私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

それが私のお気に入りだから。

まだ旅の話を続けます。備忘録なので、つらつら書くよ。

京都2日目の朝は、まさかのラーメンからスタート。朝5時から営業中の京都たかばし本家第一旭さんで朝食でした。私は、ミニラーメン、旦那は普通サイズのラーメンを頼み、二人で餃子をシェアしました。あっさりめとは言え、朝からラーメンは旦那にはキツかったらしく、食後からなんか気分悪そうにしてました。私は平気だったんですけどねぇ。なんでだろう。

食後は、清水寺へ。車で行ったら、道を間違えて、狭い石畳みの道を通ってしまい、怖かったです。ひと通りの少ない時間で良かった。清水寺は門が修復中でしたが、いつ来ても、カッコイイ佇まいです。横から舞台を写真に納めて、産寧坂でお土産を買って、次へ移動。伏見稲荷大社へ行きました。本当は、山を一周したりするのがいいんでしょうが、天気もそれほど良くなかったし、千本鳥居を見られれば十分だったので、千本鳥居の写真を撮って、次へ移動。

が、ここでちょっと予定変更。ホントは、このまま宇治へ行って、旦那の実家に戻る予定だったのですが、宇治へ行った後に、前日、食べられなかったわらび餅を食べに祇園へ行きたい、ということになり、だったら、車を置いて移動したほうが良かろうと、一度、車を駅近くの駐車場に駐めて、電車で宇治へ向かいました。宇治では平等院鳳凰堂を見学。お堂の中には入らず、外から眺めるだけでしたが、修復を終えて、色が鮮やかになった様子を見るだけでも十分でしたし、併設されたミュージアムで中の様子を知ることが出来たのでよかったです。ミュージアムの展示は、美術館のようで、とても素敵でした。雲中供養菩薩を見てると、『かぐや姫』で、月の住人が迎えに来るシーンが頭に浮かびながら、女子12楽坊のメロディーが頭に流れてました。交錯する記憶。

平等院鳳凰堂を見終えた後は、表参道でスイーツを食べます。京都駅でソフトクリームを食べた中村藤吉の茶寮へ行きました。人気店なので、大層な行列でしたが、旦那が機転を利かせて、待ちの名簿に名前を書いてから、平等院鳳凰堂へ行ったので、戻ってきた頃には、ちょうど順番が回ってくるぐらいでした。中村藤吉では、パフェを食べたかったのですが、平等院店では、扱っていないらしく、緑茶ゼリーを頂きました。抹茶アイスの乗ったゼリーは、緑茶の風味が強くて、濃い味の抹茶アイスと良く合いました。だんなは冷たいぜんざいを食べていましたが、それも、とても美味しかったようです。販売店で緑茶のゼリーと抹茶団子を旦那の両親へのおみやげに買い、向かいにある伊藤久右衛門でネットで見て前から気になっていた

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を自分用に買いました。それから、また電車に乗り、祇園へ。前日は行列で、イートインを断念した、ぎおん徳屋さんも、それほど並んでおらず、結局、10分ほどで中に入ることが出来ました。念願のわらび餅は、とても柔らかくて、でも、それだけでお腹いっぱいになるぐらい食べ応えがありました。

食後は、バスで京都駅へ戻り、また中村藤吉のソフトクリームを食べ、車内で食べる用の豚まんとおみやげ用のお漬物を買って、旦那の実家へと向かいました。途中、大津のサービスエリアで、おみやげ用のチルドの豚まんを購入して、関西から離れました。

旦那の実家で、京都土産を渡し、一息ついてから、自宅へ向けて出発。20時ぐらいに旦那の実家を出たと思います。途中、1時間ぐらい仮眠を取ったので、自宅についたのは、深夜の1時過ぎ。道中、かなり眠かったですが、運転してる旦那を差し置いて寝るわけにもいかないし、私につられて旦那が居眠り運転しても困るので、頑張って起きてました。でも、やっぱり辛かったので、次に京都へ行くときは、新幹線を使おうと思います。

さて、こんな感じで2泊3日の旅行を終えたわけです。旦那と過ごす初めての夏休みでした。もう、大概涼しかったですけどね。でも、関西はわりと蒸し暑くて、関東ほど秋めいていませんでした。

京都に行こうと言ったのは、私でした。静岡と旦那の実家のある名古屋に行くことは避けられなかったので、そこから、そう遠くないところがいいと思いました。そして、思い出の上書きをしておきたいと思ったからです。

初めて京都ヘ行ったのは、小学生の頃の家族旅行でした。でも、それは大阪でやっていた花の万博へ行くついでに寄ったぐらいの話で、正直、ほとんど覚えていません。その後、自分で行きたいと思ったのは、社会人になってからでした。当時の彼氏とガイドブックを見ながら行きたいところを決めて、少し良いお宿に宿泊し、腰を痛めて帰ってきました。その時に、京都の定番観光コースを廻り、人気のスイーツや食事をしました。ぎおん徳屋と松葉は、その時に初めて行きました。それから、清水寺伏見稲荷大社へは、その時にも行っています。中村藤吉へは、その後に、友達と一緒に行った時に教えてもらったお店だし、本家第一旭も、彼氏じゃない人と旅行した時に行ったことのあるお店です。何度か行ったことのある土地なのに、旦那と行ったことがないのは、不自然な気がして、上書きするように、行ったことある場所ばかりに行きました。それでも、まだ上書きできてない場所がたくさんあるので、また何度か京都に行くことになると思います。私は、あまり冒険できない質なので、そういうことを、わりとよくやります。元カレと行ったお店に、平気で行ったりします。それで、元カレと行ったことを無かったことにしたいわけじゃないけれど、好きになった場所に罪悪感なく行きたいと思ってるのかもしれません。そういう意味では平気ではないのかも。今回初めて行ったのは、平等院鳳凰堂上七軒歌舞練場でした。特に上七軒歌舞練場は、思いがけない出会いだったので、旦那との忘れられない思い出になりました。これから、何度も上七軒の話をするでしょうし、また行きたいね、と言うと思います。中村藤吉も、茶寮に行ったのは初めてで、旦那もとても気に入ってくれたので、今度はパフェを食べに行きたいね、と話しています。551の豚まんは、旦那と行かなければ食べていなかったと思うし、旦那と思い出づくりが出来て、とても良かったと思います。

無理矢理良い話っぽくしても、私が無神経なことは変わらない事実だし、自覚してるから、まぁ、いいじゃん。旦那が行きたいと言った場所には行ってるし。私は京都が大好きなので、色んな人と何度でも行きたいのさ。というわけで、夏休み旅行の思い出でした。