必要な装置と距離感があるらしい。
夫が出張に出かけて、一週間も経たないうちに一時帰宅してきました。
今回の出張は、今までにないぐらいのバタバタした出発になってしまっていたので、心残りがいくつかあったのと、仕事柄先の予定を立てづらく、次にいつ連休をもらえるのかわからないこともあり、さっそくの一次帰宅となりました。
金曜の昼間には、土日が休みになったことと、特に予定がないことを連絡してきていたのですが、帰ってくることをキチンと決めないまま、その日は終わってしまいました。
土曜日の朝、夫から、どうする?と連絡が来ていたので、帰って来られるなら、来てほしい、と私から言い、夕方からディズニーに行くことにしました。
夫は新幹線、私は在来線で東京駅まで行き、そこで落ち合い、そのまま電車でディズニーに行きました。
朝に決めて、昼前には新幹線に乗れる、夫の身軽さが助かります。
朝からあまり天気がよくなくて、雨が降ったり止んだりしていたので、そんなに混んでいないかな、と思いきや、なんだか人が多い印象で、いつもは、そんなに並んでないようなフードワゴンでも結構な待ち時間が発生していました。
結局、乗り物にはほとんど乗らず、食べてばかりいた気がします。
それでも、雰囲気は楽しいし、長い待ち時間でも夫と喧嘩することなく過ごせて良かったです。
夫にしては珍しく、何箇所かで写真を撮りました。来月から始まる新アトラクションは、もう出来上がってるようでしたが、これに乗られるのはいつになることだろう、と思うと、寂しくなりました。
帰りは途中まで高速バスを使ったので、ほとんど座って帰って来られたので、とても楽でした。
翌日は、朝から夫が、家のネット環境の修復をしてくれていて、電話で問い合わせたり、書類を調べたりしつつ、昼前にはネットが使えるようにしてくれました。
家でPCはほとんど見ないのですが、スマホを見る時にWi-Fiを使っていたので、修復してもらえて助かりました。
午後からは、夫が出張先で使うものを買い物をしてから、昼、というには遅かったけれど、夫の好きなうどんを食べに行きました。
帰りは、新幹線ではなく、飛行機に乗るというので、そのまま空港まで見送りに行きました。夫の趣味で航空会社系のカードを利用していたので、無駄にマイルが溜まっていたのですが、うまく活用できずに失効していくばかりだったので、地方空港への片道分ぐらいは、使ってもらって、むしろ良かったです。金額的にも割引が効いて、新幹線と変わらないようでしたし。
空港で見送るときはいつも国際線ターミナルだったので、国内線のターミナルをウロウロするのは、変な感じでした。国内線に来るときは、ただ遊びに来るだけの時が多く、ここから一人で帰ることは、ほとんどありませんでしたので。
搭乗ゲートの手前で別れると、今度こそ、お別れだという気分が盛り上がりました。
こんなに早く帰って来るとは思っていなかったけれど、先週の月曜に別れた時のほうが、ずっとあっさりと別れられた気がする。空港という場所がドラマチックな気分にさせてくれるようです。
帰りは高速バスで自宅最寄り駅まで直接帰りました。
なんだかむしゃくしゃしたので、好きなビールやらお菓子やらを買って帰り、テレビを見つつ、泣きながらバリバリ食べました。
ちょうど大河の一部が終わるところで、ドラマで泣いてるのか、寂しくて泣いてるのか、よくわからなくなりました。
夫は、ずっと優しくて、いつもは嫌がるような行列にもほとんどイライラせず、私がルーターを壊しても怒ったりせず、私が腹痛を起こすと気遣って、薬を渡してくれました。
私達は、遠距離のほうがうまく行くんじゃないかと、時々思います。
目の前にあるものには、安心してしまい、大事にできない。そういう関係なのかもしれません。
どちらにしても、期限のある出張なので、一人での時間は、2ヶ月もありません。
今のうちに、一人でしか出来ないことをしておこうと思います。