで着けそうな時間のチケットを買っていたのだが、私が渋谷に着いた時点で、入場時間は過ぎていた。使用前のチケットは、窓口に行けば、他の入場時間に振り替えてくれるという情報を得ていたので、窓口で聞くと、特にチケットの変更は必要なかった。買っていた時間より前だったり、日付が変わるときには変更が必要らしい。とりあえず、渋谷スカイに入る準備は出来たので、後は夫を待つだけ。

何度か連絡を取り、夫が神奈川に着いたことは確認できた。

夕飯は、同じく渋谷スクランブルスクエア内の、『つるとんたん』で食べようと思っていたので、レストラン階の店の前に行くと、行列ができていた。まぁ、予想通り。

ただ、どれぐらいかかるのかは、よくわからなかった。店員さんも忙しそうで、声をかけられず、とりあえず、並んで、夫が来るまで時間を潰すことにした。

最初に、夫が自分も東京に行きたいと言った時は、行きたい店があるからという理由もあった。動画サイトで好きな芸能人が紹介していた店で、食べてみたいからと言っていたのだが、月曜に連絡したら、すでに予約で満席だと言われてしまったので、予定を変更しての、『つるとんたん』だった。

予想に反して、列はどんどん進んでいく。足は痛いけれど、途中で入れた中敷きが少しだけ痛みを和らげてくれている。私の前に並んでいた女の子も、履いていたショートブーツが足に合わないのか、日中に歩き疲れたのか、並んでいる間に、少しずつ足を外していき、とうとう、全部脱いで靴下になっていた。気持ちは分かる。私もやりたかった。列が半分ほど進んだあたりで、夫から渋谷に着いたとスクランブル交差点の画像付きで連絡があった。あとは、車を駐車し、店に来るだけだ。最悪、間に合わなくても、先に入ってるか、後ろに譲るかしようと思っていたので、それほど焦りはなかった。

前に、あと3組というところで、夫から渋谷スクランブルスクエアの入口の画像が送られてきた。ゴールはすぐそこだ。しかし、なかなかエレベーターが来ないという。

次に呼ばれる、とあたりを見回すと、夫が店の側のエレベーターから歩いてくるのが見えた。夫が到着するのと、順番が来るのが、ほぼ同時だった。

すぐに着席して、食べるものを選んだ。この時、時間は20時50分。渋谷スカイの最終入場時間は、21時20分だ。間に合うかどうか、実に微妙だった。まぁ、間に合わなくても明日の朝に来ればいいのだ。注文した品は、それほど待たずに運ばれてきた。

つるとんたん』のおうどんを初めて食べる夫は、その美味しさに、驚いていた。

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牛すじカレーのおうどん

 

一人で30分以上並んだ甲斐があった。これで、文句言われてたら、さすがに浮かばれないわ。私たちは、食べてる間に、それほど会話せず、食べるのが早いので、21時15分には食べ終わった。間に合うかもしれない。入ろうとする人の列ができていれば、数分遅れても、入れるかもしれない。幸い、席は入口のすぐ近くで、会計の列はなく、すぐに店を出られた。すぐにエスカレーターで1階分あがり、渋谷スカイの入口に行くと、まだ入場手続きをしている人がいた。そのまま後ろに並び、入ることが出来た。

最初に夫が希望していたお店に予約が出来ていたら、そもそも予約の時間には間に合わなかっただろうし、食事を優先していたら、渋谷スカイには来れなかっただろう。

つるとんたんを選んだのは、私が美味しいと知っていたからだけれど、お店の場所が、エレベーターともエスカレーターとも近く、渋谷スカイの一つ下の階に位置していることまでは、意識していなかった。

全てが嚙み合って、希望していた夕飯を食べることが出来、渋谷スカイにも来られた。

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夜景

この景色は夜じゃないと見られないので、夜に来られて良かった。

閉館の22時まで、スマホで写真を撮ったり、ヘリポートの人工芝に寝転がってみたりして、過ごした。空は良く晴れていて、月が輝いている。

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月とレーザー

今住んでいる所には、夜景が見えるような展望台は無い。都市部に行けば、いくつかあるけれど、まだ行ったことは無い。行ってみたいとは思っているけれど、こんな夜景じゃないだろうなとも思っている。自分が思っていたより、都会へのあこがれのようなものは、強く持っているようだ。

閉館時間になったので、宿泊先のホテルがある新宿へと車で移動した。途中、センター街などを通り、夜遅い時間なのに、人が沢山いることが、なんだか新鮮だった。

歩き疲れて、足は限界だったので、風呂に入り、しっかりマッサージをした。

足の裏を確認すると、少し靴擦れが出来てるぐらいで、思っていたような、大きな水膨れなどはなかった。主な痛みの原因は筋肉痛だったらしい。

最初は、ホテルなんて取らなくても、どこかで夜を過ごせばいいと思っていたけれど、中年の体には、ちゃんとしたベッドが必要なんだと思いつつ眠りについた。

翌朝、朝ごはんを調達するのに、新宿駅まで行きたいが、歩くには遠く、車をわざわざ地下駐車場から出し入れするのも面倒なので、タクシーを利用した。東京の初乗り運賃が安くなっているのを、この時、初めて見た。目的地のバスタ新宿は、初乗り運賃を少し超えるぐらいの値段で、ホテルで待機してるタクシーからすれば、予想通りの行き先なのか、特に態度を悪くされることもなく、タクシー降り場につけてもらった。

休日、まだ駅ビルなどのショップが開いていないからか、人通りはまばらで、新宿にしては、とても空いていた。

目的地のパン屋を求めて、むだにバスタ新宿を1周してしまったけれど、そのおかげで目当てにしていなかったけれど、夫の興味を引くパン屋とコーヒー屋を見つけることが出来た。目当てのパン屋である、SAWAMURAでパンを買い、ジョエルロブションのパン屋でも、パンを買い、隣のブルーボトルコーヒーでコーヒーを買って、再びタクシーでホテルへ戻った。

忘れていたわけではないが、私は前日に、品川でもパンを買っている。この時、パンだけで10個以上所有していた。パン長者。

とりあえず、買ってきたものを数個食べ、チェックアウトの時間までのんびり過ごし、昼前にホテルを後にした。

今度は、自分たちの車で、新宿を移動し、夫が食べたがっていたラーメン屋へ。

いつも渋谷の店舗に行くのだけれど、新宿で一番古い店舗に行った。

パンを食べたばかりだけれど、妙にお腹が空いて、普通に1杯食べてしまった。

腹ごなしに、道中見かけた花園神社の酉の市を覗いてみた。何度かテレビで観たことはあるけれど、実際に観るのは初めてで、とても興味深かった。色んな意匠を凝らした熊手が大小飾られて、あちこちで、拍子木と手拍子が鳴っていて、なんだか景気がいい。

うちは、商売人とは言えないので、熊手は買わなかったけれど、観るだけでも面白かった。

渋谷を後にし、今度は原宿へ。駐車場があるか心配だったけれど、ちょうど、東急スクエアの駐車場の入口を見つけられたので、そこに止めることにした。

都会の駐車場らしく、なんだか面倒そうだったけれど、とりあえず、止めることが出来たので、夫が好きなショップを観に行った。夫が学生の頃からずっと好きな店で、地元の都市部にも店舗があったのだが、数年前に無くなってしまったらしい、また店舗ごとに限定品が置いてあったりするので、原宿の店舗に来たかったそうだ。

ちょうどよく、夫が欲しいと思っていたものが、置いてあり、試着もさせてもらえ、買うことが出来た。あっさりと目的を達成できたので、特に長居することなく、さっさと原宿を後にした。表参道から青山通りは、友達と遊んだ時に、何度かウロウロした。思い出深いというわけではないけれど、知っている道だなと思う。

三軒茶屋あたりから首都高に乗って、川崎方面へ向かうと、もう、帰り道だなと思う。

ただ、降りるのは、横浜じゃなくて、名古屋だと思うと、ちょっと遠すぎる。

新東名に入ると、帰省する時の道だなと思う。空いているというほどではないけれど、ひどい渋滞もなく、夫が休憩なしで3時間以上運転してくれて、地元に帰ってきた。

何もないなと思うけれど、今は、ここが住まいなのだから仕方ない。

今すぐに関東に戻りたい、というほどの衝動はないけれど、またちょくちょく遊びに行きたいと思った、東京弾丸食べ歩き旅でした。

新しくて、初めてで、久しぶり。

最後にライブに行ったのが、2019年の9月なので、丸2年ぶりにライブへ行ってきました。

本当は、2020年にもライブに行く予定があったのですが、コロナ禍で中止になってしまいました。

まだ、コロナ禍真っ只中ではありますが、色んな事が分かって、色んなことが変わって、新様式でのライブ開催。

チケットを申し込んだ時は、もう少し治まってるか、何か状況変わったりしてるかと期待していたんですが、そんなことはなく。せめて、緊急事態宣言が終了してただけでも、御の字というところでしょうか。

とにかく、2年ぶりにCreepyNutsのライブに行けたわけです。ちなみに最後に行ったのもCreepyNutsでした。

本当は、日本武道館も、前回のツアーも行きたかったのですが、まだ行きたいと言い出せる雰囲気ではなく。今回が幸運だったと思います。

私としては、引っ越してきて初めての地方ライブ参戦で、初めての会場だし、土地勘もないし、どれぐらい物販に並ぶ人がいるのかとかも分からない状況で、戸惑いというか、不安も大きかったんですが、概ね予定通りに行けました。

まず、会場がホールというのも、CreepyNutsのライブを観るのに初めてで、HIP HOPをホールで?という気持ちもあったんですが、大きい会場を埋められるようになったという喜びと、このご時世にオールスタンディングで他人とゼロ距離はアカンよな、というところで納得しました。会場になってた場所は、ホール以外に会議室やら色々入ってる複合施設で、その中にライブTシャツ着た状態で行くのはどうかと思ったんですが、同じ方向に行く人が、ほぼ同じ格好だったので、何も気にせずにいられました。

そう、今回はグッズを事前に通販することができたので、予め買っておいたTシャツを家から着た状態で、行くことができました。デザイン的にも着てて恥ずかしくないので、助かります。会場でしか買えないガチャだけ回しに早めに会場へ行き、予定通りにガチャを回したんですが、コンプリートとかは狙わず、2回で止めときました。

その時点で、開場まで2時間近くあって、当初はどこかのカフェでも行って時間を潰そうかと思っていたのですが、同じような恰好をした人達が、普通にロビーの椅子やソファに座って開場を待っているようだったので、それに倣ってそのまま2時間過ごしました。

今まで、何回か関東のライブに行き、開場よりもずっと前に物販目当てに行って、時間を潰すのに苦労したことはありますが、だいたいロビーに入ることもできず、とりあえず会場を離れたどこかに行くことがほとんどだったので、その場にいられるのは、新鮮でした。地方あるあるなのか、この会場に限ったことなのかわからないけど。

とりあえず無為に時間を過ごし、開場30分前ぐらいから入場列ができ始めたので、よくわからないまま列に並び、入場しました。入場すると、チケットをもぎられる前に検温され、中に入るとすぐに消毒エリアがあり、出演CMの試供品をもらい、何故か日本武道館ライブのポストカードをもらいました。なんでくれたんだろう。嬉しいけど。

一般購入したチケットで、1階席後方の席でした。ギリギリ肉眼で見える距離。自分は壊滅的に目が悪いので、視力1.0以上の人なら余裕で見えるぐらいでした。

予定の10分押しぐらいで、いよいよ開演、そこからの2時間弱は、本当にあっという間でした。とにかく楽しかった。やっと見れた!という感慨もあるし、CDで聞いた曲を生で聞けた喜びもあるし、会場の皆さんと一体になって盛り上がれた高揚感で最高潮でした。ホールで、どれぐらい盛り上がれるのか、ちょっと心配な気持ちもあったのですが、そんなのが杞憂だったことが、すぐに分かるほど、最初から皆がハンズアップしてて、嬉しかったです。

ライブに行くようになって、何度か思ったのは、ライブはアーティストのパフォーマンスを一方的に見るものではないということです。

観客席からも、アーティストを盛り上げてこそのライブであり、アーティストにも、ライブしてよかったなと思って欲しいとすら、思うようになりました。

だから、正直、声をあげられないライブなんて、という気持ちもありました。声を上げずに楽しめるのか、盛り上がれるのか、と思っていたのですが、リアクションとしての拍手、曲に合わせた手拍子、ハンズアップ、ゴンフィンガー、気持ちを伝える方法がたくさんあることを知れたし、アーティスト側からも、伝わってると言ってもらえて、本当に嬉しかった。観客が同じ気持ちで一緒に盛り上がって、楽しめたのが、本当に良かったです。もちろん、本音を言えば、声を上げたかったし、一緒に歌いたかったので、早くそういうライブが出来るようには、なって欲しいです。

セトリもすごく考えられていて、今回のアルバムの曲だけじゃなくて、テッパンで盛り上がれる曲や、曲との繋がりを重視した曲など、アーティストとしての歩みが見えるような、素敵なセトリでした。

合間のMCも、いつもの軽口から、地方公演らしい地域ネタもあって、ちょっと新鮮でした。曲ふりのMCは多分、流れだけ決めてるのか、なんかR-指定本人も、どう言おうか考えてる感じが、よりライブ感があって良かったし、なんかアーティストとしての貫禄出てるなって、なんか上から目線で思ってしまいました。

時間の関係か、コロナ禍だからか、アンコールが無かったのが至極残念ではありましたが、本当に最高のライブだったので、また次もぜひ参加したいです。

チケット当たればだな。

さらに注入されたことの彼是。

ワクチン接種の2回目を受けてきたので、備忘録。

4週間前に、思った以上にサクサクと接種を済ませ、諸々の準備も必要なかったような気がするほど、副反応は出ず。多少の腕の痛みと、1週間ほどのだるさというかやる気のなさだけを感じていた。

4週間なんて、働いているとあっという間に過ぎてしまう。

8月末ごろに、ああ、ワクチン接種をするから、あれもこれもしておかなくては、と思いつつ、1回目があっさりと済んだせいか、不安も少なく備えも疎かにしていた。

それでも、当日は打った後のことを考えて、午前中のうちに家事を済ませ、余裕を持って、接種に臨んだ。

今回は予約の15分ほど前に病院に到着したが、特に待たされることなく、そのまま受付に通してもらい、以前同様、サクサクと接種に至った。

前回は、筋肉に針を刺される痛みが強かったけれど、今回はそれほどでもなく。

打った直後はほとんど痛みがなかった。

夕方になって、少し腕に痛みを感じてきたけれど、ほかに症状はなく、いつも通り過ごし、念のために体温計だけは枕元に準備して布団に入った。

もともと寝つきが悪い方だと思うが、ふと目を覚ますと、なんだか体がざわざわと悪寒がした。隣には夫が寝ているので電気をつけるのも悪いので、寝室を出て、体温を測ると平熱よりも少し高めというぐらい。

そういえば、1回目の接種の時も悪寒やリンパの腫れは感じながら発熱には至らなかったな、今回も悪寒だけか、と思いつつ、もう一度眠りについた。

その時に眠ったのかどうか定かではないけれど、また気づくと悪寒酷くなっていて、身体が熱くなっている。発熱してるだろうと自覚できるような症状だった。

もう一度、寝室を出て、熱を測ると37.7℃。しっかり発熱していた。今回は副反応出るパターンか、と思いながら、枕元に解熱剤を用意していなかったことを悔やみつつ、夫がワクチン接種した時に病院でもらってきた解熱剤を服用して、再び眠りについた。いや、つこうとしたけれど、どうにも体が熱く、節々が痛い。とにかく眠って熱を下げたいが、熱さと痛みの不快感で眠れない。ようやくウトウトしたと思うと、夫の目覚ましがなった。夫に熱があると訴え、体温計で熱を測ると38.1℃。上がってるじゃねーか、と思いつつ、とりあえず夜か明け方に薬は飲んだことを伝え、横になっていることにした。夫に何か欲しい物はあるかと言われたので、飲み物を持ってきて欲しいというと、ペットボトルの炭酸水とシェイカーに入れたアクエリアスを持ってきてくれた。

まだ体は動いたので、休日出勤する夫を見送り、冷蔵庫に入れっぱなしにしていたゼリー飲料を持って寝室に入り、次の薬が飲めるだろう時間になるのを待った。

悪寒はするけれど、身体は熱い。でも、汗は出ない。体に熱がこもる一方で節々が痛いので眠れない。眠ったと思っても2時間も経っていない。

ようやく起きてから3時間ほどたったところで怠い身体を起こし、ゼリー飲料を半分ほど飲んで空腹状態をごまかしてから、2回目の解熱剤を服用した。少しは楽になるだろうと思いながら、また横になる。眠れはしない。だるくてスマホもいじれない。本当に何もできない。トイレに行きたくて目を覚まし、重い身体をなんとか起き上がらせ、メゾネットタイプのアパートであることを恨めしく思いながら階段を降り、排泄すると内臓が腫れているのが分かって、また不快に感じる。

布団に戻って体温を測ると、38.1℃。ほとんど変わってねーじゃねーか、と思いながら、次に薬を飲める時間が来るのを待つしかない。

また4時間後に同じように服用し、目が覚める度に体温を測るもほとんど変わらず。

3回目の服用からまた4時間経った頃には、39.2℃になっていて頭痛もしてきた。

これは、ダメだ。脳が茹ってしまう。朝に夫に貼られた冷えピタはとうにぬるくなっており、昼に張り替えたものも、もうその役目を終えている。冷凍庫で食材と一緒に凍っていた保冷剤をタオルで包んで頭やおでこや首に当てていたけれど、表面が冷えるだけ。もっと強い薬を飲もう。夜中に薬を探していた時に、夫が風邪で高熱を出した時に処方された薬を見つけていたので、それを飲むことにした。

もう夕方だったので、空腹で飲むのは良くないと思い、またゼリー飲料を飲み、胃薬も一緒に服用した。

すぐには楽にならなかったけれど、そろそろ夫が帰宅するであろう時間だったので、そのままリビングで横になっていた。

しばらくすると夫から帰るコールがあり、夕食を買ってきてくれるという。

風邪ではないのは分かっていたけれど、風邪の時に食べたくなるものをリクエストして買ってきてくれた。

薬を服用してから1時間ほど過ぎると急に汗をかきはじめ、体温が下がるのを感じた。

それでも38.1℃だったけれど、39℃に比べると全然違う。

なんとか夕飯を食べ、また布団へ戻った。翌日は月曜なので、仕事は休むことになるだとうとは思っていたけれど、夫は出社するので、とりあえず起きないわけにはいかない。

この日の夜は、前日に比べると眠れたと思う。何度か目は覚めたけれど、体温は測らなかった。少し頭痛はあったけれど、眠れば治まる気がしていた。熱が下がっていれば、出社できるかもしれないとすら、思っていた。

翌朝、目が覚めると若干頭痛がする。薬を飲みたい。こんなにも連続で解熱剤を服用するのは初めてでちょっと怖い。

体温は、37.5℃。前日よりはだいぶマシだけれど、出社は出来ない。

とにかく頭痛をどうにかしたくて、前日に買ってきてもらっていたヨーグルトを食べてから、市販の解熱鎮痛剤を服用した。

夫の出社準備を手伝い、夫を見送り、会社に休む連絡を入れて、布団に戻ると前日よりもだいぶ身体が楽になっていた。しばらく横になって、前日には出来なかったスマホをいじるなどして過ごした。そういえば、前日は寝込んで全然カロリーを摂れていなかつたと思い、昼前にシュークリームを食べた。前日もゼリー飲料を飲んではいたけれど、夜に飲んだもの以外は低カロリーのものだったので、もう少しカロリーのあるものを準備しておいてもよかったかもしれない。もっと言うと、夜に発熱に気づいた時から、強めの薬を飲んでおけば、無駄に体力を消費しなくて済んだかもしれない。まぁ、後からなら何とでも言えることだけど。

昼食前に体温を測ると37℃まで下がっていたが、まだ平熱とは言えない。昼食後に軽めの解熱剤を服用した。これで平熱まで下がったので、これが最後の服用になった。

昼過ぎにはだいぶ身体は楽になったので、ようやく風呂に入ったり、汗で湿ったシーツや布団カバーを洗うことが出来た。

風呂に入る前に体重を測ると前々日に測った時よりも1Kg減っていた。

ここ数年、代謝が落ちているのか、数日で1Kgの増減なんて見たことないのに。

消耗って恐ろしい。

結局、ダラダラと一日を過ごし、今思うと眠ることはあまりしなかった。

茹った脳が興奮してたのかもしれない。

夜には疲れが出たのか、いつもよりは早く寝つけた気がする。

翌日の朝にはすっかり平熱になっていたが、2日ほどまともに食べなかったせいか、少し貧血気味なのと、刺された周りが少し赤くはれて所謂モデルナアームになっていた。

というわけで、1回目の副反応がほとんどなかったからと油断したけれど、2回目はしっかり副反応が出ました。

38℃台の高熱は大人になってからは多分初めてで、とても辛かったです。

以前、夫が風邪で同じぐらい高熱を出した時に、痛くて眠れないだの横になれないだの言っていて、この人は体調悪いのに何を言っているんだろう。大人しく寝ればいいのに、と思っていたけれど、寝るのも辛い状態があることを身をもって知りました。

次に夫が同じような症状になった時は、もっと親身になってあげられると思う。

だいぶひどい目にあったなと思っているので、さらにワクチン接種が必要って言われたら、ちょっと怖いな。それでも受けるんだろうけどさ。

本当に早くCOVID-19は収束してくれよ。