私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

メランコリックな季節に。

すっかり秋は鳴りを潜め、もはや冬の気配すら感じるこの頃、寒いですね。

何を着て良いのか迷う季節ですが、私はもっぱら、流行りのグレンチェックばかり着てます。気がついたら、フレアスカート、タイトスカート、テーパードパンツ、ワイドパンツが全部グレンチェックでした。コンプリートしてる。いい加減、衣替えしないといけないのに、腰が重くていけません。面倒くさい。取り急ぎ、厚手のカーディガンやら、長袖のインナーやら、すぐに着そうなものだけ、引っ張り出して、夏服とごっちゃにしてしまってます。ウォークインクローゼットのある家に住みたい。もしくは、ミニマリストになりたい。推しの露出が増えるのに比例して、アホみたいに雑誌が増えてるので、当分無理だと思うけど。そろそろ、切り抜きとか、スクラップとかの技を会得しないと、雑誌で床が抜けてしまう。夫にはバレてるのかバレてないのかよくわからない。バレてないと信じてるけど、録画のラインナップでそろそろバレそう。バレたところでどうということもないのかもしれないけれど、わりと気持ち悪い感じで推してるので、積極的にバレたくはない。どうやら、私は同担拒否というやつらしく、推しのことを誰かと話すのが難しい。唯一バレている元同僚の方と話した時に、自分の愛で方を説明するのは、難しいと実感した。彼女自身には推しはいないものの、周りに、そういう感じの方が多いらしく、共感は示してくれるけれど、なんだか色々言われて、うるせーよ、という気持ちになってしまった。同担の方と話せば、また違うのかもしれない。

推しの露出が増えてくれて嬉しい。ネットを見ても、雑誌を見ても、テレビを見ても、推しの顔が見れる幸せ。最高だと思うけれど、消費されてる感じが半端なくて、少し切ない。自分も消費する側であるのに、矛盾してるかもしれない。そもそも、青田買いしたわけでも、売れてない頃から推してるわけでもない、完全に流行りに乗っかってるのは、わかってるけれど、それでも、私の頭の中の推しは、私だけのものだと思っている。すいません、気持ち悪いこと言いました。まぁ、何が言いたいかって言うと、試写会やら、舞台挨拶やら、ファンイベやらの競争率高すぎだよ、ちくしょう。ってことですね。いや、売れてるからこそ、ブレイクしてるからこそ、露出が増え、そういうイベントの機会が増えるんだってことは、重々承知してます。でも、悔しい。私だって、推しに会いたい。認識されなくても、数の一つになりたい。ブレイクが落ち着くのを待つしかないのか。でも、それは、推しの露出が減るってことだよなぁ。ああ、ジレンマ。

びっくりするぐらいCMの出演が増えて、出演映画も沢山公開されて、ドラマも出て、色んな雑誌の表紙を飾って、嬉しい、本当に嬉しい。本当に大好き。少しでも貢献したいと思う。2DKのセリフが頭を巡る。

『私たちが推しのために出来ることは、お金を使うことでしょ!』

Web連載を読んでる時は、他人事として面白かったけど、推しが出来た今は、色んなことが身につまされる。こむぎのチケット取スキルが欲しい・・・。

 社畜極めて体調崩してる夫に、モヤモヤしたり、悩んだりするんだけど、推しの顔見てるだけで、すごい、救われる。全然、笑っていられる。たとえ、私が見ているのが、都合のいい偶像でも、時間差の光でも、存在してくれるだけ、有り難い。

夫のことは心配してるけど、正直、私がどうにか出来ることじゃないなと思ってる。もちろん、サポートはするけど、私が主導したり、指示したりすることは何も無い。

我ながら、薄情だなとは思うけど、子供いない、ローンない、共働きって、最も選択肢が多い状態でいられてるんだから、多少、ワガママでもいいんじゃないかと思ってる。それも、選ぶのは夫だけどね。

私は夫の味方でいて、多少のワガママは受け入れられるぐらいの、自由とお金と心の余裕を持っていたいと思う。理想だな。そして、夫にも同じぐらい、私のワガママを受け入れて欲しいと思ってる。夫がいない隙に、好きなことやるのがクセになってるうちは、難しいかな。