私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

新しくて、初めてで、久しぶり。

最後にライブに行ったのが、2019年の9月なので、丸2年ぶりにライブへ行ってきました。

本当は、2020年にもライブに行く予定があったのですが、コロナ禍で中止になってしまいました。

まだ、コロナ禍真っ只中ではありますが、色んな事が分かって、色んなことが変わって、新様式でのライブ開催。

チケットを申し込んだ時は、もう少し治まってるか、何か状況変わったりしてるかと期待していたんですが、そんなことはなく。せめて、緊急事態宣言が終了してただけでも、御の字というところでしょうか。

とにかく、2年ぶりにCreepyNutsのライブに行けたわけです。ちなみに最後に行ったのもCreepyNutsでした。

本当は、日本武道館も、前回のツアーも行きたかったのですが、まだ行きたいと言い出せる雰囲気ではなく。今回が幸運だったと思います。

私としては、引っ越してきて初めての地方ライブ参戦で、初めての会場だし、土地勘もないし、どれぐらい物販に並ぶ人がいるのかとかも分からない状況で、戸惑いというか、不安も大きかったんですが、概ね予定通りに行けました。

まず、会場がホールというのも、CreepyNutsのライブを観るのに初めてで、HIP HOPをホールで?という気持ちもあったんですが、大きい会場を埋められるようになったという喜びと、このご時世にオールスタンディングで他人とゼロ距離はアカンよな、というところで納得しました。会場になってた場所は、ホール以外に会議室やら色々入ってる複合施設で、その中にライブTシャツ着た状態で行くのはどうかと思ったんですが、同じ方向に行く人が、ほぼ同じ格好だったので、何も気にせずにいられました。

そう、今回はグッズを事前に通販することができたので、予め買っておいたTシャツを家から着た状態で、行くことができました。デザイン的にも着てて恥ずかしくないので、助かります。会場でしか買えないガチャだけ回しに早めに会場へ行き、予定通りにガチャを回したんですが、コンプリートとかは狙わず、2回で止めときました。

その時点で、開場まで2時間近くあって、当初はどこかのカフェでも行って時間を潰そうかと思っていたのですが、同じような恰好をした人達が、普通にロビーの椅子やソファに座って開場を待っているようだったので、それに倣ってそのまま2時間過ごしました。

今まで、何回か関東のライブに行き、開場よりもずっと前に物販目当てに行って、時間を潰すのに苦労したことはありますが、だいたいロビーに入ることもできず、とりあえず会場を離れたどこかに行くことがほとんどだったので、その場にいられるのは、新鮮でした。地方あるあるなのか、この会場に限ったことなのかわからないけど。

とりあえず無為に時間を過ごし、開場30分前ぐらいから入場列ができ始めたので、よくわからないまま列に並び、入場しました。入場すると、チケットをもぎられる前に検温され、中に入るとすぐに消毒エリアがあり、出演CMの試供品をもらい、何故か日本武道館ライブのポストカードをもらいました。なんでくれたんだろう。嬉しいけど。

一般購入したチケットで、1階席後方の席でした。ギリギリ肉眼で見える距離。自分は壊滅的に目が悪いので、視力1.0以上の人なら余裕で見えるぐらいでした。

予定の10分押しぐらいで、いよいよ開演、そこからの2時間弱は、本当にあっという間でした。とにかく楽しかった。やっと見れた!という感慨もあるし、CDで聞いた曲を生で聞けた喜びもあるし、会場の皆さんと一体になって盛り上がれた高揚感で最高潮でした。ホールで、どれぐらい盛り上がれるのか、ちょっと心配な気持ちもあったのですが、そんなのが杞憂だったことが、すぐに分かるほど、最初から皆がハンズアップしてて、嬉しかったです。

ライブに行くようになって、何度か思ったのは、ライブはアーティストのパフォーマンスを一方的に見るものではないということです。

観客席からも、アーティストを盛り上げてこそのライブであり、アーティストにも、ライブしてよかったなと思って欲しいとすら、思うようになりました。

だから、正直、声をあげられないライブなんて、という気持ちもありました。声を上げずに楽しめるのか、盛り上がれるのか、と思っていたのですが、リアクションとしての拍手、曲に合わせた手拍子、ハンズアップ、ゴンフィンガー、気持ちを伝える方法がたくさんあることを知れたし、アーティスト側からも、伝わってると言ってもらえて、本当に嬉しかった。観客が同じ気持ちで一緒に盛り上がって、楽しめたのが、本当に良かったです。もちろん、本音を言えば、声を上げたかったし、一緒に歌いたかったので、早くそういうライブが出来るようには、なって欲しいです。

セトリもすごく考えられていて、今回のアルバムの曲だけじゃなくて、テッパンで盛り上がれる曲や、曲との繋がりを重視した曲など、アーティストとしての歩みが見えるような、素敵なセトリでした。

合間のMCも、いつもの軽口から、地方公演らしい地域ネタもあって、ちょっと新鮮でした。曲ふりのMCは多分、流れだけ決めてるのか、なんかR-指定本人も、どう言おうか考えてる感じが、よりライブ感があって良かったし、なんかアーティストとしての貫禄出てるなって、なんか上から目線で思ってしまいました。

時間の関係か、コロナ禍だからか、アンコールが無かったのが至極残念ではありましたが、本当に最高のライブだったので、また次もぜひ参加したいです。

チケット当たればだな。