私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

それがあれば大丈夫だと思えるもの。

一週間以上も会社を休んでいたことが、嘘のように日常が戻っているけれど、乏しい残高と、カードの利用明細票と、妙に蓄積された疲れが、嘘ではないことを教えてくれる。

連休の前半は、予定通り、2泊3日で夫の実家へ帰った。予定外だったのは、出発を前倒しにしたのに、見事に渋滞に嵌り、車中泊をするSAさえも辿り着くのに時間がかかり過ぎたことだと思う。そのかわり、朝風呂を入りに行ったスーパー銭湯は、広く、岩盤浴も付き、休憩所もゆっくり利用でき、漫画も充実していた。マッサージチェアも無料で利用できることに、もっと早く気づけばよかった。

夫の実家では、義母の買い物に付き合ったぐらいで、特に何もせず。マジで何もせず。

予測外だったのは、数十分の間、義父と二人きりでお茶をする時間があり、めちゃくちゃ話題に困ったぐらいだろうか。ほとんど話さないから、緊張したわ。

予定通り、異動先の町も見に行った。夫の実家から、高速で1時間ほど。夫の家はICが近いので、ひたすら真っ直ぐ進んだ先にあるイメージになった。

異動先の町は、よくある地方都市という感じで、国道沿いに色んな店が並んでいた。

住んだことはないけれど、見たことのあるような町だった。

自分の実家のある町に似ているけれど、違うのは自分の実家の方が都市部というか、町の中心部が近いというところだろうか。

そして、それは、自分の中では割と重要な要素だったりする。

夫の勤務地の側まで行き、より、何もないことを確認してから、そこから近い空港へ遊びにでかけた。

目当ては、B8の初号機だったが、値段の割に呆気なくてびっくりした。一度は行くことになっただろうから、行って良かったと思う。

その後、空港の手前で見つけたバカでかいイオンに併設されたカート施設に行った。イオンの隣には、スーパー銭湯コストコもあり、一人でここまで来られるようになりたいなと思った。

イオンの中は広すぎて、ちゃんと見られなかったけれど、多分、私が、あって欲しいと思うものは全部ありそうだった。心底、ホッとした。

ちなみに、異動先の町にも普通サイズのイオンがあった。

ここで暮らしたい!とは思わなくても、暮らせるだろうなと思えた。行って良かった。

まだ移動日などは全く決まってないけれど、相場を確認するために、駅前の不動産屋へも行ってみた。今住んでるところとは、一部屋か二部屋分ぐらい値段が違った。

こちらの1Rぐらいの値段で2LDKに住めそうだ。夫は、今と同じぐらいの金額で借りようと考えていたようだが、二人で稼いでてもマイナスな現状をまだ理解してないのか。寝言は寝て言ってくれ。とは言え、まだ何も決まってない状態なので、夢ぐらいは見てもいいかもしれない。かくいう私も、まだ見ぬ新しいリビングやダイニングに置く家具をネットで物色しては、ニヤついている。似た者夫婦。

夫の実家からの帰りには、また「さわやか」へ寄った。都内に近い店舗は、開店から閉店分まで人が待っている状態だったようだが、浜松のほうで食べたので1時間半も待たずにハンバーグにありつけた。これでも短い方なのだ。異動したら、少しは待ち時間の短い店舗が近くなりそうなのも嬉しい。

少しでも、良かった探しをしたい。