私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

帰ってこないなら行けばいいのか。

というわけで、行ってきました。夫の出張先へ。国内だから出来ることだなぁ。友人に夫が海外出張中だというと、どうして着いて行かないのかとか、遊びに行ったりしないのかとかなんとかよく言われたものですが、行くわけねーだろヴォケ。と思いながら、「うーん、遊びに行きたいけど、働いてるとこ観光地じゃないし、私も仕事あるから、着いて行くのは無理かなー。」とか言ってましたけど、今回は行ってきました。

やっぱり観光地では無いけど、新幹線で行くのにちょうどいい距離だったのが、良かったのかな。さすがに半日かけて行く気はしないけど、数時間なら、まぁ、行ってもいいかなと思える距離です。学生の頃から2時間半かけて新幹線で帰省してた私の感覚だとそんな感じ。

たまたま夫も出張先で珍しく土日休めるというのも良かったと思う。基本、日曜のみの休み。下手すると日曜も半日から一日出勤することもあるらしいので、良いタイミングでした。

とは言え、これと言ってすることもなく。一応、観光地らしいところも行きましたが、なんか、検索を誤って行きたいところとは違うとこに行っちゃったみたいで。それも、後から気づいたんですけど。まぁ、全然面白くないわけでもなかったからいいです。機会があれば、本命の方に行ってみたらいいさ。多分、無いけど。

あとは、夫の買い物に付き合ったりして、なんか、ほぼドライブしてました。お互いの近況を話しながらだったので、いつものドライブより楽しかったな。

ただ初日は、昼頃に着くように行ったんですけど、夫は改札にも来ずに、昼食を食べるお店の近くで待ってたのは、どうかと思うな。駅のすぐ側だから、迷わず行けたけど、初めての土地に妻が来たんだぞ・・・?

しかも、その昼食を食べたお店は、お客さんに紹介されたという、超!高級そうな回らない寿司屋で、目の前で板さんが握ってくれる寿司を順番にいただくという、非常に贅沢なランチだったのですが、会計の段になって、「払っといて。」とサラッと言われて、集りかと思ったよね。別に私のポケットマネーじゃないけど。こうなることを見越して、新幹線に乗る前に東京駅でお金下ろしといた自分、流石だなと思いました。ちなみに滞在中の会計はすべて私の財布から出しました。まあ、別に、ポケットマネーじゃないんだけど、ね。

夜は、早めに夕食を取って、ホテルに戻り、まったり過ごしました。宿泊先は夫と同じホテルの別の部屋を夫に予約してもらいました。夫も同じ部屋に宿泊したので、なんか変な感じでしたね。他にも部屋があるのに、別の部屋に泊まるなんて、修学旅行?

とりあえず、元気そうで安心しました。厳密に言うと元気ではないんですが、まぁ、寝込んだりはしてなかった。なんか、ストレスと食生活の悪化で皮膚の疾患が出てて、体中、水疱瘡みたいになってて、可哀想でした。寝る前に、自分では届かない背中などに薬を塗ってあげて、ああ、私は夫をケアするために来たんだなと思いました。

翌朝は、前日よりも患部の炎症が抑えられてたので、帰ってきてから、毎日塗ってあげれば、もう少しマシになるのかなと期待してます。食生活も気にしてあげないとなぁ。

話を聞いたら、カレーとかラーメンとかコンビニ飯とか、DKの昼食か!と言いたくなるような食事を続けていたそうです。たしかに、近くには定食を食べさせてくれるようなお店はなかったので、仕方ないんですけど、心配です。作れるのに面倒くさくてお菓子ばっか食べて太った私に言われたくないだろうけどね。

前日も結構早めに寝たのに、翌日もゆっくり起きて、私だけ朝食を食べてから、早めにランチを食べに行きました。特に遠出はせず、駅ビルなどをウロウロしてから、ホテルに戻り、夫の泊まってる部屋で昼寝したら、夕方になってました。

本当に何しに行ったのだろうか・・・・。交通費と宿泊費と高い食費で、結構な出費だぞ?まぁ、夫はとても喜んでくれたし、久しぶりにゆっくりできたみたいなんで、良かったのかな。

帰りは改札まで見送りに来てくれて、ちょっと泣きそうでした。2回ぐらい振り返っても、夫がまだこっちを見てたのが嬉しかった。

帰宅して、こっちが家なんだけどなぁ。と思うのは切なかった。早く仕事終わらせて、いい加減、帰ってきて欲しい。だから、それはいつなんだ?

上司の人も夫の工程をそれほど把握してないらしくて、電話で「まだ帰って来ないの?」ってビックリしたみたいに言ってたのに、びっくりしました。電話先で夫に予定を聞かされたらしい上司が、「ああーそうなの、忙しいねぇ~。」とか言ってるの聞いて、キレそうだったし、夫もキレそうになってたんだろうなぁ。

別に、個人的に行ってるわけじゃないし、好きで仕事終わらないわけでもないし、なんだったら、最初に追加も受けろって言ったの、上司の人のはずなんですけどねぇ。

今回、自分の方が夫の出張先に会いに行くっていうのは、なかなか面白い試みだなとは思いましたが、別に観光地でもない、行きたいと思ってたところでもない場所に、ただ金をバラ撒きに行くのは、しばらく遠慮したいなぁと思う次第なので、早く夫を返してください。