私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

さらに注入されたことの彼是。

ワクチン接種の2回目を受けてきたので、備忘録。

4週間前に、思った以上にサクサクと接種を済ませ、諸々の準備も必要なかったような気がするほど、副反応は出ず。多少の腕の痛みと、1週間ほどのだるさというかやる気のなさだけを感じていた。

4週間なんて、働いているとあっという間に過ぎてしまう。

8月末ごろに、ああ、ワクチン接種をするから、あれもこれもしておかなくては、と思いつつ、1回目があっさりと済んだせいか、不安も少なく備えも疎かにしていた。

それでも、当日は打った後のことを考えて、午前中のうちに家事を済ませ、余裕を持って、接種に臨んだ。

今回は予約の15分ほど前に病院に到着したが、特に待たされることなく、そのまま受付に通してもらい、以前同様、サクサクと接種に至った。

前回は、筋肉に針を刺される痛みが強かったけれど、今回はそれほどでもなく。

打った直後はほとんど痛みがなかった。

夕方になって、少し腕に痛みを感じてきたけれど、ほかに症状はなく、いつも通り過ごし、念のために体温計だけは枕元に準備して布団に入った。

もともと寝つきが悪い方だと思うが、ふと目を覚ますと、なんだか体がざわざわと悪寒がした。隣には夫が寝ているので電気をつけるのも悪いので、寝室を出て、体温を測ると平熱よりも少し高めというぐらい。

そういえば、1回目の接種の時も悪寒やリンパの腫れは感じながら発熱には至らなかったな、今回も悪寒だけか、と思いつつ、もう一度眠りについた。

その時に眠ったのかどうか定かではないけれど、また気づくと悪寒酷くなっていて、身体が熱くなっている。発熱してるだろうと自覚できるような症状だった。

もう一度、寝室を出て、熱を測ると37.7℃。しっかり発熱していた。今回は副反応出るパターンか、と思いながら、枕元に解熱剤を用意していなかったことを悔やみつつ、夫がワクチン接種した時に病院でもらってきた解熱剤を服用して、再び眠りについた。いや、つこうとしたけれど、どうにも体が熱く、節々が痛い。とにかく眠って熱を下げたいが、熱さと痛みの不快感で眠れない。ようやくウトウトしたと思うと、夫の目覚ましがなった。夫に熱があると訴え、体温計で熱を測ると38.1℃。上がってるじゃねーか、と思いつつ、とりあえず夜か明け方に薬は飲んだことを伝え、横になっていることにした。夫に何か欲しい物はあるかと言われたので、飲み物を持ってきて欲しいというと、ペットボトルの炭酸水とシェイカーに入れたアクエリアスを持ってきてくれた。

まだ体は動いたので、休日出勤する夫を見送り、冷蔵庫に入れっぱなしにしていたゼリー飲料を持って寝室に入り、次の薬が飲めるだろう時間になるのを待った。

悪寒はするけれど、身体は熱い。でも、汗は出ない。体に熱がこもる一方で節々が痛いので眠れない。眠ったと思っても2時間も経っていない。

ようやく起きてから3時間ほどたったところで怠い身体を起こし、ゼリー飲料を半分ほど飲んで空腹状態をごまかしてから、2回目の解熱剤を服用した。少しは楽になるだろうと思いながら、また横になる。眠れはしない。だるくてスマホもいじれない。本当に何もできない。トイレに行きたくて目を覚まし、重い身体をなんとか起き上がらせ、メゾネットタイプのアパートであることを恨めしく思いながら階段を降り、排泄すると内臓が腫れているのが分かって、また不快に感じる。

布団に戻って体温を測ると、38.1℃。ほとんど変わってねーじゃねーか、と思いながら、次に薬を飲める時間が来るのを待つしかない。

また4時間後に同じように服用し、目が覚める度に体温を測るもほとんど変わらず。

3回目の服用からまた4時間経った頃には、39.2℃になっていて頭痛もしてきた。

これは、ダメだ。脳が茹ってしまう。朝に夫に貼られた冷えピタはとうにぬるくなっており、昼に張り替えたものも、もうその役目を終えている。冷凍庫で食材と一緒に凍っていた保冷剤をタオルで包んで頭やおでこや首に当てていたけれど、表面が冷えるだけ。もっと強い薬を飲もう。夜中に薬を探していた時に、夫が風邪で高熱を出した時に処方された薬を見つけていたので、それを飲むことにした。

もう夕方だったので、空腹で飲むのは良くないと思い、またゼリー飲料を飲み、胃薬も一緒に服用した。

すぐには楽にならなかったけれど、そろそろ夫が帰宅するであろう時間だったので、そのままリビングで横になっていた。

しばらくすると夫から帰るコールがあり、夕食を買ってきてくれるという。

風邪ではないのは分かっていたけれど、風邪の時に食べたくなるものをリクエストして買ってきてくれた。

薬を服用してから1時間ほど過ぎると急に汗をかきはじめ、体温が下がるのを感じた。

それでも38.1℃だったけれど、39℃に比べると全然違う。

なんとか夕飯を食べ、また布団へ戻った。翌日は月曜なので、仕事は休むことになるだとうとは思っていたけれど、夫は出社するので、とりあえず起きないわけにはいかない。

この日の夜は、前日に比べると眠れたと思う。何度か目は覚めたけれど、体温は測らなかった。少し頭痛はあったけれど、眠れば治まる気がしていた。熱が下がっていれば、出社できるかもしれないとすら、思っていた。

翌朝、目が覚めると若干頭痛がする。薬を飲みたい。こんなにも連続で解熱剤を服用するのは初めてでちょっと怖い。

体温は、37.5℃。前日よりはだいぶマシだけれど、出社は出来ない。

とにかく頭痛をどうにかしたくて、前日に買ってきてもらっていたヨーグルトを食べてから、市販の解熱鎮痛剤を服用した。

夫の出社準備を手伝い、夫を見送り、会社に休む連絡を入れて、布団に戻ると前日よりもだいぶ身体が楽になっていた。しばらく横になって、前日には出来なかったスマホをいじるなどして過ごした。そういえば、前日は寝込んで全然カロリーを摂れていなかつたと思い、昼前にシュークリームを食べた。前日もゼリー飲料を飲んではいたけれど、夜に飲んだもの以外は低カロリーのものだったので、もう少しカロリーのあるものを準備しておいてもよかったかもしれない。もっと言うと、夜に発熱に気づいた時から、強めの薬を飲んでおけば、無駄に体力を消費しなくて済んだかもしれない。まぁ、後からなら何とでも言えることだけど。

昼食前に体温を測ると37℃まで下がっていたが、まだ平熱とは言えない。昼食後に軽めの解熱剤を服用した。これで平熱まで下がったので、これが最後の服用になった。

昼過ぎにはだいぶ身体は楽になったので、ようやく風呂に入ったり、汗で湿ったシーツや布団カバーを洗うことが出来た。

風呂に入る前に体重を測ると前々日に測った時よりも1Kg減っていた。

ここ数年、代謝が落ちているのか、数日で1Kgの増減なんて見たことないのに。

消耗って恐ろしい。

結局、ダラダラと一日を過ごし、今思うと眠ることはあまりしなかった。

茹った脳が興奮してたのかもしれない。

夜には疲れが出たのか、いつもよりは早く寝つけた気がする。

翌日の朝にはすっかり平熱になっていたが、2日ほどまともに食べなかったせいか、少し貧血気味なのと、刺された周りが少し赤くはれて所謂モデルナアームになっていた。

というわけで、1回目の副反応がほとんどなかったからと油断したけれど、2回目はしっかり副反応が出ました。

38℃台の高熱は大人になってからは多分初めてで、とても辛かったです。

以前、夫が風邪で同じぐらい高熱を出した時に、痛くて眠れないだの横になれないだの言っていて、この人は体調悪いのに何を言っているんだろう。大人しく寝ればいいのに、と思っていたけれど、寝るのも辛い状態があることを身をもって知りました。

次に夫が同じような症状になった時は、もっと親身になってあげられると思う。

だいぶひどい目にあったなと思っているので、さらにワクチン接種が必要って言われたら、ちょっと怖いな。それでも受けるんだろうけどさ。

本当に早くCOVID-19は収束してくれよ。