私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

壊れる週末。

しばらく、調子悪いなって、思ってたんです。先週末ぐらいから。なんだか、やる気がでないな、とか、頑張りたくないな、とか投げやりな気持ちになったままで。その割に、アホみたいに食欲はあって、月末で、財布の中が寂しくて仕方ないのに、一生懸命お菓子食べたり、酒飲んだりしてるんです。

そんな感じで、やる気はないけど、用事はあるので、お出かけしようかと、車に乗り込み、エンジンをかけたら、なんか、変な音がするだけで、いっこうにかからないんです。何度か繰り返しても、同じ。少し、間を置いても同じ。軽くパニックになりながらも、旦那にラインで報告すると、電話がかかってきました。電話で話すのは、2ヶ月ぶりぐらい?

とりあえず、口頭で現状を伝えると、多分、バッテリーが原因ではないかという。先週末に車を動かさなかったことが、今更ながら悔やまれます。マジで不毛な時間過ごしてる場合じゃなかったわー。代償がデカすぎるよ・・・。とにかく、エンジンはかからない。元々、中古で買った車で、旦那が帰国する頃に買い替えを予定していたので、別に困らないっちゃ、困らないんだけれど、乗れなくなるとなると、やっぱり悲しいです。割りとぶつけたり、凹ましたり、なんだりしてるけど、見た目可愛くて気に入ってたのに。買い換えるにしても、それまでの間にまったく運転の練習が出来ないのも、不安。とは言え、わざわざ高い修理費出して、数えるぐらいしか乗らないのに直してもらうのも、もったいないし、どうしようもないので、旦那が帰ってくるまで放置です。

最初に、カギを回した時に、電気系統がカチカチして、フロントパネルのディスプレイがチカチカしたりして、ぶっ壊したかと思って、めちゃくちゃ焦りました。2ヶ月ぶりに旦那と話して、ほっとして、泣きそうになった。

会社の人とかに、旦那と連絡取ってるの?って、よく聞かれるんですけど、毎日電話したりはしてません。最初に、海外出張に出た頃からそんな感じなので、お互いの性分なんでしょうね。ラインでメッセージは送りますけど、それも毎日じゃない。そんなに毎日話すこと無いし。何かあった時とか、確認したいことがある時とか、相談したい時に、メッセージ送ります。電話が嫌いとか、話したくないってことじゃなくて、私としてはむしろ逆。用事がないと、ダラダラ喋っちゃうし、そういう時は、電話を切った後が、寂しさの波がすごいので、嫌なんです。今回は、用事はあったけれど、不安でパニックになってた時の電話だったので、切った後は、結構辛かったです。別に、電話越に慰められたわけでもなくて、普通に車の話しかしてないんですけどね。調子悪いから余計に不安定になってたのかも。

その前日には、すでに持ってる漫画をもう一冊買う、というポカをやらかしてたので、しまいこんでて、もう読まなそうな漫画と一緒にブクオフに持ち込んだけれど、全部合わせてジュース一本分にもならなかったり、会社の後輩に教えてもらったハンバーガー屋にどうしても行きたくなって、所持金ギリギリまで食べたり、さらに、お菓子買って食べたり、自分でも、なんかオカシイなと思いつつ、止められない感じ。

翌日も、食べたいものを我慢できなかったり、時間を変に持て余したり、やらなきゃいけないことやってないのに、なんだか暇で、ただただ、落ちてました。そういう時もある。ホルモンとか、気圧とか、色々原因はあるんだろうけど、わかったところでどうしようもないので、どうもしません。ああ、ヤバイな。変だなって、思うだけ。

もう8月も終わりで、夏が終わろうとしてるのも、寂しさや不安の要因かもしれない。

せっかく夏物を色々買ったのに、着倒す暇もないまま、涼しくなってきた。秋物欲しくなるな。それも、買うかどうか迷って、買った頃には、着れないぐらい寒くなってるのかもしれないけど。

9月もそれなりに予定が色々。行けるかどうかわからないのもあるけど、遠出が入ってるので、気分的に忙しい。たぶん、数日で、浮上できるんだろうけど、今は、自分を甘やかしたい。なんて、いつもずぶずぶに甘やかしてるけどな。

浄化される平日。

最近、芸能人の方との距離感がおかしい気がする。遠い遠い存在のはずだったのに、なんか、会おうと思えば会える気がしてきてる。実際、何人かの芸能人の方を、めちゃくちゃ間近で見る機会はあった。知り合うとかじゃなくて、完全に目撃レベルで。目撃レベルすら、今までは普通じゃなかった。ライブとか行くようになったのが、大きいんだと思う。色々始めるのが遅いから、この気持ちの収め方が、まだわかんないんだろうな。

というわけで、間近で芸能人を観てきたんですよ。平日から。台風来てたのに。

前々から行きたかったイベントにやっと行けたんです。『俺たちデトックス女子会』漫画家の久保ミツロウさんと、自称漫画家の能町みね子さんが行うイベントで、『久保ミツロウ能町みね子オールナイトニッポン』や、『久保みねヒャダのこじらせナイト』の前身とも言える、トークイベントなんです。ツイッターで、東京でやるという告知をみた時点で、カレンダーのチケット発売日に印をつけ、発売日当日は、時間までPC前で待機。でも、全然ネットが繋がらなかったので、慌ててコンビニまで車を走らせ、コンビニの機械でチケットをゲット。めちゃくちゃ嬉しかったです。

そして、とうとうやって来た、当日。関東に台風直撃。なんでやねん。イベント自体は、夜からだから、昼過ぎには通過するというのなら、大丈夫かな、などと楽観してたら、山手線が止まりました。マジかよ。会社が京浜東北線沿いなので、渋谷に行くなら、どう考えても山手線に乗り換えなきゃいけないのに、どうしろっていうんだよ。仕事中も、ドキドキしながら、路線図や路線案内をチェックし、どうにかルートを確定。多分、これならたどり着けるだろうという路線が止まらないことを祈りつつ、定時になると同時にダッシュ。幸運だったのは、会社最寄りのローカル線と京浜東北線が止まらなかったことですね。ここが止まってたら、本当にどこにも行けなかった。とりあえず、京浜東北線に乗り込み、都内へと向かう。いつもなら、品川で山手線に乗り換えるところですが、それは無理なので、大井町から、りんかい線を使いました。これで大崎まで行ける。りんかい線は、振替輸送も行っていたので、山手線から京浜東北線に乗り換える人たちも利用していて、改札あたりはごちゃごちゃ。それでも、電車はほぼ時刻通りに動いており、問題なく大崎に到着。ここで、埼京線に乗り換え。ちょど、快速が来ていたので、そこから二駅でつくことができました。京浜東北線へ乗り換える時に、湘南新宿ラインを使うか、りんかい線を使うか迷っていたのですが、湘南新宿ラインはめちゃくちゃ遅れが出ていたので、りんかい線で正解でした。電車は渋谷に到着したものの、ホームは人でいっぱい。しかも、埼京線の止まるホームは改札まで遠いんです。改札を出るまで10分以上を要してました。改札を出たら、雨も止んでいたので、早足で道玄坂方面へ。全然土地勘のない場所なので、事前にグーグルアースで下調べしといて良かったです。ええ、日中は、全然仕事にならなかったよ。暇な時期で良かったわ。下調べしたのに、近くまで来たら、どの建物かわからなくてウロウロしてしまい、つらいトートバッグを持った人を発見し、その方に着いて行く形で、どうにか、開演10分前に到着することが出来ました。

https://www.instagram.com/p/BJafrctDgrQ/【求めていた看板を発見した時の喜びたるや】

会場は、ほぼ席が埋まっていたのですが、運良く、前の方に空いた席を見つけることができました。座ると滝のように汗が出てきて、自分でもびっくりした。

そこからの2時間は本当にあっという間。いつも、テレビで拝見してるお二人が、ラジオとあんまり変わらないテンションで、表に出すには憚られる内容を、バンバン話していて、終始笑っていました。とても、内容についてはここには、書けませんが、やっぱり久保先生は、視点が違うな、と思ったことと、能町さんの知識欲は半端ないなと思ったこと、そして、そこに集ったこじらせ女子達との一体感を味わうことが出来て、本当に良かったなと思ったことはお伝え致します。

閉演後は、サイン会の時間を設けてくださり、私もお二人にサインを頂きました。

https://www.instagram.com/p/BJadH2mD93a/【高級惣菜屋を髣髴とさせるシックなデザイン】

こちらの公式グッズのトートバッグに、持参したペイントマーカーでサインを入れて頂きました。どうしても、黒地に金色でサイン入れて欲しかったんだ。

サインを入れて頂く間に、ご挨拶程度にお話をさせていただき、非常に興奮しました。興奮しすぎて、何話したか曖昧。握手もさせていただいて、能町さんの手がとても柔らかかったことにドキドキしました。そして、その時、自分が着けていたピアスを褒めていただき、ちゃんと顔見てくださった感じが、すごくすごく嬉しかったです。

久保先生からもサインを頂き、その間になんだかお話をしたんですが、それも曖昧。間近で見る先生の笑顔がめちゃくちゃ可愛かったことだけで、胸が一杯です。ガンガン使おうと思って、トートバッグを選んだけど、サイン入れてもらったから、勿体無くて使えない気がしてきた。

そんな感じで、興奮冷めやらないまま、開場を後にし、帰宅した頃には日付が変わってました。せっかくなので、そのまま星野源さんの生歌祭りなラジオを聞いたら、余計に寝れなくなりました。いつもは、録音したものを聞いていたので、今、この瞬間に、歌っているんだと思うと、なんか、すごいな、と、こんなに近くていいのかな、と泣けてきました。星野源さんのライブもいつか絶対行きたい。

実は、来月もデトックス女子会関連のイベントに行くことになっており、より間近でお二人に会うことが出来そうで、今から緊張してます。まだ、旦那に行くこと話してないんだよな。この日も、台風来てたから、心配でラインくれたのに、帰りにイベント行くことはとても伝えられなかった。報告してないことが多いな。久保先生に、やっとこれました、とお話したら、どこに住んでるんですか?って聞かれて、関東に住んでるのに今まで来ようとしなかったのが、自分でも不思議に思えてきました。1人の時のほうが行動的になるのは、抑圧されてると思い込んでるからなんだと思う。その思い込みを取り去るのは、多分、簡単なことじゃなさそうなので、考えなくて済む間は、何も考えずにやりたいことやろうと思います。好きなモノは好きだし、欲しいものは欲しい。今は、それでいいんだ。

不毛な週末。

先週末の飲み会の時から、タイトルは決まっていた。不毛だ、と何度も呟いた。

飲み会は、会社の若手だけの飲み会で、なかなか楽しかった。まだ、あまり話せていない新人の後輩たちと適当な会話を楽しめたと思う。後半、遅れてきた新人ではない後輩とずっと話していたのは、大した理由はない。ただ、隣に座ってたから。目の前の席は空いていたので、なぜか、二人で話す時間が長かった。それだけ。ぶっちゃけ、好みじゃない。ストライクゾーンは相当広いほうだと思っているけど、若干惜しい。嫌いな部類というわけでもないけど、話してて楽しいほど好みじゃない。私にそんな査定をされるなんて、不愉快極まりないだろうし、後輩の方からも願い下げだろうけれど、やっぱり不毛だったなと思う。不毛なはずなのに、酔っ払った勢いで、休日に二人で食事に行く約束をしてしまった。約束や計画は、取り付けるまでが楽しい。勢いで押して、イエスと言わせるまでが楽しい。酔っ払って、自制が効かない時は、自分すらも置いてきぼりにしている気がする。

飲んでいる間は楽しくて、普通に電車で帰れて、存分に飲んだはずなのに、さらにコンビニで酒を購入して、帰って、また飲んだ。我ながら意味がわからない。飲み終えた頃には限界で、ただ布団に潜り込んで、落ちるように眠りについた。

最初に目が覚めた時に、頭痛がしているのが、最近のパターンだ。その目覚めは、朝がきたから、というよりは、気絶からの目覚めに近い。起きるには早すぎる時間なので、二度寝する。そもそも気持ち悪くて起き上がれない。その後、昼過ぎまでの間に、二度寝とトイレと水分補給を繰り返して、ようやく起き上がる。起きられる、ぐらいのもので、やる気はなにもない。出掛ける気もなく、家事をするでもなく、辛うじて、洗濯乾燥機の電源を入れて、あとは、ひたすら、ぼんやりしていた。旦那が出張に出かけてから、一日中何もしないのは、初めてじゃないのか、と思うぐらいの、何もしなさ。夕方に、ようやく腹が空いて、適当に食べた以外は、まともに食事もしなかった。3時間ほどの飲み会で、6~7杯酒を飲んだぐらいで、丸一日潰すのは、もったいなかったと思う。さんざんゴロゴロしたはずなのに、夜になれば眠くなるのだから、不思議だ。

そして、翌日、不毛な約束があるので、起きなければならない。ただ、その為だけに出掛けるのが悔しいので、献血にも行くことにしていた。今回は、間が空いてないので、成分献血。なんだか、妙に混んでいた。家族連れも目立つ。子供は献血出来ないけれども、お菓子食べ放題でジュース飲み放題で、漫画もおいてあって、親が献血すれば、アイスまでもらえるのだから、完全にパラダイス。血と引き換えにもらえるものが多すぎて、申し訳ないな、と、いつも思う。待たされるのを見越して早めに行ったので、受付から1時間近く待たされても、特に支障はなかった。むしろ、朝ごはんを食べていなかったので、お菓子を飲み物でお腹を満たせたて、良かったと思う。成分だけとは言え、空腹で血を抜かれるのは、怖い。結局、2時間半ぐらい献血ルームで過ごし、不毛な約束へと向かった。後輩とは、何時に、と言った記憶はあったが、どこで、と言った記憶が曖昧だったので、合流できるか、少し心配だった。ラインもメールも知らないので、もしいなかったら、電話しなければいけないのも、嫌だった。しかし、なんとなく、いつも待ち合わせに使う場所に行くと、普通に後輩がいたので、少し驚いた。場所を決めていないと思っていた、と言ったけれど、きちんと、決めていたらしい。

後輩とは、ケーキバイキングに行く約束をしていた。ダイエット中なのに。不毛っていうか、馬鹿だと思う。日頃のささやかな努力を水泡に帰すために、大して興味もない後輩とわざわざ休日に待ち合わせて出掛けるなんて、我ながら矛盾しすぎていて、理解に苦しむ。はっきりと覚えていないけれども、後輩が甘いモノが好きだけれど、彼女も女友達もいないので、ケーキバイキングなどには、行けない、というような話をしていて、じゃぁ、私と行こうよ、という話になった。はず。そこで、私と行こうよ!などと言わずに、じゃぁ、早く彼女作れよ!と言えば良かったんだと、今なら思う。しかし、私は口に出してしまったし、後輩も、多分、深く考えずに、いいですね、と答えた。ここで、いや、旦那さんに悪いです、とか言わない後輩なのだ。駅からほど近い、ケーキバイキングのお店は、予想以上に空いていた。昼時を過ぎていたので、人のいない時間帯だったのだろう。そこから90分。ケーキやスイーツを食べつつ、当たり障りのない会話をする。別に、沈黙したりはしない。ただ、話す内容は浅い。内容次第でどこにもいかないような、毒にも薬にもならない話だ。嫌になるほど退屈ではないが、わざわざ休日に時間を作ってまでする話じゃない。後輩も気を使って、話を振ってくれていることは、わかるので、あまり悪しざまにいうのも憚られるけれども、自分でもびっくりするぐらい、この後輩に興味持てないなと思いながら、話をしていた。酷いな。でも、後輩は、純粋にスイーツを沢山食べたかったらしく、本当に嬉しそうに食べていたので、ドタキャンしたりしなくてよかったな、とは思っていた。ラインかメールを知っていたら、多分、前日のうちにキャンセルしていたと思う。

発展の望めない、望まない相手との90分はあっという間だった。まだ、全然昼間の時間帯だったけれど、これ以上、何かする必要性を感じなかったので、そのまま別れた。発展を望みたい相手だったならば、繁華街をウロウロして、そのまま夕食まで持って行くぐらいの提案はしたと思う。勢いがあれば、それぐらいの積極性は発揮できるのだけれども、しなかった。後輩からも、特に提案がなかったので、向こうも、不毛だと思っていたのだろうなと思う。そこまでケーキが食べたかったのか。やっぱり、私は二人で会ったり食事をするのなら、発展を望める相手がいい。金と時間を払って、それを確信したのなら、やっぱり、不毛だったとしか思えない。酔っ払うと、本当にろくなことがない。ここまで、書いて、そういえば、旦那がいない間に、男性と二人で食事するのは、浮気に該当するのかな、と気がついた。全然眼中にない相手だと、そんなことにも気が回らなくなるのかと、びっくりする。ぶっちゃけ、うちの旦那には、それほど可愛がられてない後輩なので、積極的に報告はしたくないな、と思ってる。なんなら、無かったことにしてほしい。でも、そんなこと後輩には言えないし、後輩は多分、旦那に話しても支障がないことだと思っていそう・・・。不毛を超えて退廃的なことを迂闊にしてしまったことが今更ながら悔やまれる。後輩に口止めすることで、何か意味を持たれるのも面倒くさい。今の時点で打つ手は無さそう。報告するなら、行く前に言っておいた方が良かった。多分、報告したら、「なんで?止めれば?」って言われただろうし、私としても、そのほうが良かった。後悔先に立たず。勢いとノリだけで、生きてるようにはとても見られないんだけど、結構、そんな感じで迂闊に生きてるんだなと分かってしまった。今後は、下手に行動しないように気をつけよう。お酒止めたくないけど、お酒飲んで調子づくのは止めたい。

久々の座学。

大学を卒業してから、最初の会社での研修期間以来、座学というものから、遠く離れていたんですが、久々にお勉強してきました。

森拓郎さんという、ボディワーカーの先生のダイエットセミナー。

こちらの本の出版記念で、二子玉のオサレな蔦屋で開かれました。

オトナ女子のための食べ方図鑑 - 食事10割で体脂肪を燃やす - (美人開花シリーズ)

オトナ女子のための食べ方図鑑 - 食事10割で体脂肪を燃やす - (美人開花シリーズ)

 

 どんなお話をされるのかな、と思ってたら、ガッツリお勉強で、マジで頭パンパンになりました。ノート持っていけば良かったと後悔した。ノートも取らずに最前列座ってたので、コイツ舐めてんのか、と思われたことでしょうな。

どの辺りがお勉強かって、とりあえず、ダイエットの言葉の意味知ってるのかっていうのから始まって、体脂肪率と体重の関係、有酸素運動の弊害、5大栄養素、カロリーが含まれる栄養素、太る食事3パターン、脂肪燃焼のメカニズム、酵素、分解、血糖値、感受性ホルモン、ヘパーゼ、グリコーゲン、カルニチンミトコンドリア、など、飛び交う専門用語。いや、専門用語でもないのか、中学の理科とか、高校の生物で、習ったようなことでもあるんだよな。聞いたことはあるけれど、しっかり理解してないような、話をされ続け、どんどん体が傾げていくような気がしました。

とりあえず、今日はこれだけ覚えてねって、出たての芸人のようなことをおっしゃって、「脂質と、糖質は一緒に摂取しない。」というのを繰り返しお話されたので、最低限、それだけはしっかり覚えようと思いました。あとは、本を繰り返し読んで勉強しなおします。それぐらい、私には難しかった。

最後に質問を受け付けていただけて、その質問が、ありがちだけど、いや、今その話を一通りしたんだよ、っていうのと、いや、それは簡単には言えないって、散々ツイッターとかで言ってるよ、という内容を堂々と言ってくれて、それに、苦笑いしながらも、しっかり答えてくださった、森拓郎先生は、お優しい方だな、と思いました。でも、その質問が出るってことは、私以外の方も、内容が難しくて、理解できなかったんだろうな。同類だね。しかも、質問内容も、一度は痩せたけど、思うように痩せなくなってきたから、どうしましょうっていう、なにそれ、めっちゃわかる、お前はおれか?って内容だったので、めっちゃ親近感持ちました。もう一人の質問も、足細くなりたいっていう、わかりみしかない質問で、ここに来る人は、みんな同じ悩みを抱えてるんだよねって思って、ちょっと嬉しかった。質問したお姉さんの脚は、どう見ても私よりも細かったけどね!

先生ご自身は、痩せるために運動してるわけでもなく、なんか人体実験に近い感じで、鍛えたり、食べたり、消費したりされてて、すごいな、と、思いました。

自分に必要なものがわかって、それしか摂らなくても平気でいられるって、アスリートだわ。思っていたより小柄で、顔ちっちゃくて、めっちゃイケメンでした。笑顔が超キュート。宣材写真と全然変わらないビジュアルでした。

というわけで、痩せたいんですよ。今、BMI21ぐらいなんですけど、BMI18~17ぐらいになりたいんですよ。なんででしょうね。なんの不安もなく、好きな服を着たいし、鏡に写った自分に落ち込みたくないし、動きやすくなりたい。自分に自信を持ちたい。だから、痩せたい。でも、不健康になりたいわけじゃない。1日だけ、理想体重になれたらいいわけじゃなくて、できれば、ずっと、その体型を維持したい。ってなると、ただ、食べないとかじゃダメなんですよね、それはわかる。運動もしなきゃなって思う。でも、森拓郎先生に言わせれば、痩せたくて運動するのなら、それは必要ないっていうか、効率が悪い、らしいです。そう、有酸素運動は、しなくていいって言われたのが結構、ショック。以前、それで痩せたことあるから。でも、止めたら太ったから、続けられないなら、何やっても意味ないのかも。と思いました。森拓郎先生が食事に拘るのは、食事は生活の一部で、基本的に、毎日することだから。そこを改善、変化させていくことで、体に与える影響も大きい、効果が出やすいってことですね。理屈はわかる。痩せた後の体型とか引き締めとかは、ダイエットというよりボディメイクの領域らしいので、言葉では説明しづらいそうです。そりゃそうだよな。その人の筋肉の付き方とか、日頃の活動量、姿勢のクセなんかで、アドバイスが全然違ってくるだろうからね。脚を細くっていうのも、その領域に近いみたいで、話しづらそうだったわ。理論としては、使い方を変えて、付けたくない、大きくしたくな筋肉は使わないようにするってことなんだけどね。EICO先生のメソッドは、ほぼボディメイクかも。食事ももちろん大事だけど、引き締めて、ラインを整えてくエクササイズを推奨されてるもんね。EICO先生の方が、食事は栄養重視だけど、そこまでストイックじゃなくて、その代わり、歩くことで活動量を増やして、ストイックじゃない分の余剰を消費して、ボディメイクのための運動でラインを整えつつ、さらに消費しよう、ってことか。そういえば、EICO先生も、歩けばいいとか、歩くだけでいいなんて言ってないもんな。面倒だけど、たまには無酸素運動するか。

本当に、久々に頭を使った感じで、帰りの電車でもぐるぐる考えちゃって、ちょっと疲れました。誰かが、バカにはダイエットは出来ないって言ってたけど、それは真理だろうな。言われたことを全部鵜呑みにして、ただ漫然とやってるのと、勉強して理論を理解して、自分に必要な物を必要なだけ取り込める人と、どっちが続くかって、完全に後者だもんな。後者は、もう、ダイエットじゃなくて、そういう生活にすることができるんだもん。ダイエットは一時的なイベントじゃないって言ったのは、誰だったかな。とにかく、分かった気にならずに、色々考えて、必要なことを取り入れて行けるようになりたいです。

思いつく週末。

特に予定を入れていない週末は、家のことをして、ぼんやりテレビを観るか、本を読むかしてる内に過ぎて行きます。

土曜日は、図書館へ出かけたぐらいで、あとは、洗濯したり、掃除したり、翌週のお弁当のおかずを作ったりしました。わりとしっかり掃除をしたのは、多分、数週間ぶりなので、重い腰を上げた自分を褒めてあげたい。図書館へは車で行きました。週に一度ぐらいは、車を動かさないと、バッテリーが上がったり、タイヤが変形したり、エンジンに油が回らなくて不調をきたしたりするらしい。決まった道しか通らないので、あまり練習とはいえないかもしれませんが、苦手な後ろ向き駐車をするのに、ちょうどいい広さの駐車場があるので、駐車の練習にはなります。とは言え、昼前に出かけると、ちょうど道が混み始めていて、駐車にも手こずりました。できれば、隣が空いてるスペースに止めたいのですが、あいにく、そこしか空いてない。なんとなく角度を決めて、ハンドルを切るけれど、隣にぶつけそうで、怖い。躊躇して、切り返してを繰り返し、ようやく止めたところで、隣に駐車した車の中の人と目が合いました。多分、私が車を動かしてる間に、突っ込んで来られるんじゃないかと気が気じゃなかったんだろうな。とんだ真夏の恐怖体験だね★などと思いながら、お盆の割に人がいる図書館で、適当に本を選んで帰ったのでした。

日曜日は、久々に布団を干しました。それも数週間ぶり。ようやく、毛布も洗うことが出来ました。エライぞ、私。次は旦那の冬物パーカーを全部洗わなければ・・・。道のりは遠いな。この日も、特に出かける予定を入れていなかったのですが、前日に家事っぽいことは済ませていたし、ゴロゴロしてるのも勿体無いな、と思い、急遽出掛けることに。行こうかどうか迷っていたイベントがあったので、それに行ってきました。

https://www.instagram.com/p/BJFDoDuDPn3/【ピンぼけしてる】

羽海野チカの世界展』漫画家の、羽海野チカさんの原画展。開催されるのは2回目ですが、行くのは初めて。前から行きたいと思っていたのですが、結構な人気らしくて、躊躇してました。でも、そろそろ終わっちゃうし、お盆だから、まだ空いてるかも、と勢いで行ってきました。開場は、西武デパートの特設会場。私が入った時は、そこまで混雑しておらず。でも、ふと後ろを振り返ったら、結構な人が入っていました。来場者は、私のような、女性一人の方から、友達同士、家族同士、カップルで来てる方など様々。意外というか、さすがというか、男性のお客さんが多いのが印象的でした。現在連載中の『3月のライオン』は、青年誌である、『ヤングアニマル』に掲載されてるのも関係あるんでしょう。

展示されてる原画は、『ハチミツとクローバー』のカラーイラスト、『3月のライオン』のカラーイラストと、生原稿、そして、アイデアノートというのでしょうか、ラフ画の描かれたノートとプロット用の原稿などでした。

カラーイラストの原画というのは、初めて見ましたが、完全に絵画でした。知らなかった。誌面でしか見たことがないので、どれほど大きさで描かれているのか、想像したことがありませんでしたが、思った以上に大きい。画材も色んなものが使われてるようで、イラストによって、雰囲気が違います。ただ、どれも、ウミコ先生らしい、優しさと温かさが滲んでいて、これ一枚を描くのに、どれほど労力と気持ちを込めているんだろうと思うと、泣きそうになりました。私は、『ハチミツとクローバー』の頃から好きで、可愛くて、面白いのに、切ない漫画に、引きこまれていました。アニメも、世界観そのままで、大好きで、今でもオープニングとエンディングの曲を聞くと、胸がキュッとします。ハチクロ連載時は、私は学生で、黒歴史真っ只中で、イタイことを沢山してきて、ちょっと、思い出したくないぐらいな感じで、その切なさとか酸っぱさとか、恥ずかしさが綯い交ぜになったものの象徴が私にとってのハチクロなのです。

3月のライオン』は、ハチクロとは、また違う世界観で、多分、読んでる自分の年齢が上がったせいで、目線が変わってきたのかなと思うんですけど、主人公たちを、どちらかというと親目線で見ていて、ただ、成り行きを見守っているような感覚です。ハチクロよりも、ストレートで、勢いがあって、こう、我武者羅な感じが、応援せざるを得ない。将棋の話だけれど、それだけじゃない、逆に、将棋にはこれほどのものが詰まってるのかと思わされる。未だに将棋のルールわかんないし、漫画読んでても対局の盤みても、何も読み取れないのが、申し訳ないなと思うぐらいですが。そんな私にも伝わってくる覇気のようなものに、いつも圧倒されています。将棋マンガではあるけれど、主人やその周りの人たちの物語でもあり、主人公の零ちゃんが世話になってる川本三姉妹が出てくると、とてもほっとします。もちろん、彼女たちも、優しいだけじゃなくて、傷ついてたり、苦しかったりしているのですが、それでも、温かなご飯と、笑顔のある食卓を見ると、家族というものの原体験をしてるような気分になります。生原稿というのを間近で見たのは初めてで、やっぱり大きさに少し驚きました。そして、意外と切り貼りしてるんだなというのも驚きでした。そして、いくら原稿が大きいとはいえ、とても緻密に書き込まれていて、やっぱり、その労力は、半端じゃ無いんだなと思いました。私は、『3月のライオン』の中では、島田八段が好きで、後藤との対局では、読んでるだけで、こっちまで胃がキリキリしそうでした。たかが将棋、たかが対局、と言ってもおかしくないのに、命をかけてるような気迫が、伝わってきて、「生きてるって、気がするぜぇ。」というセリフのコマには、ほんとにゾッとしたのですが、そのコマの生原稿を見ることができて、その迫力に、鳥肌が立ちました。

展示の途中に、感想を書けるノートがあったので、思う様書かせてもらいました。かわいいイラストでも添えられれば完璧なのですが、いかんせん絵心がないので、文章のみ。少しでも、ウミコ先生の活動の糧になれればと思います。

そんな感じで、展示を存分に堪能して、限定ショップで、いくつか欲しかったものを購入し、会場を後にすると二時間以上経過していました。そんなにいたのか・・・。決して広くはない会場でしたが、本当にじっくり魅入ってしまっていたんだな。ほとんど思いつきのような勢いでしたが、行ってよかった。

布団を干しっぱなしにしていたので、日が落ちる前には取り込みたいと思い、特に寄り道せずに帰宅しました。せっかく、池袋まで行ったのに。WGPでポケGOしたかったな。

前日に掃除したおかげで、なんだかスッキリした自宅に帰り、久々にお日様にあてた、ふかふかの布団を取り込み、なんでもない休日なのになんだか充実していたな、と思いました。近所も都内もそれなりに人がいて、あんまりお盆ていう感じはしなかったけれど、電車の中でキャリーケースや大荷物の人を沢山見かけたので、やっぱりお盆なんだな、と思いました。

虚構の現実。

製作が決まった頃から話題になってて、公開されると自分のTLが賞賛の嵐。感想やらネタバレやらが気になるけど、観ないとわかんないよな、と思って、観に行きました『シン・ゴジラ

以下、ネタバレしかしない。

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幸運な週末。

自分は、それなりに恵まれているな、と思うことはあっても、幸運だとか、運が強いだとか思うことは、ほとんどありません。あったかもしれないけど、思い出せないぐらいだから、やっぱりないんでしょう。でも、私、運が良いかもしれません。そう思えるようなことがありました。

何かに当選したりということも、あんまりありません。思い出せないぐらい。だから、気まぐれで、あまり期待せずに応募したものが当選した時は、きっと応募人数が少なくて、当選数が多いのね、と思っていました。かんぽ生命のキャンペーンは、保険の見積りを作ってもらうという、いくつかのハードルを超えた上で応募できるものだったので、ほかのメーカーや、お店がやっているキャンペーンよりは、当選確率が高いかもしれません。だから、宝塚の貸切公演が当たっても、ああ、当たるものなんだな、少しは運がいいのかも、と思いました。

ペアチケットだったので、宝塚好きの友達を誘い、観に行くことにしました。席は、当日の抽選で決まります。実は、宝塚好きの友達は、昨年も、他の方に誘われて、貸切公演に来ており、その時は、なんと2列目で鑑賞したらしい。今年は、多分、昨年以上の席にはなれないよ、などと話していました。席の抽選が始まる時間に受付に行くと、すでに列ができています。ドキドキしながら列に並び、案内されるままに進み、籠に入れられた封筒を一枚選びます。前から取った方がいいのか?と逡巡しましたが、いや、足掻こう、と、真ん中辺りから封筒を引き抜きました。その場でチケットが、ちゃんと2枚入っていることを確認されましたが、席の番号までは確かめずに、待っていた友達の元へと戻ります。いっそうドキドキしながら、封筒を開け、チケットを確認しました。1階、5列、36番。チケットの封筒に書かれている座席表を確認すると、そこはSS席でした。

確認すると同時に悲鳴。やばい!1階!SS席!すごい!私、持ってる!などと騒ぎ、友達を喜び合いました。こんなにラッキーだと思ったことは、無いかもしれない。ゲスな話、SS席は、通常12000円します。でも、高い分、よく見えるので、どの公演でも、ファンの方が早々に押えてしまい、普段の公演でも、なかなか取ることのできない席なのです。本当に、なんたる幸運。

 

今回の貸切公演は、月組のトップの方のサヨナラ公演でもありました。私は宝塚を観るのは2回目だったのですが、初めて見たのも、月組の今のトップの方の公演でした。なんだか感慨深いです。今回の演目は、ロックミュージカル『NOBUNAGA~天下の夢』そして、レビューショー『FoeverLove』の二部構成。

一部と二部の間に、余興としてお楽しみ抽選会があり、なんと一緒に行った友達は、娘役トップの方のサイン色紙が当たりました。そうか、持っているのは私じゃなくて、友達の方だったか。もしかしたら、その友達が一緒でなければ、SS席になんて座れなかったかもしれません。私の幸運は、運の良い友達がいることだったようです。

https://www.instagram.com/p/BIwq1I5jf7E/【幸運の証明。】

久々の、2回目の宝塚は本当に素敵でした。

 『NOBUNAGA~天下の夢』は、その名の通り、織田信長の半生を描いた舞台。正直、時代考証とか史実とか、そういうのを超越した舞台なので、突っ込みどころというか、何故そうなった?みたいなのは、多々あるのですが、そんなのは、瑣末なことだと思えるぐらい、すべてがカッコ良かったです。歌もダンスも立ち回りも全部カッコ良かった。舞台装置もすごくて、転換が多いのは驚きました。回転とセリを効果的に使っていたし、象が出てきた時は、ちょっと笑ってしまいました。

特に、信長役の龍真咲さんは、立ってるだけで素敵で、やっぱり、トップは別格なんだな、と思わされます。その他の皆さんも当然のようにクオリティが高くて、群衆で歌う場面などは、声の響きに圧倒されました。それは、特にレビューショーの方が顕著だったと思います。

トップは、トップとして扱われるこそ、トップなんだなと、つくづく思いました。出てくる度に拍手を浴びて、いつでもセンターで踊り、他の組員を背負って、観客を魅了する。トップは、そうでなければならない。誰よりも華やかな衣装を着て、スポットライトを浴びる。全ての観客の視線を集め、それを受け止める。そうすることで、トップになるんだと思いました。

SS席だけあって、出演者の表情もよく見えました。特に、銀橋と呼ばれる花道を通るときは、ふんわりお化粧の匂いもして、なんだか夢見心地でした。こんなにキラキラした世界を間近で見られるのは、二度とないでしょう。

ダンスと歌のクオリティの高さは、日々の稽古とリハーサルの賜であることは、よくわかるのですが、大変そう、つらそう、とは微塵も思わされないほどの、明るさがありました。綺麗なところしか見せない世界というのは、フィクションです。でも、それでいい。造り物でいい、嘘でもいい、一時の煌めきと夢を見せて欲しい。リアルだけが全てじゃないんだ。

フィナーレの大階段は、まさに宝塚。きらびやかな衣装がならび、電飾が光り、羽根が揺れる。いっそ、バカバカしいほどなのに、引き込まれる、目が離せない、私はこれを見たかったんだと思いました。宝塚を見に来たのなら、これを見ないでどうする、と思いました。一際大きな羽根を背負った龍真咲さんが登場した時、なんだかどうしようもなく、好きにならざるをえない、何かに至った気がしました。だって、トップなんだもの。全てはそれに帰結する。

観終わったあと、劇場の外にでると、出待ちのファンの方々がすでに列を作っていました。これは、応援しがいがある。それこそが、宝塚の歴史を作っているのだと思いました。龍真咲さんが退団されるのは、とても寂しいことだけれども、二番手として輝いていた珠城りょうさんが、トップとして扱われた時に、どんな煌めきを見せてくるのか、見てみたいと思いました。そして、そう思わせるのが、宝塚の強みであり、最大の魅力なんだろうと思います。

なんだか熱に浮かされたように浮かれた文章で、分かったようなこと語っちゃってますが、まだ2回しか見てないですからね。宝塚ファンとも言えないような立場ですので、そんなのにまで夢を見させてくれる宝塚が素晴らしいって話ですから。

ZUCCA×ZUCA(1) (KCデラックス モーニング)

ZUCCA×ZUCA(1) (KCデラックス モーニング)

 

 コレ読んで予習してから、また観に行きたい。