私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

未踏の地に赴く。

旅行というのは、数か月前から予定し、予約し、行動するものだとなんとなく思っていた。

行程を決めて、行く場所を選び、宿を選び、予約が必要なものは予約をして、ガイドブック片手にワクワクするのが、旅行だと思っていた。

最近の旅行は、もっぱらスマホ頼み。

G.Wに休みが取れそうだと言うので、どこかに遊びに出かけようか、なんて言っていたのは、G.Wが始まる10日前ぐらいだったと思う。

旅行をしようと言われたのも、その数日後ぐらいで、ようやくどこに行くか検討し始めた。前から行きたいと思っていた四国か、今なら空いてるかもしれないディズニーか迷ったけれど、四国になった。住んでる所から四国までの途中に兵庫があるので、ついでに神戸も行きたい、瀬戸大橋も渡りたい、と夫が言うので、グーグルマップを開いて、行きたいところをピックアップして道を繋ぎ、帰りに倉敷も寄るようにして、ざっくり道程を出した。

ざっくり道程

グーグル様様。これでもう、旅のしおりは出来たも同然。あとは、それぞれの地点に行くまでの所要時間から、泊まる場所を選び、ホテルを探した。

時間的に、一日目で四国には渡れそうだったけれど、神戸で夜景を見たいという、私のリクエストにより、初日の宿泊場所は神戸にした。2日目は徳島を通って香川に行くけれど、香川でどのぐらい時間を使うかわからない。少なくとも、3日目の朝には瀬戸大橋を渡る算段だったので、やはり瀬戸大橋のある辺りのホテルを選んでおいた。

この時点で決まっているのは、行く土地と宿泊場所ぐらいで、何をするかというのは、それほど明確ではなかった。絶対外せないのは、香川でうどんを食べるぐらいだ。

旅行前日の夜に、地元の丸亀製麵でうどんを食べながら、とりあえず1日目のホテルを予約した。問題なく取れたのは、G.W終盤の日程だったからだろうか。もっと早く探していれば、もしかしたらもっとお得なプランとかあっかもしらん。

旅行当日、とりあえず昼飯に明石焼きを食べることを目的に家を出発した。

そういえば、今回は公共交通機関を使わないマイカー旅行だったので、余計に諸々アバウトに行けたのだと思う。

さて、いざ明石である。またグーグル様に探していただいた明石市の有名明石焼き屋に到着したのは、昼前のことであった。

ナビに住所を入れたので、店まではスムーズに行けた。近くのコインパーキングに車を停めて、いざ店の前に行くと、結構な行列が出来ていた。

G.W前半は少し肌寒いぐらいの天気が続いていたが、後半になるにつれ、最高気温は上昇していた。日差しを遮るもののない場所で、約1時間半待って食べた明石焼は、まぁまぁ美味しかった。反省点としては、明石焼とおでんしかない店で、言われるがまま、1枚ずつ頼んだら、20個入りだったことだ。正直、多かった。一緒に頼んだおでんのタコの方が柔らかくて大きくて美味しかった。それでも、老舗で名物を食べられたのだから、旅らしいことは出来たと思う。

明石焼とおでん

明石焼とタコを明石で食べたら、もう目的は達成した。明石に何があるのかろくに調べてもいないので、明石を後にして神戸に向かった。

神戸に何があると言われると、ハッキリというのは難しいけれど、とりあえず観光地の中心であろう北野を目指した。

北野異人館・風見鶏の家

明石焼でお腹はいっぱいだったけれど、コーヒーブレイクをしたくて北野で有名なパン屋へ行った。また近くのコインパーキングに車を停めて、パン屋へ行き、翌日の朝食用のパンとその場で食べるスイーツを買った。コーヒーはサービスで飲めたので、そのまま外の席を借りて休憩した。車を停めたまま、異人館のある辺りを歩き、暑くなってきたのでソフトクリームを食べた。買ってから、そのソフトクリームは10年近く前に友人と神戸に来た時に食べたものと同じものだと言ういうことに気が付いた。

神戸の坂道に息が上がりながら、北野天満宮にもお参りし、車に戻って、今度は六甲山へ。

六甲山から夜景を見つつ、夫が好きなドライブウェイに行けたらいいと思っていた。

箱根とも、いろは坂とも違う山登りドライブで酔いそうになりながらも、六甲山のケーブルカーの駅まで行った。そこで、1時間ほど休憩して日が落ちるのを待った。

神戸の夜景

夕方ぐらいだと、それほどでもないと思っていた風景が、夜になると一変した。

一面の光。街中のタワーや展望台から見るのとは違う、光の海を観ることが出来た。

夜景に満足したので、ドライブウェイを通って市街地に戻ることにしたけれど、ちゃんと地図を確認しなかったせいで、反対方向に進んでしまい、無駄に山道を往復することになってしまった。夫の峠攻めは、三半規管の弱い私にはつらいのです。

山を下りるころには、すっかりグロッキーになってしまいました。

時間も思った以上にかかってしまったので、とりあえずホテルへ。

六甲山からは少し距離のあるポートアイランドに行くと、同じ埋め立て地でもお台場とは比べ物にならないぐらいの道の複雑さで、夫が軽くキレていました。

ホテルに着くころには、店も閉まる時間で近隣で食べられそうなところも探せなかったので、ホテル内のエレベーターの中に掲示されてたポスターに惹かれて、ホテル内のレストランでハンバーガー2種類をテイクアウトし、隣のコンビニでおかずや飲み物を調達して、部屋で夕食にしました。ハンバーガーは、フロントの人が部屋まで届けてくれたので、その場で待つ時間が無いのが楽でした。

ホテルには大浴場もあったので、広いお風呂に浸かって、少し疲れが取れた気がします。

翌朝、止め忘れていたスマホのアラームで平日と同じ時間に起こされ、まだ寝ていたかったけれど、前日、風呂に入った時に髪につけたアメニティのオイルが、だいぶ付けすぎてたのと、匂いがきつかったので、朝風呂からスタート。朝からサッパリできました。余談ですが、夫は部屋のユニットバスでシャワーを浴びたのですが、シャワーカーテンをしっかり閉めていなかったせいで、トイレ部分の床がびしょ濡れになり、すでに靴下を履いていた私は脱ぐのが面倒で、トイレに入る際に簡易スリッパを履いた状態で入ったら、底が濡れたスリッパで、部屋の石っぽい床を踏んで見事に滑って、段差に足を打ちました。痛かった。痣になったぐらいで済んでよかったし、頭を打たなくて良かった。

身支度を済ませて、とりあえず次の行き先を決め、ホテルを後にしました。

まずは、明石海峡大橋を渡り、淡路島へ。淡路島のSAでコーヒーを買って、橋を眺めながら前日に買っておいたパンを食べました。

明石海峡大橋

そのまま淡路島を走り、鳴門海峡を渡って四国へ。私も夫も初めての四国です。
まずは、鳴門海峡の渦潮を観るための観光船に乗りに行きました。

が、鳴門の渦は常に発生しているわけではなく、潮の干満によっては、発生してない時間帯もあるそうです。知らなかった。常時発生していると思ってた。

そうじゃないと知ったのは前日のことで、ギリギリまで船に乗るか迷っていたのですが、ちょうど見えなくもない時間帯の船を予約することが出来たので、乗り場へと向かった次第です。

鳴門の観光船

私たちが乗船したのは、底から海中が見えるタイプの小型船でした。

渦潮が比較的よく見える時間帯の次に出航する船だったからか、乗客は私達含めて2組でした。ほぼ貸し切り。乗り物に弱めなので、船酔いが心配でしたが、短い時間だったので大丈夫でした。

鳴門大橋の下あたりまで移動して、潮がぶつかり、渦が出来る様子を間近でみることが出来ました。満潮の時間帯であれば、もっと大きい渦が見えたのでしょうが、もっと揺れも大きくなりそうなので、このぐらいで丁度良かったかも。

本当は、海中で渦が出来る様子も見えるはずだったのですが、分かりづらかったので、ほぼデッキから海を眺めてました。

船を下りて、徳島を後にし、香川へと向かいます。高速道路は空いていて、低めの山が連なっていて、本州とは違う風景だなと思いました。

香川では、もちろん、うどんを食べます。

テレビで紹介されてたり、映画で観たりして、名前のわかる店はいくつかありますが、とりあえず、またグーグル先生におすすめのお店を教えてもらうと、もちろん行列が出来ていました。

また並ぶのか、と若干うんざりしましたが、駐車場も完備されてるし、列はどんどん進むし、それほど待たされずに済みました。

うどん

思ってたよりもフカフカした食感で、もっちりしていて、出汁が効いていて美味しかったです。ただ、好みから言えば、もっとうどんにエッジがきいていてコシが強い方がよかった。まぁまぁお腹はいっぱいだったけれど、もう一度グーグル先生にお伺いして、今度はレビューをちゃんと好みのうどんを出してくれそうなお店を選び、もう1軒行くことにしました。

1軒目は、わりと住宅街の中でしたが、2軒目はオフィス街の一角にあるお店でした。狭いながらも駐車場があったので、助かりました。

人気のちくわと、卵の天ぷらは注文に応じて作ってくれるので、絶対に揚げたてを食べられるスタイル。うどんは、半玉から選べたので、半分にしておきました。

ここは、ほぼセルフスタイルなので、もらったうどんを温かく食べたいなら、自分で湯がきます。サービスのトッピングには、揚げ玉とねぎだけでなく、わかめやおかか、うめぼしもありました。

温かいかけうどんで食べたかったので、うどんを湯がき、つゆを注いで、好みのトッピングを入れて、食べてみると、どんぴしゃに好みの味でした。

麺はツルツルシコシコでコシが強く、出汁も濃い目で美味しい。頼んでおいた揚げたてのちくわ天はザックリで竹輪自体の味もしっかりしてて、とっても美味しかったです。

正直、香川で食べれば、うどんは何でも美味しいのだろうと思っていたのですが、それぞれに好みがあるのだから、違っていて当然ですね。考えを改めました。

さて、うどんで腹ごしらえを十分にできたので、次は観光です。

金毘羅さんに行きました。観光名所らしいところも行っておきたくて選びました。

お土産屋さんに挟まれた参道をひたすら登っていくわけですが、途中のお土産屋さん買い物したり、自販機でお茶を買えたりと、最初はのんびりペース。

ゆっくりと上った先に山門があり、そこから先は境内になるので、商業的なものは何もなくなります。中にカフェも併設されてましたが、お腹いっぱいだったので、立ち寄りませんでした。

汗だくになりながら登り続け、最後の最後に傾斜がヤバイ階段を上がった先に、本堂がありました。

金毘羅さん

本堂自体は、それほど装飾が華美でなく、山の中のお宮らしい佇まいでした。

せっかくなので、お守りも頂いて、今度はサクサクと降りていきます。

途中、休憩しつつ、この日の宿を決めました。

階段を降りたところにあったお土産屋さんで、おいりトッピングのソフトクリームを食べました。見た目が可愛くて、ものすごく軽かったです。

山登りの疲労を感じたまま、金毘羅さんを離れ、海寄りの町に移動しました。

瀬戸大橋

翌日に渡る予定の瀬戸大橋の傍まで行き、記念公園をウロウロして、外にある展示物などを見ました。自分たちが生まれたぐらいの時代に長い時間をかけて、本州と四国を繋ぐ橋が架けられたなんて、技術力のすごさに痺れました。

夕飯は、市場のフードコートのような場所に行こうと思ったのですが、なぜかやっておらず、仕方ないので、ホテルのすぐそばにあるうどん屋で食べました。出汁は美味しかったけれど、閉店時間が近いからなという感じでした。

ホテルは普通のビジネスホテルを選んだつもりでしたが、なんか改装したのか、ちょっと微妙なところもあり、何よりベッドが合わなくて辛かったです。

それでも狭いながらも大浴場があったので、少しは疲れが取れたかな。

立地だけで選んでしまったので、ちゃんとレビューとか見ればよかった。

翌朝のご飯は、プランについていたので、朝食ビュッフェを利用しました。

トングやレードルを使い捨てにさせるなど、感染対策を徹底していて、食事の種類も豊富で、焼き立てパンが美味しくて、食べ過ぎてしまいました。

部屋は不満だったけど、朝食に迷わなくていいのは、助かりました。

さて、さっそく瀬戸大橋を渡ります。本州と四国の間に点在する島々が美しくて、不思議な光景でした。せっかくなので、瀬戸大橋の途中にあるSAにも寄りました。

SAの展望台から見える景色

波が穏やかで、のんびりした空気が流れているようでした。

あっという間に瀬戸大橋を渡り切り、本州へと帰ってきました。

このまま帰路についても良かったのですが、せっかくなので、途中にある倉敷の美観地区へと行きました。

倉敷美観地区

思った以上に範囲が広くて、けっこう歩き回りました。お堀のある通りと、町屋が並ぶ通りで、少し趣が違うのが興味深かったです。お堀を渡る舟も乗ってみたかったけど、待ち時間の都合で断念しました。本当はお堀の通りを一周するぐらいで良かったんですけど、スタバを求めて駅まで行ったせいで、思った以上に歩き回ってしまい、予定外に疲れました。前日の金毘羅さん参りが効いてる。

一通り見て、夫が帆布のカバンを衝動買いするのを見届けてから、帰路に着きました。

岡山から、地元までは約4時間ぐらいですかね。途中、大きそうなSAに何か所か立ち寄り、お土産やおやつを買いました。最後に大津で551の豚まんを買い食い。買い食いっていう感覚にしては、買うまでに40分ぐらいかかってますけど。

そういえば、自分も運転するつもりでしたが、なんだかんだ全行程を夫が運転してくれました。助かるけど、任せて寝たりは出来ないので、ちょっと運転してもよかったかも。夫が乗る車は3年ぐらい運転させてもらってませんけど。

渋滞らしい渋滞はなかったものの、予定よりも帰宅が遅くなりそうで、ここまで来たらついでにと、夫の実家にお土産を渡しに行き、ようやく地元に戻り、G.Wの名残を感じさせる込み具合の温泉施設で温まってから帰宅しました。

お土産と荷物を整理して、久しぶりの旅行は終了です。

ほぼ突発的だったとはいえ、概ね予定通りの楽しい旅行でした。

余談ですが、1軒目と2軒目ではお土産用の生麵が売っていたので、買っておいたのですが、帰宅翌日の夕食に1軒目のうどんを茹でて食べたら、店で食べた時より好みの味と食感でした。どういうことかな。美味しかったからいいけど。

夜は広がっている。

先に書いたものを書き終わらないうちに、また虚構と現実の狭間で迷子になってしまいそうになった。

同じ流れで追加して書こうかと思ったけれど、少し違う気がしたので、別に書くことにした。

no.meets.ltd

ラジオが好きだ。基本的には、深夜ラジオと呼ばれる時間帯のものを聞いている。

聞くのはだいたい昼間だ。リアルタイムだと主に寝ている時間だからだ。

ずっと昔はカセットに録音したこともある。少し前までは、違法になる行為の恩恵に預かっていた。今は、文明の利器の恩恵を受けつつ、金の力で解決している。

ラジオを聞けるアプリの開発及び運営の関係者の方々には、足を向けて眠れない。

主に聞いているラジオの圏外に引っ越すことになった時には絶望したけれど、エリアフリー機能を使うために金を払うことにしたら、絶望の淵から這い上がるどころか、1週間以内であれば、複数のラジオ局を通じて同じ番組を繰り返し聞くことが出来る技まで使えるようになり、ほぼ無敵になった。アーカイブは1週間だけと、1回の再生で24時間以内という縛りがあるので、無敵とは言えないが、それでも、とてもとても有難い。

最初は、好きなパーソナリティの番組を1組か2組聞いていただけだった。

今は、月曜から土曜まで毎日何かしらの番組を聞いていて、正直、時間が足りない。

世の中のヘビーリスナーと言われる方々は、複数の局のラジオ番組を毎日聞いてるらしいので、どういう生活をしているのか、ちょっと教えてほしい。

自分は主に通勤時間に聞いている。以前、電車通勤している時も同じように聞いていたけれど、たまに電車の中で吹き出しそうになって、その頃にはマスクもしていなかったので、何度か恥ずかしい思いをした。今は、車通勤で一人で車の中なので、朝から遠慮なく爆笑している。往復40分強では聞き終わらないので、ジムで運動する時も聞く。

平日は、よほどラジオに追われてる時しか家で聞かない。休日は一人で家事をしている時に聞く。洗い物と、翌週のお弁当のおかずのつくり置きで、長いときは3時間ぐらいかかるので、2番組聞き終わる時もある。

一応、ラジオリスナーであると言える私が非常に面白く興味深く多少抉られながらも観ずにいられなかったのが、上記の生配信舞台演劇ドラマである『あの夜を覚えてる』という作品だ。

生配信舞台演劇ドラマってなんだよって最初は思いました。ラジオドラマなのか、生配信の演劇なのか、どの辺がドラマなのか、よくわかんないなーって。でも、観たら納得の、生配信舞台演劇ドラマだったわけです。

私は主にオールナイトニッポンを聞いているので、ニッポン放送には、それなりの思い入れがあります。宣伝を聞くごとに興味が増し、チケットを買うに至った。

2日間の公演日程のうち、初日のチケットを買ったけれど、本番当日には予定を入れていた。

配信時間になっても、そのことに気づかず、リアルタイムで全部観ることは出来なかった。興味は持っていたものの、それほど深く追っていたわけではなかったので、当日になって色々な挑戦的なシステムに気が付いた。配信を観ながら、チャットが出来るし、メールも送れる。それは、ラジオを聞きながらTwitterに書き込んだり、メールを送れるのと同じように、リアルタイムでのリアクションを観ることが出来るのだ。

これまでも、配信を観ながらチャットでコメントを送れるのは知っていたけれど、それを観ながら舞台を観るのが、こんなに楽しいことは知らなかった。

アーカイブで観るときも、チャット画面を開き、コメントを追いながら見た。

ドラマの内容も面白く、予想以上の構成で、小ネタも満載で、すごく楽しかった。

お芝居も、ドラマというよりは舞台に近くて、より生感があった。

ところどころ、リスナーとして身につまされるような描写があったり、ラジオを作る現場のあるあるが見えたり、ラジオリスナーだからこそ、楽しめる場面があったのが、嬉しかった。

後から、裏話などをラジオで聞いたり、スタッフブログで読んだりして、裏側の大変さ、あの楽しさの後ろでこんなに技術的に大変で、挑戦的なことをしてくれていたんだと知り、スタッフの皆様にも賞賛の拍手を送りたいと思った。

エンディングで流れるスタッフロールの長さに、ちょっとびっくりしたけれど、裏側を知ると納得の人数でした。

初日の公演がめちゃくちゃ面白くて、これはリアルタイムで観た方が絶対に面白い、あと舞台というなら、千秋楽はきっと内容が違うはずだ、と思ったので、初日が終わってから、千秋楽のチケットも買い足しました。

今度はちゃんと家にいたので、開始時間から、最後まで観ることが出来ました。

2回目も、すごく面白かった。内容は、大きくは変わらないけれど、カメラワークが変わってたり、小道具が違ってたり、幕間の内容が違ったり、2回観てよかったと思える公演でした。舞台の面白さを画面を通して感じることが出来たのが、なんだか不思議。

舞台公演の配信とは、もう全然別物なのに、ちゃんと舞台なんだよな。

でも、ドラマとも違う。一発撮りの緊張感というか、長回しの臨場感とか、カットを重ねるドラマや映画では感じられないものがあったと思う。

虚構と現実の話で言えば、ラジオパーソナリティって、どこに位置しているんだろうって思うんです。

特に、私が聞いてるラジオでは、パーソナリティが本業ではない人がラジオをやっているわけで、仕事として話しているけれども、テレビなどで話している時とは違うように聞こえる。素に近い状態で話してくれているんだと思ってしまう。

でも、仕事である以上、完全に素ではないし、プライベートのことを何でも話してくれるわけではない、あくまでエンタメになるものを発信してくれている。

なのに、どうしても、パーソナリティが本音で話してくれてると思ってしまうのが、ラジオなんだと思う。

公演のネタバレになるけれど、話の前半で主人公の一人で、ラジオのリスナーでもあるADが、自分の担当且つ好きなパーソナリティに対して、「ラジオでは本当のことをしゃべってくれるはず!」と話すシーンがあり、私は共感性羞恥で抉られました。

なんだよ、本当のことって。ラジオだって、メディアだぞ。私達リスナーにはって、ただの聴者が何を言ってるんだ、と自分に言い聞かせるように羞恥を払いのけようとするぐらいには、考えることが出来るようになったと思いたい。

そのADが好きなパーソナリティである、もう一人の主人公は、ラジオで話すことを全部台本にしてもらい、台詞を覚えるように話すことを覚えて、一言一句違わずに、ラジオ番組で話している自分が嫌になり、本当のことを話せない自分が続けるべきではないと考えて、ラジオを去ります。

いやいやいや、ペライチで喋れるパーソナリティの方が希少だから!

拙くても、台本読んでても、メタ的に、これ台本ですよーって言ってもウケるのが、ラジオだから!

ヘビーリスナーなら、きっと同じこと思ったんじゃないかな。

パーソナリティが話してくれるなら、なんだって楽しいんですよ。

雑談が広がっていくのも、しっかりオチのある話してくれるのも、リスナーとのやり取りで展開していくのも、聞いていて楽しいんです。

話の後半は、ディレクターになった主人公が、辞めたパーソナリティを臨時パーソナリティとして迎え、今度は台本ではなく、自分だけの言葉を話し、リスナーからのメールに応えます。そのメールのいくつかが、本当にリアルタイムで送ってもらったメールを読んでいるんだと気が付いた時は、最高に痺れました。そのメールにすぐにコメントを返せる俳優さんの瞬発力がヤバい。

リスナーさんの言葉は、フィクションである架空のパーソナリティに当てたものではあるけれど、きっといつも聞いている実在するパーソナリティへの気持ちも籠っていたんだと思います。

リスナーさんがいて、初めてラジオになるんだって、一リスナーである私も実感することが出来た、最高の配信舞台演劇ドラマでした。

グッズも可愛くて、どれを買おうか迷ったけれど、ロゴの文字がすごく気に入ったので、帽子を買いました。それを普段使いできる程度にはヘビーリスナーだし、気にせずかぶれるぐらいの田舎に住んでて良かったとも思う。

ラジコの普及で、限られた時間の中だけにいた人達が、無限の時間の中に出てきた感じがする。深夜にラジオ聞いてるって、すごくパーソナルで、局地的なことだったはずなのに、今は、場所も時間も問わずに共有することが出来る。

同じ時間の共有という醍醐味を奪われているとも言えるけれど、私は物理的に行けなかった場所を、遠隔でも観ることが出来るようになったこをは、素直に喜びたい。

そういえば、公演の舞台は、実際に放送されてるフロアが使われていたわけだけれど、あんなに唐突にブースがあるとは知らなかった。もっと、カラオケボックスみたいな造りだと勝手に思ってた。すぐ側にデスクがあったり、編集室があったりするのを知ることが出来て、これからラジオを聞くと、ああ、あそこでやってるんだなと思えるのが楽しいです。

創ったものをみせてくれる。

事実は小説より奇なりと言うものの、小説の中の言葉が現実の状況とリンクして驚くこともあったりして、人が紡ぐ言葉であることには変わりないので、どちらも人の心とは切り離せない。

短い間隔で、フィクションの中にノンフィクションを取り入れた舞台の配信と、フィクションの中でフィクションを演じる映画を観た。

前者は、『フェイクスピア』で、後者は『ドライブマイカー』

どちらも話題作で、受賞作。

作品の内容に触れるので、折ります。

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新しい扉を開けるように。

最初にピアスを開けたのは、もう20年も前のことで、高校を卒業して、割とすぐに、地元の美容整形クリニックに行き、ピアッサーで開けてもらった。

誕生石のガーネットが入ったファーストピアスは、今思えば、福耳気味な私の耳朶には短すぎたのかもしれないし、不衛生にし過ぎたせいか、割とすぐに閉じてしまった。

しばらくは、ノンホールピアスで誤魔化していたけれど、やはりピアスの方が好きなので、またピアスを開けることにした。

その時には上京していたのと、前回の反省を踏まえて、皮膚科で開けてもらうことにした。

またピアッサーでガシャンとやってもらった。その時は、多分、アクアマリンを選んだ気がする。その時に入れたピアスは割と長めだったからか、そこから閉じることなく、安定した状態で、10年以上は経過している。

もう一つ穴を開けたいと考えるようになったのは、安いピアスを沢山買うようになってから。さらに、大き目のフープピアスを好んでつけるようになってから、以前買っていた小さいピアスの使用率が格段に下がってからだ。

アラサーになってから、穴を増やすのはどうなんだと思いつつ、それはそれでファンキーで良い気もした。そもそも、人の耳なんて、そんなに注視しないだろう。

一度、夫にも相談したら、やめておけと言われてしまい、しばらく開けたい気持ちに蓋をしていたけれど、数年後に、もう一度聞くと、別にいいんじゃないかと言われた。

アラフォーになったことだし、やりたいことはやっておこうと、ネットの買い物かごにピアッサーを入れて1年以上経過した。自分でやるのはやはり怖い。

でも、病院に行くのは少し恥ずかしいし、そもそもそんな病院が近くにあるのか分からない。

検索すると、最初は都市部にしか見つからなかったけれど、検索条件に地元の地名を入れるとあっさりと見つかった。

料金もそこまで高くないし、ちゃんとHPに項目として記載されているのだから、行って疎まれることもないだろうと、そこに決めて、電話をした。

HPを見て、行く時間の見当をつけていたのだけれど、ピアスホールの処置は、診療時間外にしかしてくれないと言われた。なら、そこまでHPに書いとけや、と思ったけれど、平日の会社帰りに行くなら、時間が遅めの方がありがたい。

未成年の場合は保護者同伴とされているためか、年齢を確認され、38ですと言うのが、少し恥ずかしかった。

一番早い日を予約し、注意事項を聞いて、電話を切った。あとは、当日までにピアスを選ばなければ。

今までは、ピアッサーを使っての施術だったので、病院でピアスを選べばよかったけれど、今度行く病院では、ピアスを持参しなければならない。多分、ニードルで開けるタイプなのだと思う。

ファーストピアスなので、太くて長い物がいいのだけれど、検索しても、なかなか良い物が見つからない。家を探すと、最初に開けた時のファーストピアスが見つかったけれど、やっぱり短い。2回目に開けた時のものがちょうどよさそうだけれど、一つ失くしたようで、片方しかなかった。

よくよく考えたら、市販のピアッサーには、太くて長いピアスが装着されているんだから、それを取り出せばいいのでは?と思いつき、ピアッサーを買うことにした。

思いついた時は、私って超頭いいな!と調子に乗ったけれど、調べてみると同じことを考えた人は沢山いた。そりゃそうか。

今回は、推しの誕生石を選んだ。私の誕生日としても守護石らしいので、ちょうどいい。

けれど、何も考えずにネット通販してしまったので、施術日に間に合うか怪しい。

間に合えばそれを使うということにした。

買ったサイトからの発送連絡を受けて、荷物追跡を何度もして、間に合うのか間に合わないのか、やきもきしていた。発送されてから丸一日以上経って、ようやく最寄りの配送センターに着いているのがわかった。配達予定は予約した当日。ポスト投函されるはずなので、それを家に取りに行ってから病院に行き、待ってる間にピアスを取り出すことにした。すべて上手く行ってくれればいいが。

当日の夕方、また荷物追跡を検索すると、配達済みの表示が出た。よし、家には届いている。

あとは、ピアスを取り出して、時間通りに病院に行けばいい。

いつも通り、定時に仕事を上がり、一旦家に行き、ポストを確認すると、ちゃんと投函されていた。急いで封を開けて、ピアッサーを取り出し、空打ちしてみると簡単にピアスが取り出せた。ゲージのサイズを勘違いしていたようで、思っていたよりも細いけれど、望んだ長さだったので、それを持って病院へ向かった。施術してくれる病院は、家から来るまで15分ぐらいの距離ではあるけれど、普段動き回っている地域ではないので、場所が全然わからない。ナビを入れて、その通りに進むけれど、知らない道を運転するのは少し怖かった。

それでも、時間通りに病院に到着することが出来た。

その整形外科は、思っていたよりも大きく、まだ患者さんも数人いた。

受付で予約を確認すると、まだ診察中なので、待つように言われた。

先に受付にピアスを預け、お手洗いで鏡を見ながら開けてもらいたい所にマークを付けて、会計を済ませてから、数分待合室で待つと、施術室に呼ばれた。

看護師さんに諸注意を受けると、すぐに先生が来てくれた。

今までピアッサーで開けてもらうときは、座った状態で施術してもらったので、今回もそのつもりでいたら、簡易ベッドに横にならされた。

さらにすぐに耳朶に麻酔を打たれたので、開けられた感覚は全くなかった。

何かされてるなと思っているなと思っている間に、ピアスを嵌められていた。

反対側も同じように麻酔をされて、あっという間に終わってしまった。

最後に鏡で確認すると、正面からは、少し見えにくいぐらいだった。

2つ目の穴としては悪くないと思う。このまま1か月、穴が安定するまで我慢して、今まで持て余していた小さいピアスを色々つけて楽しもうと思う。

 

 

 

好きなもののお呪い。

流行りに乗るのが毎回遅い。

前々から気になってはいたけれど、原作をほとんど読んでないし、アニメも観てないから、理解できないかなと思っていたけれど、観た人が、原作知らなくても大丈夫ってコメントしてたので、思い切って観て来ました。

『呪術廻戦0』

原作ほとんど読んでないって言ったけど、ネットの漫画サイトで、無料になってた分だけ読んだから、予備知識ゼロってわけではない。

そもそも劇場版は、アニメ版の前日譚だから、もろアニメの続きであった『鬼滅の刃』とは、作品としての立ち位置が全然違う。

なんとなく、世界観や設定は知っている程度の私が観てきた感想です。

以下、ネタバレ

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イベントとは、それに合うものを食べることなのかも。

年が明けて、誕生日も過ぎて、年月が過ぎ去るのをじっと耐えるような日々を送っている気がする。

この先、なにもせずに、相変わらずの日々を過ごして、変わらずに歳だけを取ってすごすのかと思うと、ぞっとしない。

毎度変わらずに、同じようなことばかりを書き綴っているけれど、同じようなことしかしていないのだから、仕方ない。

身体に表れるのは成長ではなく老化だし、この先に待っているのは、漠然とした不安というよりは、はっきりと見える病や老いに対する恐怖だ。

嘆いていても、歳は取るし、何もしなくても日々は過ぎる。

何もない日々に、何もなかったね、と言いつつも、何もかも忘れたりしないように、相変わらずの出来事を今年も綴っていこうと思いますので、どうぞ、宜しくお願い致します。

というわけで、さっそくの備忘録。

クリスマスは、今年もケーキとチキンを予約し、夫がさらにおかずを買ってきてくれた。例年と違うのは、私が散々文句を言ったからか、いつもさらにチキンを買ってくるのに、買わずにいてくれたこと。その代わりにローストビーフを3パック買ってきたのはどうかと思うけれど、美味しかったから良しとする。クリスマスが、ただご馳走を用意して食べるだけなのに、少し飽きてきたので、来年は何かしら飾りでも用意して、気分を盛り上げたいところです。

年末は、珍しく夫が休日出勤がなく、予定通り休みだったので、一緒に家の大掃除をしてくれた。ただ、仕事で疲れ切っていたので、風呂場の掃除まで到達できなかったのが、残念だけれど、そのうちやってもらおう。

31日から2年ぶりに夫の実家に帰った。アラフォー夫婦が、アラ喜寿の義母にくっついてスーパーウロウロしてるの、わりと怖いよな。こういう時、子供がいればなと思ってしまう。

とは言え、相変わらずご馳走になるばかりで、色々と用意してもらったものを食べて、ゴロゴロするだけ。おせち料理も用意してもらったので、食べきれなかった分は自分の家に持ち帰って食べた。義母が用意してくれるおせち料理はつまみとして、とても美味しい。

夫の実家には1泊だけして、元日には義父の地元に行き、墓参りと初詣をした。

墓参りをしたときに、義母から火のついた線香を手渡されて、うまく受け取れずに灰が少し手についてしまい、元旦早々火傷した。

お昼に義母お手製の豪華なエビフライを食べ、腹くちくなってから、自宅へ戻った。

2日には、またアウトレットへ買い物に行き、読みを外して渋滞に巻き込まれ、高速道路上で夫と運転を交代する夢を見た。

アウトレットでは、また夫が眼鏡を買うと言うので自分も便乗したら、目が悪すぎて、レンズが取り寄せになり、送料がかかって、お得分が消えてしまった。

他に運動用の服やらを買い、靴を二人合わせて5足ぐらい買った。二人の足は合わせても2足だよ。

3日と4日は、特に遠出はせずにゴロゴロ過ごした。5日から仕事が始まったけれど、とくに年賀式やら年頭挨拶もなく、事務所の方々にご挨拶するだけで、早々に通常業務が始まった。

10日に夫と一緒に家電屋に行き、洗濯機を買うことにした。

結婚した時に、私の父が買ってくれたドラム式の洗濯乾燥機の乾燥が機能しなくなったのだ。引っ越してきてから、エラーが出るようになり、それでも2年ぐらい、だましだまし使ってきたのだけれど、寒くなってから、全然使えなくなってしまった。

今の住居には浴室乾燥があるので、それで乾かすこともできるのだけれど、やはり乾燥機能は使える状態でありたい。

本当は食洗機を買うつもりだったボーナスとかき集めた金券と地域振興券を、すべて新しい洗濯機にぶち込んだ。

検討していた今まで使っていた洗濯機の後継は、むしろ機能が減って、より安く簡素化されてしまっていたので、予算を大幅にオーバーして最新機器を買うことにして、翌週の週末に納品してもらった。

洗剤の自動投入ができるのは嬉しい。予算はオーバーしたけれど、便利で新しい物を買えたのは嬉しかった。

主に使うのは自分なので、自分への誕生日プレゼントだと思うことにしよう。

誕生日当日は、朝から雪が積もっていて、とても自分で運転できそうになかったので、出社するのを諦め、休むことにした。昼前にはすべて溶けて消えたので、午後から出社しても良かったのだけれど、せっかくなので、誕生日休暇取ったつもりで、食べたいものやケーキを買い、好きなものを好きなだけ食べて過ごした。

正直、歳を取ることはそれほど嬉しくないけれど、加齢を嘆くようにはなりたくない。

お祝いを言ってもらえることは喜びたい。

歳をとるのも悪くないと言えるようになりたい。

誕生日の2日後には、夫の趣味に付き合って、幕張メッセまで出かけた。

昨年は開催できなかったので、2年ぶりになる。

一昨年は行きだけ飛行機を使ったけれど、今年は行きも帰りも飛行機になった。

夫が早割やらマイルやらを使って安く航空券を予約していた。

私は言われるがまま、イベントのチケットを買い、空港の駐車場を予約した。

当日は、朝から車で空港に行き、何も待たされることなく、搭乗口まで行けた。

一昨年前は、まだ海外渡航を普通にしていたので、海外旅行者の国内移動で混雑していたけれど、今年は、保安検査場も全然混雑していなかった。

久しぶりの飛行機で、高所恐怖症気味な私は離陸の時がとても怖いのだけれど、短い国内移動で、高度がそれほど上がらないので、地上の景色が良く見えて、ちょっと怖かった。それでも、富士山がとても綺麗に見れたので、飛行機ならではの景色を楽しめた。

あっという間に羽田に到着し、そこからはバスで移動し、幕張メッセへ。

今年は当日券はなく、チケットはネット販売だけだったけれど、多くの人が来場していた。いくつかある会場は通路でつなげずにいたり、いたるところに消毒液が置いてあったり、ソーシャルディスタンスを促す掲示をもった人が歩いていたり、色々と対策が講じられていたけれど、会場内で不自然に空いたスペースがあったり、例年よりもスペースを広くとっていたり、泣く泣く出店を諦めた企業も多かったのだと思う。

それでも、相変わらず露出高めのコンパニオンさんの周りにカメラを構えた人が鈴生りになっていたり、新しい車に人が集まっていたりと、例年通りの賑わいがあった。

結局、4時間半ほどの滞在で、できるだけ夫が見たいものを見られるように一生懸命に歩いた。毎年、私が自分の興味があるものを撮っているうちに夫が違うブースに行き、LINEで現在地を確認する事態が起きるのだが、今回は、それほど興味を惹かれるものがなく、常に夫が視界に入るようにしていたので、はぐれることもなかった。

余談だけれど、いつも夫が見ているせいで、GTに多少詳しくなってしまい、夫が会場内でGTのドライバーの方を見かけたと言った時に、テンションが上がった。私が目視で来た時には後ろ姿だったけれど、追いかけて顔を見ればよかったと後悔している。

帰りの飛行機の時間が決まっているうえに、手続きのために余裕をもって空港に着く必要があるため、いつもよりも滞在時間が短く、早めに会場を後にした。

またバスで空港に行き、搭乗までかなり余裕をもって到着することが出来た。

空港内で、夕飯やらお菓子やらを色々と買いこんでしまった。自分も、空港内にある、ようじ屋で、ハンドクリームを買った。次にいつ行けるかわからないので、大き目のものを買ったけれど、よくよく考えたら、今住んでいる場所の方が京都に近いわ。

帰りの飛行機でも、離陸の時は怖かった。窓の外は夜景で煌めいていた。地元に近くなると、光りがまばらになるのが、なんとも切ない気持ちになった。

あっという間に地元の空港に到着し、自宅へと帰った。

半日で、千葉まで行って帰ってくるのは、弾丸にもほどがある。

来年も付き合わされるなら、もう少し余裕をもって旅行として出かけたい。

クリスマス辺りから誕生日が過ぎるころまで、何も我慢せずに食べたいものを食べ、お歳暮で頂いたビールを飲み続けていたら、めちゃくちゃ太った。

ビールはそろそろ飲み干しそうなので、これ以上買わないようにするけれど、昨年契約したKIRINのビールサーバー用のビールが野菜室を占領しているので、どうにかしないと。

来月は結婚記念日、再来月は夫の誕生日と、食べる予定がまだまだある。

アラフォーだからこそ、ルッキズムに囚われているのかもしれないけれど、時代に取り残されずに、解放されていきたい。

とは言え、くすみもシミもたるみもほうれい線もそのままでいいとは思えず、どんどん美容費は嵩み、出勤用のメイクの手順が増えていく。すっぴんで出勤できていた頃が懐かしい。

ハイヒールで運転は出来ないし、内販母子がひどくなるから、靴もヒールのあるものは止めたらいいのに、たった数十分のためにヒールの靴を履いている。

好きなものは好きなままで、なりたい自分になればいいし、したいことをするだけ。

比べるべくもなく、私は私だと知っているのに、他の人に何か言われると簡単に心がぐらつく。それも、私。

思うことを書き続けると、妬み嫉みに被害妄想の同族嫌悪ばかりの罵詈雑言になりそうで、自分の成長のなさを確認するのが嫌になるから、書かないことが増えてきたけれど、たまには、吐き出すように書くこともしようかな。

なんのためにとかじゃなく、そういうことをしたいだけ。

そんな感じで今年もよろしくです。

東京が旅先になってしまった。

関東から中部地方に引っ越してきて、はや2年。

気軽に関東に遊びに行こうと思っていたのに、COVIDに阻まれ続けていましたが、ワクチン接種も済ませ、ようやく、感染縮小の気配を見せ始めてきたので、久しぶりに東京に行ってきました。関東に住んでいた時は、東京はすぐに行ける遊び場で、こっちの方が旅先だったのに、いつの間にか逆転してた。

というわけで、またダラダラ旅の備忘録です。

いつも観に行っていた友達のレビュー公演のお知らせをもらったのは、10月の始めのこと。今ほど、感染者は少なくなかったけれど、日程が1か月以上先ということもあり、その頃には少しは、色々マシになっているだろうという期待も込めて、夫に行くことを相談しました。即、却下されるかと思いきや、まぁ、大丈夫じゃない?ということで、友人にチケットをお願いすると、11月が近づいてきた辺りで、夫が自分も行こうかな、と言い出しました。

時期的に繫忙期であり、ストレスの塊のような状態で、もう、いつバーンするか分からないな、と思っていたところだったので、じゃぁ、旅行をしようということになりました。

とは言え、やはり繫忙期であるので、土日両方休むのは難しく、それでも、調整して、土曜の午後からの休みをもぎ取ったと確定したのは、水曜のことでした。

少し前から、どこに行くか、何をするかを話していましたが、如何せん時間がないので、諸々諦め、特に予定らしい予定は立てず、予約が必要なものだけ予約しました。

私の方は、当然のように土日とも休みなので、土曜の朝から出かけ、夕方に公演を見て、夜に夫と落ち合うつもりで、昼間に何をするのか、数週間前から考えていました。

けれど、何を、というと色々決めづらく、結局、こちらでは食べられないものを食べることにしました。

当日は、仕事に行く夫を見送り、準備をするには早すぎたので、二度寝してから、やっと準備をし始め、後で夫が車に乗せて持ってきてくれるスーツケースに荷物を詰め、わりと身軽に家を出ました。

家から最寄りの駅まで歩くのは億劫だけれど、タクシーに乗るのもばからしい距離なので、循環バスを利用して駅に行きました。遅れることも想定して、新幹線のチケットを買っていたのですが、思っていたよりもだいぶ早く着いたので、先に、新幹線で食べようと思っていた朝食を、店内で食べることにしました。

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ローストビーフサンド

ドトールの冬の期間限定のミラノサンド。毎年、食べるのを楽しみにしていたのですが、家の近くに店舗がないので、絶対食べたいと思っていました。

これを食べている時点で、新幹線の乗車時間まで、1時間あったので、余裕をこいていましたが、次に食べたいものをゲットするのに、予想以上の時間がかかりました。

予定通りテイクアウトして、列に並べばよかったと今なら思います。

とりあえず、腹が満たされた状態で、列にならぶこと、30分。乗車時間、20分前のギリギリで、食べたかったものを買うことが出来ました。

しかし、まだ終わりじゃありません、友達への土産が必要です。すぐ隣のお土産屋で、あまり迷うことなく、土産を選んで買い、新幹線の改札を通りました。

さらに、改札内のスタバで最も早く提供される飲み物を購入し、5分前に、乗車位置に到着することが出来ました。色々ギリギリすぎる。

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ぴよりん

これを買うのに、30分以上費やすのは、想定外でした。ぴよりんチャレンジって、そういう意味だったのかよ・・・。

10時に販売開始だということも知らず、1時間前にお店の前に並んでいる人がいるのを見かけて、不思議に思っていたのですが、15分前にお店に行ったら、結構な行列になっていて、結局、販売開始から買うまでに20分以上かかりました。一度は食べたいと思っていたので、買えてよかった。ドトールの限定サンドが発売されているのを知らなかった時点では、カフェでモーニングを食べようと思っていたのですが、カフェでも同じく10時販売だったので、結果的に変えて正解でした。

新幹線の座席に着くと同時に箱を開くと、振動でぴよりんが常にフルフルしてたのが、可愛かったです。動画撮ればよかった。ちなみに、新幹線で食べるつもりで、家から使い捨てのスプーンとフォークを持参し、スプーンで食べました。ババロアがふんわりで、中のプリンがしっかりしてて美味しかった。ピンクの方がイチゴ味で、酸味があって、好みの味でした。

さらに、新幹線の中で食べたかったものをもう一つ。

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スゴイカタイアイス

東海道新幹線に乗ったなら、これを食べておきたい。マジで固いので、少し時間を置いた後、スタバのコーヒーをかけて、アフォガード風にして食べすすめました。

まだ固い状態でコーヒーをかけると、コーヒーも凍るので、コーヒー味のアイスも楽しめました。

スマホで動画をみながら、おやつを食べまくっていると、あっという間に新横浜に到着。久々の車窓から見えるビル群に、なんだか興奮しました。さらに進むと、武蔵小杉のタワマンが見えてきて、なんか、帰ってきたなとう気分になりました。

さて、お昼に食べたいものがあるので、東京駅までは行かず、品川で下車。

品川でも買いたいものがあるので、一旦、改札を出て、アトレに行きました。

先日、名古屋でオープンしたショッピングモールの中にあったパン屋さんのパンが美味しかったので、品川の店舗でも買っておきました。これは、翌日の朝に、朝食に困った時用です。

今度こそ、在来線に乗り換え、大井町へ移動。一駅分だけ移動して食べたかったのは、

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ピリ辛ねぎ蕎麦卵入り

『しぶそば』のピリ辛ねぎの蕎麦。駅蕎麦とは思えないクオリティで大好き。

本当はビールも飲みたかったけど、昼間なので自粛した。

ささっと蕎麦を食べて、次へ移動。次の目的地は、神田ですが、その前に、引っ越した後に開業した、高輪ゲートシティ駅に行きました。改札は出ずに、中をウロウロしただけですが、ホームから天井まで吹き抜けになっていて、解放感がある造りでした。

改札階からは、車両の待機場所が良く見える鉄オタスポットになっていて、子供たちが窓に張り付いていました。

ついでにお手洗いをお借りすると、鏡前いっぱいに女子高生が張り付ていて、ちょっとビビった。土曜だったから、学校の後にお化粧して、遊びに行くんだろうね。

山手線に乗り換えて、神田まで移動。乗り換え検索したときに、最終目的地への乗り換えで出てきただけなんだけど、せっかくなので、寄り道。

神田駅から、淡路町へ歩き、食べてみたかったものを購入。本当はイートインしたかったけど、今は閉めてるみたい。

でも、ちょうどよく、向かいのビルにフリーの机と椅子が備わったイートスペースがあったので、お借りしました。

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ケーキ

近江屋洋菓子店のケーキを前から食べてみたかったんだ。

定番のショートケーキと季節もののシャインマスカットのタルトを選びました。

買った後に、近くのスタバでコーヒーも買ったので、本日2度目のおやつタイムです。

ここでも、家から持ってきた使い捨てフォークが大活躍してくれました。

ショートケーキは素朴な味で、スポンジがしっかりしてました。

タルトのシャインマスカットは、あんまり香りも甘さも感じなかったのですが、タルト台がアーモンドの風味がして、すごく美味しかったので、焼き菓子も買えばよかった。

とりあえず、これで一人で食べようと思っていたものは、食べ尽くしました。

メインイベントの時間には、まだ全然余裕があるので、イートスペースでしばらく休憩させてもらいました。

この時点で、家を出てから7時間ぐらい経っているんですけど、そのうちの半分ぐらい立って過ごしていたんですよね。普段の倍以上、歩いて移動してるんですよね。

久々の東京だし、オシャレもしたくて、気に入ってるハイヒールのオックスフォードシューズを履いてたんですよね。足が痛いんです。所謂ヒールダコが出来る指の付け根が超痛い。ずっと我慢してたけど、やっぱり痛い。

しばらく座って休憩してから、メインイベント会場近くまで行き、まだ時間があるので、周辺をウロウロしてたら、ドラッグストアがあったので、ジェル状の中敷き買いました。この後も歩く予定があるので、買って良かったです。

さらに周辺をウロウロし、なんか可愛いお菓子屋さんがあったので、友達への手土産を追加で購入しました。用意していたお土産の紙袋に私物も入れてしまっていたので、綺麗な袋が欲しかったんだ。ちょうどいい感じの詰め合わせがあって良かった。

会場にはまだ入れなかったのですが、待合スペースがあったので、そこでまた座って休憩できました。靴に中敷きも入れられたので、まだ歩けます。

一方、夫からは、会場の最寄り駅に着いた頃に、今から出るという連絡があったのですが、開場して、席に座ってスマホを確認すると、新東名高速道路が事故で一部通行止めになっているという連絡がきていました。幸い、新東名に入る前に通行止めの情報を得ていたので、東名高速に迂回することが出来たようですが、後から聞いた話だと、東名もいくつかの区間で大規模工事をしていて、車線減少をしていたりと、通常よりも混雑していたそうです。

夫が渋滞につかまっている間に、私は2年ぶりのレビューショーを大いに楽しませてもらいました。

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クリスタル15周年記念公演

クリスタルの本公演も約2年半ぶりだそうです。その間、配信でライブをやったり、CDを出したりと、いつも新しい道を探して、進み続けるクリスタルは、本当に凄いと思う。クリスタルの本公演だから、絶対に観たいと思って、夫に我儘を言いました。

そして、やっぱり行って良かった。

チラシを見た時から思っていましたが、出演者がだいぶ多い。男役が10人もいるクリスタルを観るのは、多分、初めてじゃないかな。

一部は、クリスタル初めてのミュージカル。今の状況を踏襲した内容だけれど、クリスタルらしい明るさと華やかさで、楽しく観れました。アマビエのシーンで、後ろに金のリボンが垂らされた時は、小林幸子の再来かと思った。

二部はレビューショー。オープニングから、いつもより人数が多いから出来るようなふりつけもあり、より華やかで圧倒された。レビュー観れた感動で、涙が溢れてきた。

曲目的に、なんだかセクシーで、アダルトな雰囲気の景が多かった気がする。

特に、男役だけの景は迫力があって、煌びやかで、セクシーで、キレのあるダンスが素晴らしく素敵だった。

私の友達も男役として、一層、色気が増していて、デュエットでのリフトも危なげなくこなしていて、頼もしさも増していて、絶えず努力しているのが、本当に尊敬できる。

大人っぽくセクシーな振り付けでも、決して過剰にならず、下品にならないのが、彼女の強みだと思う。

いつも通りの楽しいエンディングを終え、あっという間に終わってしまった。

もっと夢の世界に浸っていたかった。

終演後に演者である友人に直接会うことが出来た。友人とも引っ越し前に会ったきりだったので、2年ぶりになる。舞台が素敵で、友人と会えて、嬉しくてまた涙ぐんでしまった。興奮と久しぶりに会えた緊張で、上手に感想を言えなくて申し訳なかったけれど、このご時世で、長く話すのもはばかられ、2年ぶりにしては、短すぎる挨拶をして、会場を後にした。来年こそ、素顔の彼女と会いたいと思う。

さて、メインイベントは終わってしまったので、夫がどこにいるのか、スマホを確認したが、特に連絡は来ていなかった。運転中にメッセージをやり取りするのも、難しいだろうと電話をかけると、まだ静岡にいると言われた。予定よりも1時間以上は遅れている。

そもそも、出てくる時間が言っていたよりも1時間近く遅かった。まぁ、責めても仕方ないし、特に動かせない用事もないので、とりあえず、予定どおり、待ち合わせ場所である渋谷に向かった。

2年前に引っ越す直前にも渋谷に行った。スクランブル交差点の側の植え込みに座って、しばらく人混みを二人で見つめた。こんな雑踏をみるのが、普通じゃなくなるんだと思い、それはすぐに現実になった。

今回は、公演があった場所から地下鉄で渋谷に移動し、目的地である渋谷スクランブルスクエアは、駅直結だったので、地上に出ることなく、着いてしまった。当然、スクランブル交差点を眺めることもなかった。

自分が引っ越した後に開業した、渋谷スクランブルスクエアでは、夕飯を食べることと屋上展望台に行くのが目的だった。

屋上の渋谷スカイに入るにはチケットが必要で、時間で入場時間が区切られているので、事前にネットで着けそうな時間のチケットを買っていたのだが、私が渋谷に着いた時点で、入場時間は過ぎていた。使用前のチケットは、窓口に行けば、他の入場時間に振り替えてくれるという情報を得ていたので、窓口で聞くと、特にチケットの変更は必要なかった。買っていた時間より前だったり、日付が変わるときには変更が必要らしい。とりあえず、渋谷スカイに入る準備は出来たので、後は夫を待つだけ。

何度か連絡を取り、夫が神奈川に着いたことは確認できた。

夕飯は、同じく渋谷スクランブルスクエア内の、『つるとんたん』で食べようと思っていたので、レストラン階の店の前に行くと、行列ができていた。まぁ、予想通り。

ただ、どれぐらいかかるのかは、よくわからなかった。店員さんも忙しそうで、声をかけられず、とりあえず、並んで、夫が来るまで時間を潰すことにした。

最初に、夫が自分も東京に行きたいと言った時は、行きたい店があるからという理由もあった。動画サイトで好きな芸能人が紹介していた店で、食べてみたいからと言っていたのだが、月曜に連絡したら、すでに予約で満席だと言われてしまったので、予定を変更しての、『つるとんたん』だった。

予想に反して、列はどんどん進んでいく。足は痛いけれど、途中で入れた中敷きが少しだけ痛みを和らげてくれている。私の前に並んでいた女の子も、履いていたショートブーツが足に合わないのか、日中に歩き疲れたのか、並んでいる間に、少しずつ足を外していき、とうとう、全部脱いで靴下になっていた。気持ちは分かる。私もやりたかった。列が半分ほど進んだあたりで、夫から渋谷に着いたとスクランブル交差点の画像付きで連絡があった。あとは、車を駐車し、店に来るだけだ。最悪、間に合わなくても、先に入ってるか、後ろに譲るかしようと思っていたので、それほど焦りはなかった。

前に、あと3組というところで、夫から渋谷スクランブルスクエアの入口の画像が送られてきた。ゴールはすぐそこだ。しかし、なかなかエレベーターが来ないという。

次に呼ばれる、とあたりを見回すと、夫が店の側のエレベーターから歩いてくるのが見えた。夫が到着するのと、順番が来るのが、ほぼ同時だった。

すぐに着席して、食べるものを選んだ。この時、時間は20時50分。渋谷スカイの最終入場時間は、21時20分だ。間に合うかどうか、実に微妙だった。まぁ、間に合わなくても明日の朝に来ればいいのだ。注文した品は、それほど待たずに運ばれてきた。

つるとんたん』のおうどんを初めて食べる夫は、その美味しさに、驚いていた。

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牛すじカレーのおうどん

 

一人で30分以上並んだ甲斐があった。これで、文句言われてたら、さすがに浮かばれないわ。私たちは、食べてる間に、それほど会話せず、食べるのが早いので、21時15分には食べ終わった。間に合うかもしれない。入ろうとする人の列ができていれば、数分遅れても、入れるかもしれない。幸い、席は入口のすぐ近くで、会計の列はなく、すぐに店を出られた。すぐにエスカレーターで1階分あがり、渋谷スカイの入口に行くと、まだ入場手続きをしている人がいた。そのまま後ろに並び、入ることが出来た。

最初に夫が希望していたお店に予約が出来ていたら、そもそも予約の時間には間に合わなかっただろうし、食事を優先していたら、渋谷スカイには来れなかっただろう。

つるとんたんを選んだのは、私が美味しいと知っていたからだけれど、お店の場所が、エレベーターともエスカレーターとも近く、渋谷スカイの一つ下の階に位置していることまでは、意識していなかった。

全てが嚙み合って、希望していた夕飯を食べることが出来、渋谷スカイにも来られた。

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夜景

この景色は夜じゃないと見られないので、夜に来られて良かった。

閉館の22時まで、スマホで写真を撮ったり、ヘリポートの人工芝に寝転がってみたりして、過ごした。空は良く晴れていて、月が輝いている。

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月とレーザー

今住んでいる所には、夜景が見えるような展望台は無い。都市部に行けば、いくつかあるけれど、まだ行ったことは無い。行ってみたいとは思っているけれど、こんな夜景じゃないだろうなとも思っている。自分が思っていたより、都会へのあこがれのようなものは、強く持っているようだ。

閉館時間になったので、宿泊先のホテルがある新宿へと車で移動した。途中、センター街などを通り、夜遅い時間なのに、人が沢山いることが、なんだか新鮮だった。

歩き疲れて、足は限界だったので、風呂に入り、しっかりマッサージをした。

足の裏を確認すると、少し靴擦れが出来てるぐらいで、思っていたような、大きな水膨れなどはなかった。主な痛みの原因は筋肉痛だったらしい。

最初は、ホテルなんて取らなくても、どこかで夜を過ごせばいいと思っていたけれど、中年の体には、ちゃんとしたベッドが必要なんだと思いつつ眠りについた。

翌朝、朝ごはんを調達するのに、新宿駅まで行きたいが、歩くには遠く、車をわざわざ地下駐車場から出し入れするのも面倒なので、タクシーを利用した。東京の初乗り運賃が安くなっているのを、この時、初めて見た。目的地のバスタ新宿は、初乗り運賃を少し超えるぐらいの値段で、ホテルで待機してるタクシーからすれば、予想通りの行き先なのか、特に態度を悪くされることもなく、タクシー降り場につけてもらった。

休日、まだ駅ビルなどのショップが開いていないからか、人通りはまばらで、新宿にしては、とても空いていた。

目的地のパン屋を求めて、むだにバスタ新宿を1周してしまったけれど、そのおかげで目当てにしていなかったけれど、夫の興味を引くパン屋とコーヒー屋を見つけることが出来た。目当てのパン屋である、SAWAMURAでパンを買い、ジョエルロブションのパン屋でも、パンを買い、隣のブルーボトルコーヒーでコーヒーを買って、再びタクシーでホテルへ戻った。

忘れていたわけではないが、私は前日に、品川でもパンを買っている。この時、パンだけで10個以上所有していた。パン長者。

とりあえず、買ってきたものを数個食べ、チェックアウトの時間までのんびり過ごし、昼前にホテルを後にした。

今度は、自分たちの車で、新宿を移動し、夫が食べたがっていたラーメン屋へ。

いつも渋谷の店舗に行くのだけれど、新宿で一番古い店舗に行った。

パンを食べたばかりだけれど、妙にお腹が空いて、普通に1杯食べてしまった。

腹ごなしに、道中見かけた花園神社の酉の市を覗いてみた。何度かテレビで観たことはあるけれど、実際に観るのは初めてで、とても興味深かった。色んな意匠を凝らした熊手が大小飾られて、あちこちで、拍子木と手拍子が鳴っていて、なんだか景気がいい。

うちは、商売人とは言えないので、熊手は買わなかったけれど、観るだけでも面白かった。

渋谷を後にし、今度は原宿へ。駐車場があるか心配だったけれど、ちょうど、東急スクエアの駐車場の入口を見つけられたので、そこに止めることにした。

都会の駐車場らしく、なんだか面倒そうだったけれど、とりあえず、止めることが出来たので、夫が好きなショップを観に行った。夫が学生の頃からずっと好きな店で、地元の都市部にも店舗があったのだが、数年前に無くなってしまったらしい、また店舗ごとに限定品が置いてあったりするので、原宿の店舗に来たかったそうだ。

ちょうどよく、夫が欲しいと思っていたものが、置いてあり、試着もさせてもらえ、買うことが出来た。あっさりと目的を達成できたので、特に長居することなく、さっさと原宿を後にした。表参道から青山通りは、友達と遊んだ時に、何度かウロウロした。思い出深いというわけではないけれど、知っている道だなと思う。

三軒茶屋あたりから首都高に乗って、川崎方面へ向かうと、もう、帰り道だなと思う。

ただ、降りるのは、横浜じゃなくて、名古屋だと思うと、ちょっと遠すぎる。

新東名に入ると、帰省する時の道だなと思う。空いているというほどではないけれど、ひどい渋滞もなく、夫が休憩なしで3時間以上運転してくれて、地元に帰ってきた。

何もないなと思うけれど、今は、ここが住まいなのだから仕方ない。

今すぐに関東に戻りたい、というほどの衝動はないけれど、またちょくちょく遊びに行きたいと思った、東京弾丸食べ歩き旅でした。