私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

こんな夜を過ごしたくて。

旅行というほどのものではないけれど、夫と横浜に行ってきた。

メインイベントは横浜アリーナでのライブだけれど、その前に引っ越した後に出来た、新スポット巡りをすることにした。

ライブは、私が好きなラジオ番組の音楽イベントで、複数出演者がいる中、夫が好きなアーティストも出るから、旅行がてら行くのもいいかもしれないと思い、私から夫を誘ってチケットを取った。

逆に言うと、夫が知っているのは、そのアーティストだけで、他の出演者は知らないか興味ないかだったので、一時は一緒に行かなくてもいいかもしれないとも考えたけれど、当選したチケットを確認すると、予想以上に良席だった上に、個別でのリセールは出来ない仕様だったので、結局、二人で行くことにした。

夫と行くなら車移動になり、その日のうちに帰るのは無理そう。せっかくなら行きたい所もいくつかあるから、ということで、ホテルも手配した。

懸念事項はライブ中に車を停めておく場所だったけれど、調べてみると、思ったより駐車場があり、予約は間に合わないけれど、早めに行って最大料金のある所に停められれば、それほど痛手にならないことが分かった。

前日の夜に荷造りし、当日の朝に車に詰め込んで出発。予定より30分ほど遅くなったけれど、ほぼ予定通り、昼過ぎには目指していた駐車場に到着。

最寄り駅まで10分ほどの距離を歩くのに早速グズグズ言われる。

乗り換えが少なくて済むように地下鉄で移動。地下鉄乗るのは、何年ぶりだろう。

これまた久しぶりに野毛のちかみちを歩いて地上に出ると、みなとみらいに到着。

駅を出ると目の前にどーんとロープウェイの乗り場が出来ていて驚きました。

さっそく、ロープウェイに乗るべく乗り場へと行きました。開業当初はかなりの行列だったようですが、チケットを買うのにはさして並ばず、乗車できるまで20分かからないぐらいでした。

ロープウェイ

ここは、どこかの山の中だっけ?と思うような気分で、ロープウェイに乗り込みます。

8人乗りで、割と広く、全面ガラス張りなので、外の景色が良く見えます。

ロープウェイからの景色

景色は間違いなくみなとみらいなんだけど、ロープウェイがあるのが不思議。今までは、写真真ん中部分の、汽車道を歩いてワールドポーターズまで行っていたので、移動手段としては、楽。ただ、乗車料金はアトラクション並なので、移動手段として使うものではないのかも。

時間と脚力に余裕のある方は、ワールドポーターズに到着した後、中を歩き回って、赤レンガ倉庫の方へ行くか、ハンマーヘッドの方を周ってから、コスモワールドとランドマークタワーを通って、桜木町みなとみらい駅に戻るのも楽しいと思います。

私たちは時間もないし、すでに足が痛いと訴えられていたので、ワールドポーターズでは、胃薬を買っただけで、すぐに桜木町へと戻りました。

今度は、新しい横浜市役所に行きたかったのですが、最短ルートが分からず、周遊バスを利用したら、むしろ遠回りでした。

バスの車窓から桜木町の側から空中回廊が出来ているのが見えて、悔しかったです。

バスは馬車道駅に止まったので、戻る形で市役所へと行きました。新しい市役所は商業施設も併設されていて、おしゃれなオフィスビルそのものでした。

その中のお店で遅めの昼食を食べ、けっこうな時間になっていたので、新横浜へと戻り、横アリへと向かいました。

駅から横アリへの道中、グッズを身に付けている人がそこここにいて、だんだん高揚感に包まれていくのを感じました。

到着した時にはすでに開場されており、中は人でいっぱいです。私は事前通販でグッズを買い、すでに身に着けていましたが、夫も何か欲しいというので、グッズ販売ブースに行くと、まだ行列ができていて、並んでいたら開演に間に合わなさそうだったので、諦めて、席へと向かいました。座る前にお手洗いにも行ったのですが、女子用よりも男子用の方が列が長くて、ラジオイベントって感じだなと思いました。

横浜アリーナに入ったのは初めてなのですが、思ったよりはステージが近いなという印象でした。席としては、センターではないから、それほど間近ではないものの、アリーナ席の前方ではあったので、余計にそう思ったのかもしれません。

10分押しぐらいで、会場が暗くなり、いよいよ開演。私も買っておいたペンラのスイッチを入れました。会場内をほんのり明るく照らす、チュロス型ペンライトは、本当に綺麗で、みんなラジオ好きなんだと思うと、じわじわ笑えてきました。

イベントが始まり、オープニングアクトのミュージシャンが登場してから、ほぼペンライト降りっぱなし、テンション上がりっぱなし。正直、知らない曲ばかりだったけれど、そんなの関係ないぐらい楽しめました。

途中、お笑いパートもあり、ちょっとしたゲームもあり、終始笑いっぱなしで、楽しくて仕方ない。MCパートも共通の話題しかなくて、なんども拍手で同意した。

ライブパートは普通の音楽ライブと変わらずに、それぞれのアーティストが盛り上げてくれて、音楽に楽しく乗るだけで良かった。

最後のアーティストが夫の好きなアーティストでもあり、それまで、あんまり立ってなかった夫が立ち上がってハンズアップしてることに、ちょっと感動してしまいました。

私も初めてライブパフォーマンスを観て、ものすごくパワーをくれるアーティストだなと。音楽を聴いて、なんとなく知っていたけれど、やっぱり生のパワーは違うわ。

夫を連れて来れて、本当に良かった。

最後の最後、総合MCであるラジオパーソナリティが、トロッコに乗って、会場を一周してくれました。

ロッコに当たるスポットライトが綺麗

この時間だけ撮影OKだったので、別に顔ファンじゃないけど、妙にテンションが上がり、動画まで撮ってしまった。こういうのを素直に面白がれるのもイベントの醍醐味なんだと思う。

終演してみれば、夫も楽しめたようで、ほっとした。夫が、MCの人が「イカレたリスナーの集まり」って言葉が、ピッタリだったと言っていましたが、私もそう思います。

その集まりが最高に楽しかった。本当に参加出来て良かったです。エンタメはすごい。

興奮冷めやらぬまま、夕食へ。夫が好きな関東ローカルの中華料理屋で、遅い時間までやっている店舗に行きました。

メインはラーメンですが、自分はそこまで好みじゃないし、夜に食べるには重いので、肉野菜炒めと餃子を頼んでビールを飲みました。町中華の炒め物って、なんであんなに美味しいんだろう。夫も久しぶりの味に満足していました。

食後は、夫が見たいというので、都内へ移動し、東京タワーを外から眺めて来ました。

夜の東京タワー

三田駅や、芝公園の辺りと回って、いくつか撮影スポットと思われる所に停車させて、写真を撮っていました。完全にお上りさんムーブだと思っていたけど、周りにも似たような人がたくさんいたから、東京タワーの映えは抗いがたいんだど思う。写真を撮らずにいられない魅力があるんだね。

撮影に満足したところで、ホテルへ移動。喫煙者の夫の為に喫煙可の部屋にしたら、めちゃくちゃヤニ臭くて辛かった。

ヤニの匂いにまみれながら眠りに着きました。

翌日は、帰り道の途中にあるアウトレットに寄るために、早めに起床。ほぼ予定通りに出発できましたが、お土産を買うために入ったSAで夫がまたしても関東ローカルのラーメンを食べるというので、思ったより時間が掛ってしまい、本線に戻ると渋滞が始まっていました。

完全に停車するような渋滞ではありませんでしたが、低速走行ではあり、結局到着したのは、予定より1時間近く後でした。それでも、駐車場渋滞にはつかまらず、買い物したい店もすぐに見つかったので、昼過ぎには買い物を終えて、帰路につくことが出来ました。

暗くなる前には家に着けたので、荷物を片付けてから、私は翌週のお弁当のおかず作り。夫はゴルフの打ちっ放しへ。

さすがに疲れたので、終わってから近場の温泉に行きました。

広いお風呂に浸かって少しは疲れが取れたような気がしますが、翌朝起きると右だけ妙に手首や肘下が痛くて、なんだろうな、と思っていたら、ペンラの降り過ぎでした。

楽しみの代償。