私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

近くの出来事。

週末に起こったことを、逐一書く必要はないのだけれど、月も変わったことだしね。あっという間に上半期終了。ボーナスがちょっぴり増えてる気がした、もうすぐ勤続10年の私です。

今週は、遠出はせず。遠出というのは、電車移動するかしないかが、私の中の基準の一つ。歩き回れる範囲は近所です。

先月は、旦那の出張準備で手持ちの金が足りず、かなり困窮していたのですが、やっと給料が入ったので、保留にしていた、色んな用事を済ませることが出来ました。先々月に旦那が着た礼服をクリーニングに出すとか。長袖のYシャツをクリーニングに出すとか。すり減りまくって金具が見えてきた、捨てるには惜しいパンプスのヒールを治すとか。そういう用事です。

まだ、家計簿を入れるとか、旦那の冬物を仕舞うとか、え?まだそれやってないの?という用事はアレコレあるのですが、とりあえず、暑い中歩きまわってつかれたので、あとは、ひたすら本を読んでました。

最近は、もう終わってしまったBSの番組、『ご本、出しときますね。』に出演された方の著作を読んでます。

今回は、白岩玄さん、中村航さん、窪美澄さんの本を借りました。自分は、どちらかというと偏食で、わりと決まった方の小説しか読まないし、特に女性作家の方の小説のほうが好みであることが多いです。

でも、中村航さんの『年下のセンセイ』は、誠に失礼ながら、おっさんが書いたとは思えないような、少女マンガチックさで、ものすごく好みでした。

年下のセンセイ

年下のセンセイ

 

 逆に、それが、嫌だという方もいるのかもしれませんが、少女マンガ大好きな私には、ドストライク。読んでる時は、わりと実写で想像するのですが、この本を読んでる間は、キャラクターを完全にマンガで考えてました。なんか、プチコミとか姉LaLaに載ってそうだなって思った。

そして、この本を読んだ後に、窪美澄さんの『よるのふくらみ』を読むと、ああ、男性のほうがロマンチックだよね、と思いました。

よるのふくらみ

よるのふくらみ

 

 図らずも、どちらの小説も、同じ世界で、視点が切り替わりながら語られるのですが、視点が変わることで、見えなくなるところもあり、それが面白いなと思いました。

そういえば、昔、『冷静と情熱の間』という、同じ世界で別視点で、違う作家さんが書くという小説がありましたが、あれも、江國さんの方が好みだったな。細かいところは覚えてないけれど、江國さん側で終わったと思ったら、辻さん側でさらに先を書かれたのが、私には蛇足に思えたことを覚えてます。読んだのは、随分前のことなので、今、読んだら、また印象が違うのかもしれませんが。

『年下のセンセイ』は、先に言った通り、少女マンガちっくで、ある意味、安心して読めました。読み終わった後も、「あまーい!」と声に出してしまうぐらいで、でも、その甘さを味わいたくて、翌日も読み返してしまいました。

ただ、マンガちっくな分、端折ってるというか、少女マンガでは描かないだろうなっていう部分があるのが、逆にリアルじゃなくて、BBAはちょっと気になりました。

逆に、『よるのふくらみ』の方は、細かい描写や、直接的な表現がリアルさを出していた気がします。女性のほうが、生々しい話を平気でするのは、それが下ネタじゃなくて、日常に直結した、自分の身体の話だからだろうな。

内容までは知らなかったのに、読んでみたいなと思った本が、今の自分が感じてることを描いてたりするの、ちょっと怖い。たまに、そういうことがあります。

それで、何かに気づいたり、分かったりするわけじゃないけど、でも、何かに触れたような気がする。当てはめて分類しても意味が無いことはわかってるけど、もしかして、こういうことなのかな、とか、考えたりする。それが正解じゃないことも、わかってるつもり。

旦那とは、相変わらず、LINEでメッセージやスタンプをやり取りするぐらい。電話は、私から1度したきり。土曜日に、翌週に長い休みがあるよ、と言って来たので、その間、何をするの?と聞いたら、おねえちゃんとリゾート地に行ってくるというではありませんか。なにそれ羨ましい!と思い、そのまま送ったら、嘘だよ、ですって。まぁ、イラっとしましたよね。行くなら、君と行きたいよ、などと言ってきましたが。そういうことじゃねぇんだよ、と。下らない嘘をつくんじゃないよ、と。それを言われることで、私がなんとも思わないと、思ってるだろうことに、腹が立ちました。LINEだから、そういうの全部言わなかったけど。君と行きたいよ、のとこで、ハートの飛んでるスタンプ送って終わらせときましたけど。

隔たりがあると、何もかも言わなくて済むのは、良いことかもしれないな、と思います。両親と離れた時も、似たようなこと思いました。

母と話していても、時々、思うところがあっても、全部は言わなくて済むのは、電話だからだろうなと思います。

旦那とも同じぐらいの距離になってしまってるのは、あまり良くないなとも思いますが。

日曜日、不注意で、ケガをしてしまいました。包丁で指を切りました。怖くて傷口はしっかり見れなかったけれど、しばらく流水に傷口をさらしても、血が止まらなくて、シンクに血が垂れるのが怖くて仕方なかった。一瞬、旦那に連絡しようかと迷いましたが、結局、スマホで『切り傷 止血 手当』などと検索して、手当をしました。手当した後も、しばらく緊張が抜けませんでした。傷としては大したことないのですが、思ったよりも血が出たのが、本当に怖かった。今も、傷口は痛いです。旦那には言えませんでした。余計な心配かけたくないし、どんな言葉を掛けられても、嬉しくないと思ったから。

最近、ウォーキングを始めましたが、それも旦那には言ってません。それは、まだ全然成果が出ていないので、恥ずかしいからなんですが。このまま、痩せても旦那には言わないでおいて、帰ってきた時にビックリさせたいなっていう、いたずらゴゴロもあります。まぁ、旦那が出かけてそろそろ1ヶ月経とうというのに、1キロぐらいしか変わってないんですけどね。

なんだかんだ、1ヶ月はあっという間で、今月も色々予定を詰め込んでるので、多分、あっという間に過ぎてしまいそう。寂しさを感じなくて済むなら、そのほうがいいけれど、旦那のことを考えなくなるのは、どうなのかな。

淫夢をみても、相手は旦那じゃなくて、でも、唇の感触とかは、多分、旦那なんだと思う。そういうふうに、繋ががってるというか、私の中にインストールされてるのが、少し悔しい。結婚してから、何度も一人の夜を過ごしてるけど、他の誰かに触れる機会すらない。それでいいし、そのほうがいいけれど、やっぱり、少し悔しい。