私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

彼岸花の咲く頃になっても。

吹く風はすっかり秋なのに、青天の日差しの強さにいい加減辟易する。

先日、無事に健康診断を終え、増えた体重と向き合い、ビールで膨れに膨れた腹囲が、どうやらメタボ予備軍に選別されてしまいそうな事実に戦々恐々としている今日この頃。

ジムに通い始めても食べたいものを食べていた生活を少しずつ改め、とにかく焦らず続けることが大事と思いつつ、さんざん太っただの、おやつ止めなきゃだの言っていた同僚女性が、去年と比べて特に太ってもいなかったことを知り、はいはい、女子的なアレね!こちとら中年なんで、そういうのに付き合うの疲れるわ!と、八つ当たりしたい気持ちでいっぱいになりました。

彼女は何も悪くないのに。

身長が同じぐらいなので、体重も似たようなものだろうとお互いに思ってしまっているのかも。

そもそも、自分は子供の頃からのぽっちゃりなんだから、小柄で生きてきた彼女と基準が違って当然のはずなのに。

っていうかもう、本当にルッキズムとか体形とか痩せ神話と無縁になりたい。

女子力とかないんですよー、とか、女子同士のアレコレとかよくわかんないんですよねー、みたいなの聞くとモヤモヤするの止めたい。

多様性社会に生きたい。自分含めて。

夫にジムに行ってる成果が見えないだの、デブだの言われるのが、悔しくて悲しくて、ぶん殴りたくなる。

自分が拘っているから、相手の言動が気になって仕方ないのだ。

推しのことは顔が良いことが最高の魅力だと思っているくせに。

夫とTVを見ていて、やれ、このアナウンサーがブスだの、このスポーツ選手がデブだの言っているのを聞くと、本当にげんなりする。

見た目で勝負する仕事じゃない人まで、勝手に土俵に上げるなよって思う。

私も、見た目で勝負する立場じゃないから、勝手にジャッジしないでって思ってる。

せめて、堂々と口に出すのをやめて欲しい。

じゃぁ、なんでいつまでも、いつでもダイエットしてるのかって話になるんですけど。

残念ながら根っからルッキズムを刷り込まれてるので、自己肯定感を高めるのに、見た目を気にすることが必要になってしまっているんですよね。

別に自分のことは嫌いじゃないんですけど。いや、ダメなところは多々あるということは良く知ってるけど、今すぐ消えなければいけないというほどのことでもないだろうというぐらいの肯定感はあって、もっと自分を好きになりたいとか思ってるわけでもないんですけど、好きな服を好きなように着れたら、もっと楽しく生きれるかなっていう程度の希望はあるんですよ。

というわけで、簡単に言って趣味ですね。ダイエットは趣味。差し迫って達成しなくてはいけないノルマではないけれど、達成できたら、自分が嬉しくなれること。

嬉しくなれる項目に、見た目が付いてきてしまってるのが、前時代的で嫌ではあるんですけど、人に強要してないので、許してほしい。

他人に対して、太ってる痩せてるのジャッジをする時もあるけど、それを相手に伝えることはない。

同じように自分に対しての、太ってる痩せてるのジャッジだって、あえて人に伝える必要はないはずなんですよね。

つい、言いがちですけど。マウントの取り合いになって疲弊するだけなので、いい加減止めたい。

好きな服が着たいから、痩せたいって言いましたけど、私がすべての服をオートクチュールで買えるなら、それこそ痩せる必要なんてないんですよ。

体型に合った、似合う服を着ればいいんだから。

まぁ、太りすぎると、今度は健康面で心配なことが増えるので、それはそれで問題ですけどね。

自分のために、自分にとって納得いく体型でいたいから、趣味としてダイエットしてるってことですかね。

まぁ、ダイエットし続けてるのは、何度もリバウンドをしてるからですけど。

そりゃ、趣味としてのダイエットがそれ以外のことよりも下回って、好きなように食べてると太るんですよ。嗜好が太るものなので。脂とか糖とか酒とかの過剰摂取とかね。

中年になって、痩せにくくなってるので、同じようなことしてても、体重は減らなくなりました。

ジムに行くようになったのも、初めての試みなので、どう効果が出るのか、よくわかりません。

とりあえず、摂取カロリー<消費カロリーになるように気を付け始めてから、体重が減ってきたので、1年ぐらいは続けるつもり。それで、10Kgぐらい減ったらいいなと思ってるけど、どうかな。

毎日のようにジムに行くようになって、2か月ぐらい経ったから、生活サイクルが変わらなければ、このまま習慣化できると思う。

 

つくづくルーティンワークで良かったなって実感する。

夫には痩せないだの、効果ないだの言われてるけど、今に見てろって思ってる。

1年後に同じことは言わせねぇぞって気持ちがモチベーションになってる。

私を甘やかしてくれない夫にいら立つことも多いけど、求められるものが高い方が成長できるような気になる。

そういえば、女子力云々の話ですけど、自分が関わってきたグループの傾向的に、そういうこと言う女子の方が多くてですね。

むしろ、私にとっては、そっちの方が女子っぽいというか、あるあるなんですよね・・・。

女子ってそういうこと言いがちだよね。って思ってしまう・・・。

それもまた、拘っているから、否定しがちなんだろうな、みたいな。

自分が無関心なだけかもしれないけど、よく言う女子同士のドロドロみたいなのは、みたことなくて、どっちかというと、ガチンコ対決してるのは、何度か見たことあるんですけど。

陰口や嫌味ぐらいなら、男同士で言ってるのいくらでも聞いてるので、そこに性差なんてないんじゃないかと思ってます。

性差が見えがちな思春期は、それこそ成長途中なので、精神的な幼さの表れだと思うし。

10代の頃の特徴がそのまま残っているのは、ただ人として未熟だってことじゃないのかな。

じゃぁ、成熟とは何かってことになると、正解はわからないけど、少なくとも自分と他人の存在を肯定することが出来る人を、私は未熟だとは思えない。

カテゴライズすることだけで、他人を推し量ろうとする人を成熟してるとは思えない。

拘ってしまうのは、やっぱり上の世代からの刷り込みなんだろうけど、せめて、それを下の世代に引き継がないでいこうねって思う。

あなたの娘には、同じこと言ってくれるなよって思うんだ。

 

それこそ、大きなお世話だろうから、絶対に口に出したりしないけどさ。 

久しぶりにガッツリ同世代の同性と絡む日々なので、色々気を付けてますよ。

無神経なのは自覚してるけど、余計な事言いがちだから、考えて口に出すように頑張ってます。まだ、頑張り足りないけど。

こっちに来て、10か月ぐらい経つので、色々気が抜けててヤバイです。

先日も笑えないことやらかして、夫に泣きついたばかりです。

自由が増えたなって思っていたけど、その分、責任が増えたことも自覚しなくてはいけない。

当たり前は、生活に即して変わっていくのだから、そこを無自覚でいてはいけないのだ。

アップデートできる人間でありたい。