私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

繋がる休日。

なんかヤバイ。自分がヤバイ。ほんとに無理すぎて、生きてるのがつらい。でも、死にたくない。食欲も睡眠欲も性欲もあるし、健康だし、風邪すら引いてないので、元気。でも、つらい。多分、今、寂しさを極めてるところに、ホルモンバランスが崩れたり、なのに、アルコールをいつもより多めに摂取したりするので、何かがおかしくなってるのだと思う。

まだ、某俳優さんに狂ってて、まだ動画を漁ってる。出演されてたドラマの中で、人妻に恋をしている役をされてて、会えた時の嬉しそうな顔とか、繋いだ手の大きさとかを見て、それだけで、なんだかどうしようもなくなった。嫉妬なのかもしれない。虚構に嫉妬とは、本当にどうしようもない。でも、抑えられなくて、ドラマを見てる途中で、崩れ落ちた。悲鳴のようなものが止められない。床を叩きたいけど、下の階に響くので出来ない。リビングに移動して、枕に突っ伏して、口を抑える。声が上がる。声にならないように、息を吐く。うめき声が漏れる。苦しくて、泣きそうになる。嫌だとか、無理とか、繰り返し呟く。思い浮かべてるのは、某俳優さんのことだけじゃなかった。

先月の会社の飲み会で、色々とやらかして、迷惑をかけた後輩のことを考えていた。別に何もないし、好きとかじゃないし、でも、あれをキッカケに、何とかならないかなと思いながら、でも、そんなことを考えてしまう自分が嫌で、また、ダメだ、とか嫌だとか、繰り返し呟く。時間としては10分ぐらいだと思う。本当に、ご近所に聞こえてないといいとな。外の声はよく聞こえるけど、室内の話し声はほとんど聞こえないから、多分大丈夫だと思う。隣近所の人は家の中で叫んだりしないと思うけど。

ああ、ヤバイ、私狂ってるなと思いつつも、だんだん衝動が収まってきたので、動画の続きを見ようと、書斎に戻ると、旦那からLINEが来ていた。泣いてるスタンプが続いて押されていたので、どうしたの?と送ると、精神的に辛いという。・・・怖くない?

私も、さっきまで、声を上げるぐらい辛くて、狂ってる感半端なかったんだけど、そんな風に私が弱ってるところを狙ったかのようなタイミングで、そんなメッセージ送ってくる旦那、怖くない?

たまに、旦那のタイミングの良さにスピリチュアルなものを感じられずにいられないよ。カンの良い人だし。海を超えて、私が発した何かをキャッチしたのかな、とか考えてしまった。

私が某俳優さんに狂ってることは言ってないし、後輩の話など出来るわけもないので、数分前に悲鳴を上げていたことは、一旦忘れて、旦那を慰める言葉を連ねる。

大丈夫だよ、とか、あなたは悪くないよ、とか、頑張らなくていいんだよ、とか。フリック入力しながら、ああ、これ、自分にも言ってるんだなと思った。慰めてるふりして、自慰行為か。逆に、旦那の方が、頼るふりして私の回復を手伝ってくれたのかな、とかも考えた。言葉を選んでいると、だいぶ冷静になれた気がした。

あと、1ヶ月と少しで会える。あっという間だけど、やっぱり長かった。寂しかった。

寂しくて仕方なくて、虚構に狂ったりするんだと思う。旦那が帰ってきたら、多少ましになる類のものだと思うけれど、悲鳴上げたのは初めてで、自分でも、ちょっと引いた。あれ、これ、ダメなやつじゃない?って思った。自分でも、やろうとしてやってるのか、出てしまっているのか、わからなくなった。独り言も、以前より増えたし、結構、普通のボリュームで発してしまっている。でも、そうすることで、何かを発散して、何を回避してるんだろうな、とも思う。黙ってどうにかなるぐらいなら、多少おかしくても吐き出してた方がいいような気もする。

今のところ、実生活に実害は無いし、至って健康なので、どこか、大声出しても平気なところに行ってこようかと思ってる。なんか、叫び出したいんだよね。

某俳優さんに狂って、ネットに落ちてる画像をキャプチャするのに飽き足らず、動画見ながら、好きな表情を写メるという荒業を繰り出しているんだけれど、先日はとうとう、動画をさらに、動画録画するという、よくわからないことをやりだしてしまった。

しかも、録画ボタン押した後に、何度も見た場面にもかかわらず、大きめな声で、「可愛い!」と言ってしまい、録画しなおしました。一応、確認で声入ったやつ聞いたら、めちゃくそハッキリと「可愛い!」と、自分で聞くよりも高めの声で言っていて、流石に死にたくなりました。即消去したので、死なないけどね。自分は、つい、死にたいと言いがちなので、言霊で、マジで死んだりしないために、すぐに打ち消すようにしてます。あ、別に変な話じゃないです。ただ、口にだすのは、怖い言葉だと思ってるだけです。気軽に使いすぎてるけど。さすがに、人に向かって、死ねとかは言えなくなったな。独り言ではめっちゃ気軽に口に出してますけどね。殺すぞ、ボケェとか。何の話かよくわかんないけど、とりあえず、話し相手いなくて寂しいってことですかね。

そういえば、某俳優さんに狂ってから、停滞気味だった体重が少し落ちました。2ヶ月で3Kgぐらいなので、急激な変化ではないし、体調に影響あるような数値ではないんですけど、あんなに止められなかったお菓子も、動画見てると、胸が一杯で食べる気しません。酒は進みます。旦那も、体調不良と気候の影響で、体重減ってるらしいです。そんなとこでも、夫婦でリンクしてるのかと思うと、やっぱりちょっと怖い。まぁ、私のほうが努力してる分、減ってるし、減ったことを言ってないので、驚くのは旦那の方ですけどね。ふふふ。

喋らない連休。

気がついたら、3連休の間、店員さん以外と会話しませんでした。私です。友達欲しいよ!

誰と会話しなくても、まぁ、生きていけてるのは、平日仕事してるからだろうね。仕事中もあんまり会話しませんけど。世間話が出来る大人になりたい。

会話はしませんけど、独り言はめちゃくちゃ言ってましたし、テレビやラジオで笑い声やら悲鳴やらあげていたので、ご近所に聞こえてないといいな、と思ってます。

今の部屋には、別に長く住むつもりもなかったんですけど、2回目の更新のお知らせがきて、ちょっとドキドキしました。計画性のない夫婦なんです。とりあえず、車が先かなー。

連休中に予定を入れていたのは、1日だけ。それも、一人で行ってきました。誘える相手が思い浮かばなくて。行ってきたのは、池袋のサンシャインシティにあるプラネタリウム。最後に行ったのがいつだか思い出せないぐらいだけど、旦那と出会ってもない時期のはずだから、6年以上前かな。久々過ぎて、どんなだったか忘れてました。

サンシャインシティプラネタリウムは、星の解説だけじゃなくて、ヒーリング的な要素もあって、映画みたいで面白いです。自分は、ナレーションの俳優さん目当てですが。8月辺りから、某俳優さんに割りと狂ってまして、何するわけでもないんですけど、出演作品や、過去のインタビュー記事なんかを漁っては、ワーキャー言ってます。

その俳優さんがナレーションするなんて、星空を見ながら、俳優さんのお声を聞くなんて、そんなん行くしか無いだろうが!と、作品上映期間前から予約したので、とても見やすい席でした。作品自体もとても、キレイで面白かったです。音楽もとても良かった。ナレーションがどんな感じなのかわからなかったので、もっと素の部分あるのかなと思ってたら、ゼロだったのが、残念ですが、ナレーションが入るたび、ビクっとしてました。すごく通る声なんですよ。サンシャインシティを一人でウロウロしてる時は、私、こんなところまで何しに来てるんだろうと思いましたが、行って良かったです。大分、長い期間上映するみたいなので、もう一回ぐらい行きたい。せめて誰かと。

お出かけっぽいのは、それぐらいで、あとは暇つぶしで献血行ったり、ついでに、行ってみたかったオサレな飲み屋にお邪魔したり。そこでも、店員さんとは注文以外で話さず。となりで色々お話されてた、常連ぽいお客さんが羨ましかったです。ここも、また行きたい。クラフトビールのお店で、ビールがとても美味しかったです。

後は、ひたすら、動画を見てました。某俳優さんの出演作を色々と。結構、前からご活躍されてる俳優さんなので、出演作が結構多いんです。まだ、見れてないのも色々ありますが、とりあえず、気になってたものから見てます。

なんか、作品によって全然違う魅力のある役者さんで、すごく混乱します。自分は、好きになると、特に、俳優さんとか、アーティストの方とか、表現をお仕事にされてる方に対しては、全肯定したくなる性分なので、何見ても素敵で、何しても上手で、もう、全部が好き!ってなってしまいます。でも、ある作品の中で、サプライズゲストが登場して、知らされてなかった俳優さんが、めちゃくちゃ驚くっていうシーンがあって、その時の反応が、一番可愛くて、この表情好き!って思ってしまったんですよね。

俳優として、役者の仕事をされてる間の表情じゃなくて、素の部分の顔が好きっていうのは、俳優さんを否定しているような気がして、自分は、何を欲してるんだろう?とちょっと考えてしまいました。俳優さん個人のことなんて、知る由もないのに、知ったつもりになりたいんだろうか。そんなの無理なのもわかってるのに。

SNSなんかでプライベートを切り売りしてほしいわけでも、ないんですけど、やってくれていたら、もっと狂っていただろうなとも思います。別に、現実で知り合いたいとか、友達になって欲しいとも思ってないし、せめて、生身の姿を一度でも見れたならいいなと思ってるぐらいです。それはいつか、舞台に立つ姿を見ることで実現できればいいなと思ってます。そんぐらいは夢見させてくれよ。

自分は、熱しやすく冷めやすいタイプなので、わりとすぐに熱も冷めると思っているんですけど、今は自分の熱量に翻弄されているような感じです。毎日、俳優さんの顔を思い浮かべてたり、出演された作品を思い出してニヤニヤしたり、楽しすぎる。

これを旦那が帰って来た後も、続けられるかどうかが心配。出演作品をチェックするぐらいは出来ると思うんだけど、それを見てる時に隣に居られるのは嫌だな。悲鳴を上げながら、可愛いを連呼する嫁の姿は、旦那も見たくないと思うんだよね。

とりあえず、帰ってくるまでに、ココロの中だけで叫ぶ練習でもしようと思います。

それは自動的に。

なんだか自分でも混乱というか、よくわからなくて、これはとにかく言葉にして吐き出したほうが良いのかもしれないと思い、書き連ねることにしました。支離滅裂な文章になると思いますが、ご容赦下さい。あ、いつものことか。

母からの電話は、てっきり、アラフォーの従兄の結婚式のことだと思った。けれど、内容は予想の斜め上をいっていた。父の遺産について伝えることがあるという。還暦もとうに過ぎ、持病もある父が、そろそろどうにかなりそう、ということではなく、私の兄が家を建てるので、生前分与をしたい、ということらしい。家を立てること自体、悪い話ではない。母は兄夫婦が無計画であるように言っていたけれど、一から十まで両親に相談するような兄ではないので、まったく不思議には思わなかった。それで、私にも生前分与をという話ではなく、とにかく兄にはまとまった額を渡すけれども、私にも相応の分は用意できるようにするので、心配するなということらしい。今のところ、遺産など特に気にしていなかった。くれるというのなら、吝かではないぐらいのものだ。とはいえ、実際に、遺産をもらう段になって、自分がどういう状態にいるかわからない。とにかく、もらえるものはそれなりに、いや、いっそ兄の分まで欲しいと思うような状況になっているとも限らない。その時になって、言った、言わないの話にはならないように、それなりに文章で残しておいてもらえれば、それで構わない、と伝えた。今の状態では、それ以上に言えることはない。

話はそれで、終わりかと思いきや、ところで、あんたのところは、子供のことはどうするのかと尋ねられた。どうやら、兄の新居予定地のニュータウンで、子育て家庭を見かけて、心配になったらしい。兄のところは結婚10年近いが、未だ、子宝に恵まれず、結婚3年を過ぎた私からも、それらしい話どころか、子供を作ろうと思うという話も聞かないので、とうとう切り出してきたということか。とはいえ、結婚1年目は、旦那に半年の出張に出かけられ、2年目も、途切れ途切れながら、断続的に出張に出られてトータル3ヶ月ぐらしか旦那が日本におらず、3年目の昨年は一年日本にいたから、それなりにチャンスだと、私も思っていたけれど、なかなか決心がつかないし、旦那はなんだか多忙を極めて常に疲労困憊。はっきり書くのは憚られるけれども、子供が欲しいと思っている夫婦が営むような回数ではなかった。それで、欲しいと思っているなどと言うとは、生命の神秘舐めてんのか?という話だ。多分、旦那の方はそういう知識に乏しい。避妊しなければ、いずれ出来ると思っていたのだろうし、実際、そういう夫婦やカップルもいるだろう。けれど、そういうカップルが、どれぐらい数を打ってるのか、私は知らない。母は、結婚自体は遅かったものの、子供が出来るまでは、そう、時間は掛からなかった。不妊とは無縁に子供を授かっている。だから、兄も私も、そいうなのだろうと思っているフシがある。自分に則して物事を考えるのは当然のことだけれども、私は新婚の両親が月に何度励んでいたのかなど聞かないし、聞きたくもない、自分の夫婦生活についても、母に話す気など毛頭ない。だから、母が思うような回数、励んでいるにもかかわらず、私たちが授からないのは、どちらかの身体に何かあるのだろうと考えるのも不思議ではない。孫がいないのは、母の悩みであるから、親戚や親しい人に相談することもあるのだろう、相談すればアドバイスをもらうこともある、実体験や、自分の子供夫婦のことなどを話してくれるような親身な人もあるだろう。母に悪意があるとは思わない。むしろ、心配し、気遣って、解決策を提供してくれている。それでも、私は母から、不妊検査を受けたらどうかと言われ、自動的に涙が出た。ショックや、悲しみや憤りよりも先に、涙が出た。どうして、涙が出るのかわからなかった。それは、本当に、自動的に、としか言いようのない、システマチックな涙だった。

泣いているわけではなかったので、涙を流しながらも、そのまま、母と話し続けた。そういう方法もあるね、私は、大丈夫だと思うけれども、調べて、旦那とも相談してみるよ。母は、私の何も変わらない様子に、言い難いことだったけれど、言って良かったと思っているようだった。ついでに、昨年、子宮頸がん検診を受けた時のことと、生理が止まらなくて、エコー診断をしてもらい、ホルモン剤を投与されたことを話した。そういえば、母には話してなかった。生理が止まらなかったのは、ストレスなどでホルモンバランスが乱れたせいらしい、と言うと、あんたに、何のストレスがあるの?とさらりと言われた。そうだ、こういうことを、サラリと言う人だった。社会で生きててストレス感じない奴なんかいねーよ、と心の中でつぶやきながら、まぁ、旦那のいない時期だったからね、と返した。それよりも、と今度こそ従兄の結婚の話を振り、何を着ようか、いくら包もうか、などと話してから電話を切った。電話を切っても、自動的に流れた涙の意味を考えてしまって、落ち着かなかった。旦那にぶちまけようかと、旦那とも電話で話したけれど、思うようなことは伝えられず、不妊検査も必要と思うなら受ければいいというような答だった。ついでに、遺産の話と従兄へのご祝儀の話もしておいたが、こちらも、なんだか話が噛み合わなかった。旦那は、遺産の話は、自分たちにくれる分、という言い方をしたのに、ご祝儀については、私は両親と一括りとして出すのだと思っていたらしい。意味がわからない。知識の違いを即、常識の違いにはしたくないけれど、矛盾したことを言われるとさすがに、むっとした。ケンカはしたくなかったので、笑い飛ばしたけど、旦那はムッとしたことだろう。もちろん、旦那ばかりが悪いわけではない。旦那は旦那で出張先で、腹を下すわ、徹底的且つ一方的に嫌われている先輩とやりあったり、と出張早々に凹んでいて、それどころではないという感じなのだろう。そこに関しては、私が悪かった。慣れない土地への海外出張に出ている旦那を気づかえない無神経さは、母を責められない。

さて、旦那に話しても、というより、思ったようなことは話せなかったので、やっぱり落ち着かない。システマチックな涙の意味は、何なのだろうか。

不妊だと決めつけられたことか。検査を受けろと言われたことか。それを言うことで、責められてると感じたのかもしれない。言われてしまったという衝撃だったのかもしれない。

孫が生まれるかどうかは、母の問題である。でも、その孫である子供を生むのは、私だ。検査を受けるのも私、治療が必要ならば、それを受けるのも私。不快な思いや痛い思いをするのは、私なのに、それをするかどうかの指図を誰かに受けたくない。

私が子供を授かれば、母はきっと全面的に強力してくれる。里帰り出産を勧めてくれるだろうし、産前産後も色々と面倒を見てくれることだろう。そう思えるぐらいの信頼を母に対しては持っている。それでも、それらを関係ないと言ってしまえるぐらい、私は私の身体が私だけのものであることが揺るぎない。

また、私達に子供が出来ないことに関して、母に直接相談したことはない。出来なくて困っているとか、検査を受けたいけど、迷っているとか、そんな話はしたことない。にも関わらず、まず、こちらの状況を聞こうともせず、一方的に、誰かに私のことを明け透けに話した末にもらったアドバイスをそのまま伝えてきた。

ここまで考えて、どうやら、私は怒りを覚えたのだと思った。酷いことを言われたと思ったのだ。脊髄反射的にそれを感じて、自動的に涙が出たのだ。

私、お母さんに、子供が欲しくて頑張ってるよ、なんて話した?頑張ってるけど、出来なくて辛いって言った?タイミング法も試してないのに、とりあえず、口だけで子供が欲しいとか言いつつ、全然回数の足りない旦那のせいかもしれないのに、とりあえず、器具突っ込まれて、検査受けてみればとか、簡単に言わないで欲しい。だいたい、それでうまくいった人がいるって聞いたってことは、私達が不妊かもしれないっていう、デリケートでプライベートな話を、自分の愚痴や相談事として、話したってことだけど、それは、私達の問題で、相談するなら、私達がすることで、お母さんが、代理みたいに話すことじゃないんだよ。

というようなことが、瞬間的に頭を巡って、涙を流させたんだろう。

繰り返しになるが、母は悪く無い。多少、無神経で、一方的なところはあるが、全ては良かれと思って言ったことだ。それは、十分わかってる。そして、私の怒りも、また手前勝手なものなのだ。母とは関係ない、これは、私達夫婦のことで、私自身の身体のことで、母の入る余地などない、と言うのは簡単だけれど、そんなことがないのもわかってる。多分、私が思っていることを全て伝えても、母にも旦那にも分かってもらえないだろうなと思う。何故なら、どれも、私自身が抱える問題だからだ。私が、どう考えて、どう感じるかという主観の話だから、分かってもらおうというのは無理な話だ。私にも、育てた我が子二人共、ちっとも子供が授からないという母の悩みを主観的に感じることは出来ない。

次に母に会うのは、夏頃だろうか。秋頃だろうか。その頃には、きっと、こんな怒りは風化しているだろう。離れて暮らしている利点だ。そういえば、だから、親の脛をかじっても、家を出たいと思ったんだなと、思い出した。

責められたと感じたのは、自分にも非があることがわかっているからだろう。30間近で結婚しておきながら、すぐに妊活を始めなかったこととか。子供がどうしても欲しいと思えなくて、旦那を妊活へ促せなかったこととか。不妊かどうか確かめるために、婦人科へ行くのは別にいいけど、基礎体温もちゃんと測ってないし、タイミング法も試してないのに行くのは、恥ずかしい。まずは、そこから、とか言われたら、そんなん知っとるわ。ということになってしまう。わかってることを言われに行くのは嫌だ。

学生の時に、不妊治療や中絶などについて調べたことがある。10年以上前の知識なので、今では事情が違うところも多々あるだろうが、一度は、きちんと調べた、多少の知識があるという自負が、余計に、半端な知識を入れ知恵してきやがって、という気持ちにさせるのかもしれない。母がどれほど調べて、知識を得ているのかも知らないのに。

それでも、なんか、良さそうとか、効果があったからぐらいのもので、気軽に勧めてほしくない。自分の体のことは、自分で決めたい。

授かった後は、生活だから、私だけで決められることばかりじゃない。仕事をどうするのか、どこで産むのか、どこで育てるのか、どう育てるのか、旦那と相談することだし、頼るなら母にも相談したい。でも、まだ、その段階じゃない。

色々すっ飛ばして、いきなり責められたから涙が出た。私の場合はそうだった。

言われた次の日も、そのことを考えると涙が浮かんだ。それぐらい、強烈だった。

責められるのは嫌い。決めつけられるのも嫌い。

私は怒る時も言葉がすぐに出ないらしい。

 

【蛇足】

実は、これを書いたのは6月頃のことで、書いたまま放置していた。

今月、実家に帰るので、この時の気持ちを確認しておきたくて、引っ張り出してきた。

今も、この時の気持ちとあまり変わらない。

むしろ、それまでしていた基礎体温を測ることすら、止めてしまった。

欲しいかどうか、答えもまだ、出せないでいる。

翻弄される週末。

先週末、旦那から会社へ電話があった。珍しい。何事かと思えば、旦那の母方の祖母が危篤だという。遠方かつ高齢ということもあり、私は義祖母には会ったことがない。ただ、身体を悪くしてることは知っていたし、旦那の長期出張中に万が一のことがあることも、多少は覚悟していた。後ほど、義母からも連絡があり、近日中に、義母の故郷である東北方面に行くことになるかもしれないな、と思った。

その報せは予想以上に早く、その日の夜に、義祖母が逝去したと連絡があった。

そこからは、旦那とやり取りし、義母とやり取りし、なんだ、私はどうすればいいんだ、と思っていたら、なんと、一人で東北へ行って欲しいという。そんなんアリかよ・・・。

実は、一昨年に義父が身体を悪くしていて、長距離移動は無理。近くに頼れる人もいないので、義母だけ泊まりで出掛けるのも無理。海外出張中の旦那は言わずもがな。というわけで、唯一自由に動ける私に白羽の矢が立ったわけです。私としては、てっきり義母に付きそって行くのかと思っていたので寝耳に水。しかし、嫁にNOはないのです・・・。とりあえず、義母実家の方々もバタバタしているし、すぐに日程などはわからないので、連絡がきたら、移動できるように準備だけして、翌日は東北へ行ける荷物を引きずって出社しました。

朝から、義母とやり取りし、わからないことを確認し合ったりしていると、旦那が紹介してくれた従妹が、日程を知らせてくれた。翌日の葬儀に来て欲しいということだったので、すぐに移動する必要はなく、夕方ぐらいに前乗りするつもりで、ホテルの予約をしたところで、旦那から入電。

結局、義母の実家の方も、ほぼ初対面の嫁に来てもらったところで役に立たないどころか、気を使って仕方ない。ということになったのかわからないけれど、とりあえず、私が行く必要はないという結論が出たという。早く言ってくれ。すぐに数分前に予約したホテルをキャンセルし、何度か義母とやり取りして、弔電を送る段取りだけつけた。もちろん出社して、仕事をしていたのだが、PCのラインで旦那とやり取りし、横に置いたスマホで義母とメールをしていたので、義母には会社を休んだと思われていた・・・。働いてますよ。

ほんの半日でどっと疲れたわ。行かなくて済んで、ホッとしました。旦那が帰ってきたら、改めてお悔やみ申し上げに行く予定ではあります。人んちの親戚事情とか面倒くさいよね。とても口に出しては言えないけどさー。海外と中部地方と東北から遠隔操作されて、翻弄されて、振り回されたわ。結局、行ってないから、文句も言えないんだけどね。

その、憂さ晴らしじゃないけど、土曜日は会社帰りに映画を観ました。シンゴジラ3回目。何回観ても面白いし、もっと見れば良かったって思った。これでも、全然少ない方だよね。でも、観たかったポイントとか色々チェックできて嬉しかったし、見落としてたところも発見できて、良かったです。マジで私は何を観てたんだ?ってぐらいの見落としポイントでしたよ。DVDで観たら、一時停止しまくるんだろうなぁ。

久々に、好きなお菓子買って食べたり、買おうと思ってた漫画買ったり、なんだかすごく自分を慰めてしまった気がする。すぐに自分を甘やかすの悪い癖だな。自重しよう。

でも、翌日には、また久保みねのイベントチケット取るために、朝からコンビニ出かけたりしちゃいました。無事にゲット出来ましたよ。そのイベントの前日まで自分の実家にいる予定になってるけどね。なんか、予定が妙に重なっちゃってるんだよなぁ。一つ断れば良かったかも。でも、友達が出るやつだしなー。時間的に遅刻しそうだけど。久保みねも結構早い整理番号もらえたけど、開場時間には絶対間に合わないんだよな。その日まで休み取ってしまおうかしらん。仕事なんて、自分がやらなければ、溜まるだけだしな。

まだ、会社には実家に帰ることも言ってないので、もう少し考えます。そろそろ旦那が帰ってきたときのことも考えないとな。分かってたけど、やっぱりあっという間だわ。そんな10月の始まりです。

 

嗤う休日。

土曜が出勤日だったので、日曜しか休みじゃありませんでした。

日曜日は、前々から行きたかった、オードリーさんのライブに行ってきました。オードリーさんは、M-1あたりから知ってて、その時は新しいな、ぐらいにしか思ってなかったんですけど、昨年ぐらいから、やっとラジオを聞くようになって、それで若林さんにすごく興味を持ちました。ビジュアル的にも若林さんの方が好みかな。

ラジオでは、何度かライブの話とか出てたし、仲の良い芸人さんの話もされてて、でも、その仲の良い芸人さんは、あんまりテレビでは見れないので、どんなネタなのか見てみたいなと思っていたところに、ライブのお知らせがあり、抽選だったので、行けるか心配しましたが、無事当選。わりと広めのホールで2階席だったから、あんまりよく見えないかなと、期待してなかったんですが、2階は2階でも、1階席のすぐ脇のような場所だったので、とても良く見えました。最近、チケット当選率がいいぞ、私!シン・ゴジの発生可能上映も、抽選だったら当選してたかもしれないなぁ。(まだ言ってる。)

お笑いライブは初めてだったので、どんな雰囲気なのか、ちょっと緊張してたんですが、なかなか独特で面白かったです。それが、オードリーさんのライブだからそうなのか、お笑いライブがそうなのかは、わからないんですけどね。

とりあえず、一人客が多い。両隣とも、女性の一人客でした。そして、異常にお行儀がいい。始まる前とか、音楽ライブだと、ずーっとザワザワするのが普通なんですけど、全然話し声が聞こえない。みんな、息を潜めている。

でも、始まれば、大きな拍手や笑い声が響くし、オードリーさんのお客さんは、よく躾けられてるな、と思いました。意外だったのは、ヤジっていうか、声援ぽいのが全然聞こえなかったとこ。最初にオードリーの二人が登場した時に、誰か名前叫んだりするかと思ったら、そんなのも無く。拍手で聞こえなかっただけかもしれないけど。そういうのも、音楽ライブとは違うんだなって思いました。ちょっと声かけたかったし。発生可能上映楽しすぎたから、お笑いライブでも、そういうの許されたい。

ライブの進行としては、3組ずつネタをやって、合間にオードリーがそれぞれと話していくスタイル。オードリー入れて8組だと思ったら、トリの前にシークレットゲストが出たので、9組でした。

ネタに関しては口外してくれるなっていうのが、若様からのお達しなので、内容については細かく言わないですけど、一応、出演者さんには触れたい。

あ、最近のお笑いには全然詳しくないですし、生の若様見たかっただけです。なんか偉そうなこと言うかもしれませんけど、個人的感想なので、ご容赦ください。他意はありません。以下、出演順。敬称略。

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アートに塗れる休日。

連休を利用して、豊橋へ行ってきたわけですが、目的のイベントに行くだけではもったいないし、時間もあまっていたので、同時期に開催されていた、「あいちトリエンナーレ2016」を観てきました。

美術館に作品を並べるだけでなく、町中でアートをしようという現代アートイベント。現代アートってなんだか、難しそうって思ったけれど、とても興味深くて、なんだか、心惹かれる展示でした。

最初は、初日の夕方。ちょっと時間潰しのつもりで、水上ビルでの展示を見学しに行きました。

f:id:suzuco14:20160921152311j:plain【チケット売り場のガシャポン

ガシャポン豊橋会場だけを観られるチケットを購入。そのまま、水上ビル会場の展示を見学しました。ビルの一角、テナントの代わりにアートが展示されている。

最初に観たのは、映像作品。ものすごく単純なのに、なんだか恐ろしくて、研ぎすませて、削ぎ落とすことで、強いメッセージ性を持たせているような気がしました。

それは、すべての展示において言えることかもしれない。

10分ほどの映像作品を観た後は、メキシコの芸術家が、コンクリの袋を使って作った雑誌などを展示してるところへ。実際に手に取って観られのは、新鮮でした。作品は、何種類もあって、可愛らしいコラージュから、風刺的な面白おかしいもの、そして、強いメッセージを込めた何かなど、色々なものがありました。

さらに、移動して、今度はビルの上から下まで使った作品を観ました。観ました、という言葉が適当ではないような気もするけれど。

f:id:suzuco14:20160923111656j:plainf:id:suzuco14:20160923111709j:plainf:id:suzuco14:20160923111735j:plain

元は居住スペースだったところをすべて鳥小屋にしています。文鳥を100匹ぐらい入れているそうです。部屋ごとに複雑に組まれた止まり木が広がり、縦横無尽に文鳥が飛び交います。鳥小屋というには、広すぎる。その中に入ると、自分は、作品を観ているようで、作品の中に入り込み、いつまにか、作品の一部にされているような気になって来ました。

水上ビルの展示を観たところで、ビール電車の集合時間が迫っていたので、ここで移動することにしました。

他の会場を観に行ったのは、翌日のことです。

f:id:suzuco14:20160923112353j:plainf:id:suzuco14:20160923112403j:plain

駅の近くにある美術館の展示。どちらも巨大です。芝生に巡らされている糸は、さらに毛糸などを紡がれていました。壺のようなオブジェは、夕方にはライトアップされるそうで、それも観てみたかった。

今度は、大通りの開発ビル会場へ移動。そこがメイン会場と言ってもいいようで、10階から5階までをすべて展示スペースとして、順路に沿って、進んでいくようになっていました。

この開発ビル自体、割りと古く、ところどころレトロで、それ自体が何かの装置のように思えてくるから、不思議です。順路にも意味があるような気がしたのは、その開発ビルの造りにもアート性を感じたからかもしれません。

最初は、水墨画の作製工程を映像化したような作品。黒だけの世界。

それから、展示を進むごとに色が増えて行きます。

f:id:suzuco14:20160923113249j:plain【カラフルの先にある青】

途中の展示で、作成パフォーマンス映像を流していたのですが、力強さと繊細さ、トランス状態のようで、先をみている。芸術家の内包する矛盾を垣間見たような気がしました。

色の世界に圧倒され、ビルの打ちっぱなしの階段を降りて、次の部屋へ行くと、そこは真逆の世界でした。

f:id:suzuco14:20160923113317j:plain【白い世界】

白い壁に白い塗料を載せるように描いています。ものすごく細い。単純な線の組み合わせが複雑な模様を作り出している。

そして、移動しようとドアを開けた時に、ああ、これはビル自体もアートなんだと思いました。

f:id:suzuco14:20160923113326j:plain【カラフルな階段】

これは、下から上を見るんじゃダメなんだなと、この先に何があるのか、一層ワクワクしました。

f:id:suzuco14:20160923113349j:plainエヴァのアダムかと思った。】

この手前には民族衣装のようなオブジェが並んでいます。抑えた色味だけれども、パーツの一つ一つが丁寧に作り込まれていました。

隣の展示は映像作品。鮮やかな田舎の風景。3方面にスクリーンを配置し、左側だけ上下が反転している。

次の展示室は、再び黒一色。壁の一面が黒い絵で埋め尽くされています。最初はなんだかわからなかったけれど、ところどころにある説明やメモ書きを見て、アスファルトを転写したものだとわかりました。

アスファルトに紙を敷き、その上を鉛筆でひたすらなぞる。

f:id:suzuco14:20160923151850j:plain豊橋市内のマンホール】

白い紙に模様があるものをなぞれば、わかりやすいけれど、黒い紙を使うことで、一層深みが生まれているような気がしました。

次の展示は、映像とオブジェの併合作品でした。東海道五拾三次をモチーフにしていったので、同じく関東から来ている私には、なんだか馴染み深かかったです。

f:id:suzuco14:20160923113416j:plain【映像の中で使ったものや作られたものをオブジェとしている。】

次も映像作品。4つのカメラで同じものを時間差、アングルの差で撮っていく映像。

f:id:suzuco14:20160923113436j:plain【映像作品と同じモチーフの写真展示】

給湯室が展示室として使われてたのが、なんかオサレでした。

次は、廊下を進むと、暗い部屋に通される。天井が煌めいている。

f:id:suzuco14:20160923113454j:plainf:id:suzuco14:20160923113547j:plain【無数の円盤に反射した光が天井に写っている】

隣の部屋に進むと、何もない。明るい方を見ると、壁が丸くくり抜かれ、中にソファと裸電球がぶら下がっているだけの簡素な部屋。ふと、横を見ると、自分の影が丸の中に映し出されていた。

f:id:suzuco14:20160923113530j:plainf:id:suzuco14:20160923113508j:plain

なんだか静かな気持ちになり、さらに奥の部屋へ進むと、そこは部屋のなかに風が吹いていた。

f:id:suzuco14:20160923113513j:plain

何度も窓が繰り返されて、外にいるのか中にいるのかわからなくなる。解放と閉塞を同時に味わう。夜に見たら、また違うのだろう。

最後も映像作品。真っ暗な中で、人をダメにするソファに座り、夜の海を見る。

途中から、漁船に引き上げられた魚目線になったりしていた。

ここで、次のイベントの時間が迫っていたので、映像作品は最後まで見れませんでした。でも、雰囲気だけでも味わえてよかった。

ほんの暇つぶしのつもりだったのに、なにかの世界に、どっぷりと浸かった感じで、なんだか心地よかったです。

アートをとても身近に感じられました。

次のイベントでは、下衆い話とか聞いて爆笑してたので、まったく高尚な人間じゃないことは間違いないのだけれど、ほんの少し、何かを感じられる人になれた気がした。

 

 

ビールと中年女性に塗れる休日。

連休を利用して、愛知県豊橋市に行ってきました。マジそれどこだよって感じですけど、新幹線止まるからね。こだまだけだけど。

何故そんな見知らぬ土地に行ったかというと、イベントに参加するためです。

先月にもトークイベントに行った久保ミツロウさんと能町みね子さんと一緒に、ビール電車に乗るという夢のような企画に当選したからです。

その当選に関しても、色々ありまして。最初から、まあ、当たればいいかなぐらいな気持ちで応募。当たるかどうかは、わからないけど、万が一当たったときのことを考え、どう考えても日帰りは無理なので、ホテルもその時点でおさえておきました。

当落を知らせるメールを待っていたのですが、なかなか届かず。どうなってるのかな、と思っていた頃に、久保先生が、「ビール電車に当選してる人は、もうメールが届いてるはずです。」とツイッターに書き込まれ、でも、届いてないしなーと思いながら、メール画面を見ていた時に、ハッと気づいて迷惑メールフォルダを確認したら、入ってました。そして、当たってました。

よしっとガッツポーズしながら、本文を読み進めると、「このメールを見て、24時間以内に返信をされた方を当確とします。」との一文があり、血の気が引きました。マジかよ、嘘だろ、せっかく当たってるのに、自分のミスで、当選を逃すとか、どうしたらいいの?でも、自業自得だし、仕方ないよね。と思いながら、「メールに気づかず、残念です。」的なメールを送ったのですが、やっぱり、どうしても、諦められなくて、メールに載っていた主催者様に連絡することにしました。担当者さんは、さすがにすぐに当選させることは、出来ないけれど、まだすべての当選者から連絡が来ていないから、補欠にしてあげるよという、なんとも優しいお言葉を頂き、翌週には無事に当選することが出来ました。本当にありがとうございます。

倍率としては、10倍ぐらいだったようなので、だいぶ、運を使いました。当日は、夕方からの集合だったので、お昼過ぎに出かければ十分に間に合う。でも、せっかくだから、少し豊橋を観光したかったし、食べたいものもあったので、午前中から出かけました。まずは、在来線で小田原まで行き、昼食。食べたかったローストビーフ丼を注文。さて、旅行だし、ちゃんとデジイチで写真を撮るかな、と、持ってきたデジイチを取り出すと、何故かスイッチをいれても何も出ない。もしや、と思って裏をみたら、電池入ってませんでしたー。充電した後入れるの忘れてた。こんなの初めて。時間には余裕があったし、取りに戻っても良かったのですが、小田原まで1時間ぐらいかかってるんですよね。携帯もあるし、仕方ないので、そのまま持ってくことにしました。あ、ローストビーフ丼は美味しかったです。数量限定で、店を出る頃には売り切れてたから、やっぱり早めに来てよかった。

こだまに乗るのは、7年ぶりぐらいでしょうか。7年前に乗ったときは、単純に乗り間違えて乗ったんですけどね。だから、乗ろうと思って乗ったのは初めて。指定を取らなかったので、座れるか心配でしたが、豊橋に着く頃にはガラガラでした。1時間半ほどで豊橋に到着。とりあえず、ホテルに荷物を置こうと思いましたが、まだチェックイン前。なんとなく駅周辺をぶらぶらして時間を潰しました。この時間を考えれば、やっぱり電池取りに行くのもありだったのかな?今更仕方ないけど。

1時間ほどでチェックインできる時間になったので、とりあえず、部屋に入り、しばし休憩してから、改めて散策に出かけました。散策の内容については、別記事にするので、ここでは割愛。

夕方、ドキドキしながら集合時間場所へ。とりあえず、アンケートなどを記入し、お土産を色々と頂き、参加者同士の自己紹介タイム。総勢26名。ほぼ女性。ここで、主催の方が、初めてのイベントで上手くいくか心配。時間が余ったらどうしようか、などとおっしゃっていましたが、結果から言えば、久保みね舐めんな、って感じですかね。

ともかく、電車の出発時刻が迫ってきたので、ホームへ移動。まずは、ビール電車とご対面。

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この派手な電車は、40年ぐらい走ってるらしいです。すごいですね。

参加者の皆さんとキャッキャしながら、写真を撮っていると、主役のお二人の登場。ホームに響く悲鳴のような歓声。真近で芸能人を見ると、いつも不思議な感覚に陥ります。お二人ともテレビのまんまなんだもん。

さっそく電車に乗り込み、ビールで乾杯。なんだ、この贅沢。アイドルのファンミでも、飲み会はないんじゃないのか?

そこからの1時間半は、本当に、あっという間でした。内容的には、参加者が記入したアンケートをもとに、参加者をいじりまくるというスタイル。アンケートを書いたときは、そんなことすると思ってなかったので、もっと色々かけば良かったなとちょっと後悔してます。皆さん、それぞれにエピソードをお持ちで、また、久保みねのお二人がそれを広げるので、笑いっぱなし。爆笑、飛び出る名言。そして爆笑の1時間半。結局、電車に乗ってる時間内では、全員をいじることができず、まさかの延長戦が決定してました。私は時間内に触れてもらえました。久保みねのお二人が私を認知してくれて、名前を読んでくれて、質問に答えてくれる。いつもテレビで見ている人が、せいぜいステージに立ってるところを見てるだけの人が、目の前で、一緒にお酒を飲むなんて、こんな贅沢、この先、二度とないんだろうなと思いました。悔いが残るとすれば、あだ名に関して、何も触れられず、新たに名付けてもらうこともなかったことでしょうか。アンケートにエピ入れれば良かったなー。仕方ないけど。質問の内容に関しても明言は避けますが、とりあえず、コンシェルジュは罪深い。っていうところでしょうか。

電車を降りてから、記念写真を撮影、お二人に握手をしていただき、その場でしばしお話。と言っても、私はお話してるのを聞くだけですが。最後まで、お二人はとても優しくて、素敵でした。何度も言うけど、すごい贅沢な時間でした。本当に当たって良かった。

でも、これで終わりじゃないんです。翌日は、いつものトークイベントがあったので、それにも参加してきました。

翌日の豊橋は、土砂降りの雨でスタート。イベントは午後からで、いるあてもなかったので、チェックアウトギリギリまでホテルにいました。昼前に外に出たら、辛うじて小雨になっていたので、とりあえず、暇つぶしがてら散策。ここも割愛。

時間になったので、会場のある建物へ行くと、ロビーにはすごい人。東京でのイベントと違って、キャパが大きいし、男性の参加も認められているので、お祭りっぽい雰囲気。開場して中に入ると、その広さに驚きました。小さめのホールぐらいの大きさで、いっぱいに椅子が並べられていました。できるだけ前の方に席を取り、会場で売っていたベーグルを食べながら、お二人の登場を待ちます。

BGMとともにお二人の登場。昨日、もっと真近で見ていた人が壇上にいるのを眺めるのは不思議な気分でした。そこからは、お二人の独壇場。トークの内容に関しては、何も言えないのですが、東京でのトークショーの続きのような話もあったので、両方来てよかったなと思いました。そして、「ニュー概念。」「話をぶった切ってゴメンナサイ。」を知れたのは収穫でした。途中で休憩を挟みながらも、3時間のトークはとても面白かったです。最後のクイズも正解したかったな、アレなら答えられたってのがあったのが、悔しい。お二人が壇上で召し上がってた豊橋カレーうどんを食べてみたかったのですが、時間と腹具合の関係により、結局、食べずに帰りました。でも、今思えば、食べときゃ良かったんだよな。

ビール電車で浮かれすぎてたのか、デジイチの電池を忘れるという、アホなことしましたけど、帰りには、もっとアホなことしちゃいました。それは、私の無知から来たことなので、完全に自業自得。JR舐めんなコラって言われたみたいで、非常に恥ずかしい。

3時間のトークを堪能して、駅に戻り、帰りの切符を買って、帰路に着いたわけですが、せっかく旅行に来たので、最大限に楽しみたい。私は、せっかくなら、行きたいとこがありました。食べたいものがありました。なので、行っちゃうことにしました。そんなことしちゃう私、自由だわー。なんて思いながら、新幹線に乗り込みました。新大阪行きの新幹線に。あれ?私、来るときは小田原から乗ってますよね。帰るのは関東ですよね。でも、せっかく新幹線に乗るなら、京都へ行きたかったんです。豊橋から名古屋へ出て、それから、のぞみで一駅。改札出るわけじゃないし、改札内にあるお店でご飯食べて、お土産買って、京都気分を味わえればお得じゃない?って思ってたんですけど、甘かった。自由席って、検札あるんですね。そういえば、行きの新幹線でも、あったのに、そこで、まったく深く考えなかった自分をぶん殴りたい。車掌さんになんの気なしに切符を渡し、スタンプを押され、戻されたとこで二度見されました。まぁ、要するに、改札出なくても、料金払えってことですね。ここでね、いや、間違えて乗っただけなんです。とか知らなかったんです、とかゴネれば、もしかしたら、注意で済んでたかもしれません。でも、話を長引かせたくなかったし、恥ずかしくて仕方なかったんで、言われるまま、払いましたよ。豊橋から京都への新幹線代、往復1万4千円。値段言われた時に、あ、これは無理だわ。って気づきました。ちゃんと調べれば良かった。この値段をゼロにするようなことさせるわけないなって、思いました。京浜東北線乗ってんじゃないんだから、気軽に使ってんじゃねーよって、新幹線に言われた気がしました。ゴメンナサイ。その場で精算、現金払いのみ、だったので、手持ちがあって、本当に良かったです。支払いをしたので、私は京都を往復する権利をえました。これを持ってたら、改札を出られる。でも、京都に着いたのは、19時近くでした。帰りを考えるといられるのは、1時間半が限界。とにかく、食べたかった、にしんそばを食べ、抹茶ソフトを食べ、少しでも観光したくて、京都タワーに登り、551で豚まんを買って、改札に入り、お土産屋さんで抹茶ラングドシャを買い、漬物とビールを買って、今度こそ、関東へ向かう新幹線に乗りました。

せっかく京都に行ったのに、寺の一つも見れないなんて、本当に勿体無い。自業自得とはいえ、大金をドブに捨てたようで、泣きそうでした。二度と、こんな狡いことはすまいと思いつつ、総合的には幸福なはずの、一泊二日の旅を終えたのでした。