私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

それがあれば大丈夫だと思えるもの。

一週間以上も会社を休んでいたことが、嘘のように日常が戻っているけれど、乏しい残高と、カードの利用明細票と、妙に蓄積された疲れが、嘘ではないことを教えてくれる。

連休の前半は、予定通り、2泊3日で夫の実家へ帰った。予定外だったのは、出発を前倒しにしたのに、見事に渋滞に嵌り、車中泊をするSAさえも辿り着くのに時間がかかり過ぎたことだと思う。そのかわり、朝風呂を入りに行ったスーパー銭湯は、広く、岩盤浴も付き、休憩所もゆっくり利用でき、漫画も充実していた。マッサージチェアも無料で利用できることに、もっと早く気づけばよかった。

夫の実家では、義母の買い物に付き合ったぐらいで、特に何もせず。マジで何もせず。

予測外だったのは、数十分の間、義父と二人きりでお茶をする時間があり、めちゃくちゃ話題に困ったぐらいだろうか。ほとんど話さないから、緊張したわ。

予定通り、異動先の町も見に行った。夫の実家から、高速で1時間ほど。夫の家はICが近いので、ひたすら真っ直ぐ進んだ先にあるイメージになった。

異動先の町は、よくある地方都市という感じで、国道沿いに色んな店が並んでいた。

住んだことはないけれど、見たことのあるような町だった。

自分の実家のある町に似ているけれど、違うのは自分の実家の方が都市部というか、町の中心部が近いというところだろうか。

そして、それは、自分の中では割と重要な要素だったりする。

夫の勤務地の側まで行き、より、何もないことを確認してから、そこから近い空港へ遊びにでかけた。

目当ては、B8の初号機だったが、値段の割に呆気なくてびっくりした。一度は行くことになっただろうから、行って良かったと思う。

その後、空港の手前で見つけたバカでかいイオンに併設されたカート施設に行った。イオンの隣には、スーパー銭湯コストコもあり、一人でここまで来られるようになりたいなと思った。

イオンの中は広すぎて、ちゃんと見られなかったけれど、多分、私が、あって欲しいと思うものは全部ありそうだった。心底、ホッとした。

ちなみに、異動先の町にも普通サイズのイオンがあった。

ここで暮らしたい!とは思わなくても、暮らせるだろうなと思えた。行って良かった。

まだ移動日などは全く決まってないけれど、相場を確認するために、駅前の不動産屋へも行ってみた。今住んでるところとは、一部屋か二部屋分ぐらい値段が違った。

こちらの1Rぐらいの値段で2LDKに住めそうだ。夫は、今と同じぐらいの金額で借りようと考えていたようだが、二人で稼いでてもマイナスな現状をまだ理解してないのか。寝言は寝て言ってくれ。とは言え、まだ何も決まってない状態なので、夢ぐらいは見てもいいかもしれない。かくいう私も、まだ見ぬ新しいリビングやダイニングに置く家具をネットで物色しては、ニヤついている。似た者夫婦。

夫の実家からの帰りには、また「さわやか」へ寄った。都内に近い店舗は、開店から閉店分まで人が待っている状態だったようだが、浜松のほうで食べたので1時間半も待たずにハンバーグにありつけた。これでも短い方なのだ。異動したら、少しは待ち時間の短い店舗が近くなりそうなのも嬉しい。

少しでも、良かった探しをしたい。

これぞ徒然なるままに。~連休までの所感~

4/16

前回、異動に対する愚痴を書いたその日のうちに夫と喧嘩をした。

異動に対しての不満を口に出したら、ブチギレられた。

夫との喧嘩はそういう事が多くて嫌だ。

こちらとしては、軽口ぐらいのノリで言ったことに、ものすごくブチギレられる。

なんで、そんなことでそんなに怒られなくちゃいけないんだと何度も言った。

夫には、もう不満を口に出して欲しくないと言われた。まただ。

私は自分の気持ちを吐露することも許されないのか。何のための夫なんだ。

私の希望は我儘に過ぎず、現実的ではないことはわかってる。

仕方ないのも、わかってる。

それでも、私の希望や不満を無いことにされるのは、違う。

ただ、聞いてほしいだけなのに、それすらしたくないという。

何も、どうにか私の希望を叶えてくれと言っているわけじゃないのに。

言われると、どうにかしてくれ、と責められいてるように感じるから嫌だと言う。

そうじゃないと言っても、それでも嫌だと。

よくある、男脳、女脳の話のようじゃないか。

科学的根拠には、乏しいらしいけれど、事実、女の私は気持ちを吐露したがり、男の夫は、解決を求められているように感じるという。

私のことも、考えている、と夫は言う。見知らぬ土地でやっていけるか、思案していると言う。

考えてるだけか。それを、ちゃんと口に出して私を安心させてくれたらいいのに。

私の不安を拭いたいと思ってくれているなら、毎月のように来る、6桁近くの何に使ってるかわからないカードの請求をどうにかしてほしい。

稼いだ金をどう使おうと自由だと言うなら、それこそ結婚している意味がない。

家賃と光熱費払ってるだけで、偉そうにされるのは、本当に割に合わない。

夫との生活は、コスパが悪い。

そんなふうにしか、結婚生活を捉えられない私は、きっと、結婚に向いてない。

4/17

夫にとっての結婚は、母親代わりを得たいと思っているようにしか思えない。

実際、夫の母親は、よく気が付き、細やかに世話を焼いてくれる。

母親としては、満点の人だと思う。

それを、そういう事に対する憧れも素養も無い私に求めることが、そもそも間違っているのだと気づいて欲しい。

夫が最初に長期の海外出張に出かけて、帰ってきた時、他に男を作らずに待っていてくれたことを、夫は喜んだ。

私も、多少離れても、平気なもんだなと思った。

でも、違った。この時に私が知ったのは、寂しくても我慢できるということではなく、自分だけの予定で生きることが、とても楽だということだった。

ずっと、前者にフォーカスしていたから、この人とやっていけると思っていたけれど、むしろ逆。

定期的にいなくなる人だから、やっていけたんだ。

いなくても平気なんじゃない。いない方が楽。そのことに気づくのが遅かった。

気づいたのは、結婚した後だった。

楽になりたくて結婚したはずなのに、特に楽になっていない。

家事の手間は増えるし、出費は嵩むし、予定が全然立てられないし、あげく、田舎に異動ですって。

夫も喜んで異動するというわけではない。

昨年の秋頃に、上司との折り合いが悪く、精神的に落ちた時、会社を辞める辞めないまでの話になった。

話し合いの末に、辞めずに続けることになったのはいいが、社長との話し合いの中で、

いずれは、地元に戻ることを考えている、と伝えていた。

その”いずれ”が、今年だと、流石に夫も思っていなかったらしい。

ど田舎に異動させられる!と言うと、左遷のようだか、そうではない。

異動先の事業所は、今の部署と変わらない規模で、うちの会社の主力の一つだ。

いずれ地元に戻り、定年まで勤め上げるのであれば、若いうちに事業所へ移り、そこでのやり方を学び、人とのつながりを作るべきだと、社長は考えているらしい。

折り合いが悪い上司は変わらずにいるので、環境を変えてあげようという、配慮もあるのだろう。

せっかく10年以上も社員として育てた夫に、異動先の事業所で活躍してもらいたいと思ってもらえるのは、ありがたいことだ。

でも、その諸事情、まるっと私には関係ないんですよね。

関係としたら、夫との婚姻関係だけで、それだけの繋がりが世間的には縄より太いらしくて、関係ないなんて、口にだしたら、あっという間に私が我儘な悪者にされちまうんですよ。

私は私で、私の都合を口に出してるだけなのに。

4/18

夫が社長に希望を伝えてくれた。その希望は、会社員の夫とその妻としての希望であり、会社員としての私の希望ではない。そのことが、この先、どれだけ私達を断絶させ、切り裂くのだろうと思うと、今から気が滅入る。

それでも、思った以上に話が進んでおらず、夫の転勤も言われていたよりも遅くなるかもしれない。時間がもらえるのは嬉しいけれど、事態が覆されたわけではない。

私は現実逃避のように、誰にも転勤と退職の予定の話をせず、そのくせ、時々、退職の挨拶は、どこまですればいいのかしら、とか、引継ぎの時は、どう話そうか、などと考えたりしている。

異動先でどんな仕事に就けるか全くわからないけれど、今と同じ業種を希望するなら、資格を取らないと難しいかな、と思ったりする。

考えているようで、ただの夢想に過ぎない。

連休中に、異動先の土地を見に行くことにしている。見たら、安心するのか、不安になるかわからないけれど、わからないままでいるよりは、マシだろう。

4/19

夫の連休の予定が決まった。結局、暦通りには休めず、間に3日ほど出勤するという。

さすがに10日も連休を取るのは難しいと思っていたので、予想通りではあるけれど、同僚や上司はほとんど暦通り休むと聞いて、少し腹立たしい。

というか、夫の愚痴を聞いていると、私まで腹が立ってきた。貰い怒り。

夫の言い分を鵜呑みにすれば、仕事を取らないほうが良かったのかとさえ、思える。

働き方改革ってなんだろう。

私は暦通り休みなので、夫が仕事に行っているうちに、衣替えと掃除をしたいと思っている。

こんなに早く引っ越すことを考えなければいけないと思っていなかった。

今の家に引っ越して以来使っていないものを捨ててしまおうと思う。

先日、夫が間違えて購入した車用品をメルカリで売った。

送料のことを全然考えていなかったので、売上は微々たるものだった。

売れるかどうかわからないけれど、処分するには惜しいものを出品しようかと思っている。

 4/20

友達の出演する舞台を観るために浅草へ。5年ほど同じ会場での公演を年に2~3回観に行っていたが、会場自体が閉鎖されるため、今回が最後になってしまった。せっかく行ける範囲に住んでいるからと、友達が出演する舞台にはほとんど足を運んでいたが、今後はそれも難しくなると思うととても悲しい。これからは、友達の公演を口実に東京に遊びに来ることになるんだと思う。浅草に来たついでに、テレビで紹介されていたおにぎり屋へ行ったが、ちょうど休憩時間だったので、夜営業が始まるまで1時間近く時間を潰す必要があった。せっかくなので、久しぶりに浅草寺へお参りする。初めて来た時は、それなりに感動したのに、いつの間にか馴染みの場所になっていた。おにぎり屋の営業時間に店へ戻ると、すでに満席になっていた。外で待っててほしい雰囲気だったが、歩き疲れていたし、肌寒くなったので、そのまま店の隅に居座る。15分ほどで最初の客が帰り、席が空いたので座らせてもらう。結局、30分ほど待って、作ってもらったおにぎりを受け取り、店を出る。夫が一人で仕事をしている会社に寄り、車で一緒に帰った。おにぎりは、素朴なおふくろの味という感じ。夫は気に入っていた。

4/22

自分の両親に異動の話をする。夫が地方出身で、その地方にうちの支社があることも話してあったので、特に驚かれなかった。ますます自分の実家から遠くなることを寂しがる様子はあったが、母は遊びに行くね!と楽しそうに言っていた。

そういえば、しばらく自分の両親の顔を見ていない。学生の頃は、長い休みには帰っていたが、今は盆休みはないし、正月も夫の方に帰るので、帰る隙がない。

今回のG.Wで帰ることも考えていたが、日程的に難しい。夫も10連休取れていたら、何も気にせず帰れるのに。

異動したら夫の実家が近くなるので、むしろ長期の休みには自分の実家に帰るかもしれない。転職したら盆休みがあるかもしれないし、帰る頻度が増えるかもしれない。

話した時は、少し泣きそうになったが、一時期のように何が何でも行きたくないという気持ちは落ち着いてきている。

夫と異動先の私の働き方の話になり、子供はどうするのか、という話になった。

この期に及んでまだ、自然にできるだろうと思っている夫の無知と楽天さが羨ましい。

作るかどうか、というか、作る努力をするかどうかすら、まだ決められないでいる。気がついたら、自分の母が兄を産んだ歳を越していて、軽く戦慄した。

 4/23

帰りが後輩と一緒になり、連休の話などの流れで人事異動の話になった。まだ、夫の異動の話はオフレコなので、素知らぬ顔で彼女の話を聞く。夫以外にも同じ事務所に異動する人がいるので、後輩も異動になったらどうしよう、などと言っていた。彼女も社内結婚だが、私と違って総合職での採用なので、その場合は、夫婦揃っての異動か、単身赴任だろう。どちらにしても、私のように暗黙の了解で辞めるという選択肢を突きつけられることはないんだろう。好きで事務員やっている身だから、安直に彼女を羨ましがることはできないけれど、やっぱり羨ましい。

 4/24

バレエを休んだので、別のクラスに振替した。2年ぐらい前に一度振替で出て、大勢の中で注意されたのが、とても恥ずかしかったので、敬遠していたのだけれど、どうしても日程が合わず、そのクラスにしか行けなかったので、緊張しながら行った。

ものすごくビビッて参加したけれど、同じクラスの顔見知りの方が、同じく振替で参加していたのと、4月ということで、初心者が多いこともあり、内容的にもそれほど難しくなく、むしろいつもより、少し難しいことができたりするのが楽しかった。

けれど、やはりいつもの先生の細やかな指導が自分には合っていると思う。

バレエ、特にクラシックはとにかく反復練習で動きを体に覚えさせるものだと思うけれど、適当に覚えても仕方ないし、変なクセが付いてからでは、治すのが難しい。

今の先生は、とにかく基本に忠実で細かいところまで見てくださるので、進みは遅いけれども、正しい動きが覚えられていると思っている。

異動先の県にも同じスタジオがあるので、時間もお金も掛かるけれど、通うことは可能だ。そこにどんな先生がいて、どんな指導方針なのか、不安はある。

どんな仕事に就けるかもわからないけれど、バレエは続けたい。そう思えるものがあることは、嬉しいことなんだと思う。

 

連休前までに、都度書いていた、ただの日記。

全世界に向けて公開するものでもないと思いつつ、備忘録だから、と自分に言い訳。

足跡を見れば来た路はわかるはず。

先日の、夫の異動内定に伴う私の退職に関して、社長と専務が面談に来た。

中小企業なので、それぐらいの距離感なのだ。

しかし、面談と言うほどのことはなく。夫から聞いたことを、社長の口から言われただけだった。

最初に、夫から異動話を聞いたときは、自動的に私も辞めろってことだよね?それを直接言ってくれないのは酷くない?と息巻いていたが、よくよく考えれば、今回のことは、夫に対する辞令であって、私は、会社員としてでなく、妻としての都合を優先させるだけにすぎない。

それでも、社交辞令なのか、私にも異動先で働いてもらうのが、ベストであると言ってくれたのが、社長としての精一杯の譲歩なんだと思った。

会社としては、①二人で異動して働く。②夫だけ異動して、私も異動先の土地について行く。③夫だけ異動して、私は今まで通り働く。の3択で、優先順位も順番通りであると考えてると言われたけれど、私の優先順位はむしろ逆。③になって、夫に単身赴任してもらっても、一向に構わない。

そう、夫に言うと、何のために結婚したかわからない、と言われた。私もそう思う。

今でも、そう思っている。私が夫と結婚するメリットって、なんだろう。

夫の異動先は本当に田舎で、今まで当たり前のように行っていたお店に行けず、当たり前のように買えたものは、食べられたものは、簡単に手に入らなくなる。

当たり前が変わるのがすごく恐ろしい。何より、仕事がなくなるのが、本当に怖い。

物価は多少安くなるかもしれないけれど、その分、賃金は下がるだろうし、郊外に住むとなると、今度は交通費が嵩む。結局、使う金額は変わらないかもしれない。

引っ越し費用は会社が出してくれるが、新居に合わせた家具や家電を買わなければいけないかもしれない。何度も言ってる通り、うちにはお金がない。

相変わらず計画性なくお金を使う夫がいるだけだ。この状態で喜んで無職になる奴がいるだろうか。

②になるにしても、私の代わりの求人をしたり、引継ぎをしたりと時間がかかるであろうことはわかっている。その間、夫は単身赴任ということになる。その間、どれほどお金がかかるのか、今から恐ろしい。2年前の地方出張の悪夢再び。2ヶ月で100万以上使ったことを、夫は覚えているんだろうか?単身赴任中に、貯金がゼロになるとか、マジで笑えないけど、あり得るよな。そうなったら、それこそ婚姻を継続する意味がないから、そのまま離婚しようかしらん。

まだ、異動が現実のことだと思いたくなくて、実両親にも友達にも話せていない。

まさか、自分が実家よりも田舎な土地で暮らすことになるなんて。

別に田舎が嫌で上京したわけではないけれど、そこそこ都会の暮らしは楽だった。怖いことも不安なこともあるけれど、性に合っているように思える。

雑誌やテレビで紹介された場所に行ったりするのも好きだ。流行を追いかけて生きてるわけではないが、ミーハなのだ。

車の運転が苦手なのに、車がないとどこにも行けないのも不安でならない。

再就職先はもちろん探すつもりだけれど、今と同等の待遇で、同じような仕事が見つかる保証はどこにもない。

この異動について行くことに関する私のメリットってなに?本当に教えてほしい。

考えなしだった自分が憎い。簡単に結婚しなければよかった。結婚しなくても、仕事を続けていられたら、それなりに生きて行けてたはずだ。

そんなことを思う自分は薄情だと思うし、そんなことを思わせる夫は情けないとも思う。

良かれと思って、帯同を勧めてくる会社は時代遅れで保守的だと思うし、私のやってきた10数年はなんだったんだと思うと涙が出る。

私の仕事は夫の都合に負けるのか。そうか。そうだよな。それでも、やっぱり悔しい。

そうだ、悔しい。私は私の人生を自分の都合だけで生きられないのが悔しい。

夫と結婚してから、起きる時間も寝る時間も、ほとんど夫に合わせている。そんな些細なことが時々、とても我慢ならなくなる。どうして、夫中心に生活しなくてはいけないのだろうと考える。子供じゃないんだから、大人同士なんだから、それぞれ好きなように過ごしていいはずなのに。

知らない土地で夫と二人きりで、仕事も見つからなければ、私には逃げ場がない。それが一番恐ろしい。好きで結婚したはずの人との生活で、逃げ場を探していることのほうが、ずっと恐ろしいのかもしれない。

具体的に異動のことが決まるまで、同じような愚痴を何度も吐くことになると思います。身近な人に言えないことを、電脳の海に流す矛盾を感じつつ、海に向かって叫んでるようなものと思おう。

 

 

青天の霹靂のように花冷える。

春の陽気が感じられ、桜も満開になったと思ったら、急に寒くなったりと気候は落ち着きませんが、新年度落ち着きましたか?

私は相変わらずリクスー見るとドキドキする病(Not興奮)なので、電車乗るのが嫌です。

さて、先日、またライブハウスに行ってきました。前回は、Zeppという割とデカイ箱でしたが、今回は恵比寿のLiquidroomという、狭くはないけど、Zeppと比べたら、ね、という会場。今回もCreepyNutsのライブだったんですが、今回は、ツーマンツアーってことで、ゲストにZIBBRAさんが登場するということもあり、前回よりもゴリゴリのHIPHOP好きが集まってる印象で、BBAには辛かったです。2人ほど、この前のオードリーの武道館ライブグッズである、リトルトゥースTシャツを着てたのを見かけて、心底ホッとしました。

当日は平日だったので、完全に会社帰りのOLスタイルで、今回も荷物預けそびれたので、前方には行けず。入場が遅かったので、後方でも見えづらい場所に陣取ってしまい、正直あんまりステージ見えませんでした・・・。

しかも、機材トラブルとかで開始が40分ほどおしてしまい、その間も立ちっぱなしなので、ライブ中は足が痛かった。定刻過ぎても全然始まらなくて、はいはい、これがHIPHOPタイムですか?ギドラ入ですか?Rさん寝坊ですか?と思ってたら、普通にスタッフさんが機材トラブルのアナウンスしてて、もう少々お待ちくださいって言われた後に拍手沸き起こったの、結構胸熱でした。

開演予定から40分過ぎてから、ZIBBRAさんと、DJのセロリさん登場。正直、HIPHOP詳しくないんで、全然曲わかんなかったし、ライムもそんなに聞き取れなかったけど、ZIBBRAさんがカッコよくて、優しくて、最高のHIPHOP兄貴だってことはよくわかった。クラシックって言われるような曲から、最新曲、ノリノリの曲からメロウな曲まで、こういうのがHIPHOPだよっていう優しさに溢れたセトリだった。

途中、HIPHOPのスタンダード掛けながら、盛り上がり方のレクチャーまでしてくれて、最高に楽しかった。とりあえず、キングギドラ聴きます。

そして、CreepyNutの登場。盛り上がり最高潮って感じで、インディーズの曲とかやってたので、前回より知らない曲多かったんですけど、関係なく楽しめました。

お決まりの聖徳太子ラップもやってくれて、客いじりもすごくて、MC超楽しい。

お約束の曲も沢山やってくれて、いっぱい腕上げて、めっちゃ歌って、ずっと歓声上げてた。めちゃくちゃ楽しかった。嫌なこと忘れられた。

いや、忘れちゃダメなんだけど。

実は、夫の転勤が内定しまして。完全に他県なので、お引越し確定。異動先に私の仕事はないので、退職確定。無職決定。

異動先は夫の地元でもあるんですけど、職場は全然別の場所。平たく言えば田舎。夫に言わせれば、ど田舎なわけです。まだ正式なことは何も決まってないし、いつかはこういう日が来ることはわかってましたけど、結構辛い。

知らない土地に行くのも怖いし、それが今までに住んだことないような田舎なのも怖いし、無職になって自分の収入がなくなるのも、超怖い。どうしよう。

やっていけるんだろうか。知り合いも仕事もない場所で夫の帰りを待つだけの毎日で、仕事が忙しい夫に八つ当たりされ、誰に食わせてもらっているんだと言われても、逃げる先がない生活。地獄の予感しかしない。

仕方ないですけどね。結婚した時点で、こういう可能性は大いにあったのに、それに目をつぶってきたんだし。仕事にしても、どこででもやっていけるようなキャリアをつまなかったのは、自分の責任ですよね。知ってるけど、辛い。地方出身者と結婚するんじゃなかった。地方に帰るはわかってたけど、せめて県庁所在地だと思ってたし。そこから電車で1時間て。遠いわ。

今、住んでる土地も特に縁もゆかりも無いけれど、少なくとも自分で住もうと決めた場所なんだよね。他人の都合で動かなきゃいけないのが、嫌だな。今までと生活が一変してしまうのが怖い。習い事とかもさー、結構長くやってきたんだけど、続けられるのかなぁ?行先にそういうとこがあればいいけど。最悪、県庁所在地の繁華街まで行かなきゃいけないかも。グダグダ言っても仕方ないけど、言いたくもなるわ。マジで勘弁してほしい。

田舎に行ったら、気軽にライブとかも行けなくなるんだろうなぁ。とりあえず今のうちに、行けそうなイベント、ガンガン行っとこう。

和に違を感ずることをしむのであれば。

元号が発表され、新年度が始まり、なんだか新しいことが始まりそうでワクワクする季節になりましたね。個人的には何も変わらず、各種書類の日付の書式を変えるのがめんどくせぇなと思ってる次第です。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

桜も咲いてきて、春って感じですね。週末に夫と花見に出かけましたが、まだ満開ではない割に人手が多くてちょっと嫌になったので、食べたいものだけ食べてさっさと帰ってきてしまいました。串焼きと煮込みが美味しかった。満開の頃にまた行きます。

さて、新しい元号は、『令和』になりましたね。最初に見たときは、え?キラキラネーム?って思いました。絶対、同じ名前の子供がいると思う。そのうちワイドショーに出てくると思う。あと、昭和と、『和』がかぶってんじゃねーかって思いましたよね。こんな直近でかぶせてくることないんじゃない?って思ったんですけど。読みもショウワとレイワで音似てるし。そうか、そんなに昭和が懐かしいか。あと、アルファベットにしたとき、R○年生まれって書くことになるんですよね。Rの意味が増えるな。

ごちゃごちゃ言ってますけど、数年しないうちに慣れると思います。元号が改められると昭和生まれの自分が古くなるような感じがしますけど、まだまだ昭和生まれのほうが人口多いですからね。大丈夫だと思う。何がかは、わからない。

先日、友達の出演する舞台を観に行って、それがとても面白かったんですが、アンケートには簡単な感想しか書けなかったんですが、後日友達に感想を言うときのための備忘録として、忘れないうちに書いておこうと思います。

というわけで、東京ノ温度の公演、『うぇんでぃーず』を観てきました。

ピーターパンを題材にしたお話、なんだけれど、予想を裏切る展開が沢山起こって、とても面白かった。

主人公の女の子は、自分はウェンディで、ピーターパンが来てくれたらいいな、と思いながら、窓を開けて、お話を読んで、ピーターパンを待っている。でも、実際の彼女は心を病んで退職した、無職の実家住みのアラサー。母親にも妹にも、早く働け!現実を見ろ!と言われている。そんな彼女のところに、本当にピーターパンが来るんだけれど、なんか違う。違和感しかない、ピーターパンとネバーランドの住人達。彼女は、ウェンディとなって、ネバーランドに行くことができるのか?

という感じの、あらすじなんだけれど、自分が観ていて面白かったのは、ピーターパン以外にも色々気になる違和感を、ちゃんと納得できる感じで回収してくれたところ。

小劇場でのお芝居や、シュールなコメディで、置いていきがちな違和感を、そのままにしないでいてくれたのが、個人的にとても気持ちよかったです。

具体的なところを言うと、最初、主人公の母親が出てきたのときに、口調はオカンなのに美魔女な女性がハイヒールで出てきて、違和感しかなかったのだけれど、その後に、フック船長に一目惚れされるバツイチ女性だとわかり、スッキリ。私の勝手な解釈では、お母さんの名前が、さおり。娘の名前は、それぞれ、よしこ、まいこ、というお母さんの方が現代ぽい名前なことから、多分、娘の名前は元夫か、元姑がつけたんじゃないかと推測され、夫有責で別れたんだろうなと思った。あと、成人してるであろう妹が持ってた猫顔ポシェットも、働いて忙しい母が与えてくれた大事な思い出の品なのだと思えば、持ってても違和感ないなと思えました。

そして、登場したピーターパンは、女の子が演じていて、ああ、女の子が少年やるパターンねと思ったら、本当に女の子のピーターパンだった。

芝居を観る側として、宝塚的な配役を違和感なく受け入れようとした自分をちょっと恥じた。さらに、ティンカーベルは普通の人間サイズで、むしろ大きいデルモ体型。厚底ヒールで足の長さ強調していて、モデルか?と思っていたら、後半、ネバーランドの住人が現代的にキャラ変する展開で、マジでモデルキャラになってた。布石の回収。

題名である『うぇんでぃーず』も、なぜ複数形になっているのか、劇中で明かされたし、とても面白かった。語彙力。

東京ノ温度の公演を見るのは3度目。今回は、会場も、出演者も今までとは違っていた。特に会場は、お世辞にも広いとは言えない場所だけれど、普通の劇場にはない装置があり、それを演出に組み込んで・・・いや、今書いてて思ったけど、あれ、有り物じゃないんじゃない?えーと、ざっくり言うと、舞台奥の壁が細い布の格子状になっていて、そこから人が出入りするっていう演出で、そこの会場はライブとかショーとかやるみただから、てっきり元からあるものだと思いこんでたけど、普通に演出の方が考えた舞台装置かもしれません。すみません。

とにかく、その装置の使い方が面白くて、最初にそこからピーターパンが出てきたときは本当に驚いたし、その後に、フック船長達が登場してきた時は、予想できなくて声上げて驚いてしまった。最後は、主人公の部屋とネバーランドの位置が逆転して、ワンシュチエーションじゃねーじゃんとは思ったけれど、わかりやすくて良かった。

たくさん、小ネタが含まれてて、笑える話ではあるんだけど、現代の社会問題に対する風刺が効いてる、考えさせられる話でもあった。

ちょっと怖いなと思える謎を残すところも、東京ノ温度らしいなと思いました。

出演者の方達は、それぞれとても個性的で、でも熱量があって、すごかったです。

最初、主人公の女の子の声が通り過ぎて、ちょっとうるさいなと思ったけれど、全力が見えるから、こちらも全力で笑えました。フック船長の長台詞も、熱が入ってて好感持てました。多分、実際、そんなキャラじゃないんだろうなぁと思えるとこも含めて、ちょっと萌える。手下役の方も多才で、面白かったです。時事ネタがエグい。でも笑っちゃう。

羅列するばっかりになっちゃいましたけど、本当に面白かったです。

次に友達に会った時に、感想をぶつけつつ、裏話などを聞きたいと思います。

求めれば与えられるわけじゃないことは知っている。

春らしい陽気を感じる日も増えてきたけど、未だに春物のコートを着られずにいる。

昨年の今頃よりも3Kg以上太ったので、キツそうで着るのが怖い。順調に太っている。

要因は色々あるけれど、結局の所、じわじわ太っていっても、鏡の中に丸くなっていく自分を見ても、許容できてしまうから、いけないんじゃないかと思っている。

細い人は、少し体重が増えたところで、こんな自分は許せない!とダイエットに励むことができるんじゃないだろうか。モチベーションの問題か・・・。痩せたい気持ちに嘘はないはずなんだけどな。

 

それはさておき、先日、推しが出演している映画を観てきたので、その感想など。

番宣に継ぐ番宣のための怒涛のテレビ出演で、HDDは溜まる一方だったのに、地元の映画館では、すでに1日2回の上映、しかも朝と夜という時間帯になってました。まぁ、春は上映ラッシュだからな・・・。

というわけで、観てきたのは、

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以下、ネタバレ含みます。

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小さな夜を共有していた僕たち。

1週間のうちに2回もライブに行くことになるとは思ってなかったんですけど、木曜日に東京ドームに行ったばかりなのに、土曜日の私は、武道館にいました。

オードリーのオールナイトニッポンが10周年を記念して全国ツアーを開催し、そのラストに武道館でのライブがあると知ったのは、やっぱりオードリーのラジオででした。

運良く、先行抽選に当選できたので、行くのは半年近く前から決まってた。

何度かネタライブに行ったことがあるけれど、ラジオイベントに行くのは初めて。5年前にも、5周年記念ライブがあったらしいけれど、その時は、まだラジオをちゃんと聞けていなかった。

そう、私はラジオリスナーとしては、まだまだ俄。しかも、聞いているのは深夜ではなく、翌日の昼間であることが多い。タイムラグを乗り越え、家事をしながら、二人のトークに耳を傾けるようになったのは、radikoのタイムフリー機能が使えるようになってからだ。

それでも、せっかくのライブイベントなので、ぜひとも参加したかった。しかし、抽選に当たってから、それがなかなかのプラチナチケットであることがわかった。機材開放に次ぐ、機材開放。とうとう、ステージの裏側の席まで開放し、果てはライブビューイングまで行われるという、凄まじい人気ぶり。そうか、みんな、ラジオ聞いてるのか。

そのことを更に実感したのは、前日になってからだ。グッズ販売を当日だけでなく、前日の夕方からも行うという。残念ながら、行くことは叶わなかったが、公式ツイッタで、その盛況ぶり、販売開始前倒しの様子を見て、当日の販売開始前には行かなければいけないと決意した。そして、それは当たっていた。

当日、朝、会社に行く夫と同じ時間に起床し、夫に駅まで乗せてもらい、延々と電車に揺られ、初めて日本武道館を訪れた。着いたのは物販開始の15分ほど前だったけれど、すでに行列が出来ていた。そのまま列に並ぶこと45分以上。ようやく、物販ブースまでたどり着くと、すでにサイズによっては売り切れが続出している。マジでか。

それでも、買おうと思っていた、Tシャツ、リストバンド、タオル、トートバッグを無事に手に入れることができた。スウェットのロゴデザインがとても可愛かったので迷ったけれど、財布事情的に諦めた。再販されるらしいので、買うか割と迷ってる。

戦利品を抱えて、そのままガチャブースへ。アタリが缶バッジだと知らないまま、3回ほど挑戦し、被らずに終わったので、深追いはしなかった。

さらに等身大パネルと写真を撮れる列に並び、30分ほど待ってから、記念写真を撮ってもらった。

一人ではしゃいでんなー、と、特に恥ずかしさを感じずにいられたのは、一人客の多さによるものだったと思う。そして、みんな同じラジオを聞いてる人たちだと思うと、妙な親近感が湧く。基本的にラジオ、ましてや深夜ラジオは一人で聞くものだし、音楽や本よりもシェアし辛い。だからこそ、一人で参加することに違和感も恥ずかしさもなかった。もちろん、数人で連れ立って来ている人たちも沢山いた、思っていたよりも、若い人が多くて、ちょっとびっくりした。

一通り楽しんだところで、時間は11時前。開場は15時。4時間ほど時間を潰しに表参道へ移動した。アルファベットで、リトルトゥースとデカデカと書かれたバッグを持って表参道のオシャレな人たちの間を歩くのは、妙にスリリングな気分だった。

15時近くまで待機し、開場前には再び武道館へと着いていた。一層、人が多く、入り口にはたくさんの花が飾られていた。すぐに開場時間になったので、席へと急いだ。

残念ながらアリーナ席ではなく、2階席だったけれど、ギリ、肉眼でも見える距離。位置的にも悪くなかった。

開演まで1時間ほどあり、一人で座っていても、まぁまぁ暇だったけれど、途中の会場アナウンスが面白かったので、全部聞けただけでも、早く入って良かったと思う。

開演前に用を足しておくかと、トイレに行ったら、女子トイレよりも男子トイレのほうがすごく並んでいて驚いた。圧倒的な男子人気。

そして、とうとう開演。そこから3時間以上の長いライブだった。

ラジオの雰囲気をそのままに、よりエンタメ感、ライブ感のあるステージで、とても面白かった。何度も声を出して笑ってしまった。

正直、そこまでやるの?と思うようなサプライズ演出もあったりして、ものすごく盛り上がった。

最後、エンディング映像は、観ていて泣きそうになった。10年聞いておきたかった。

恐ろしいのは、その5時間後ぐらいに、また通常のラジオのオンエアがあることだと思う。私は、例によって翌日の昼間に聞いていた。本当に、行けて良かったと思う。

しかし、ほとんど勢いで買った、ラスタカラーのリストバンドは、今後どのように活用すればいいのだろうか。