私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

好ましい過ごし方。

2週連続で写真展に行ってきました。今回も、友人と一緒です。一人じゃないって、素敵なことね。

今回は、パンチラをモチーフに写真とイラストで色々な方の作品を展示したパンチラ2015と、セクシャルマイノリティ協会が主催で、青山裕企さんの写真とメッセージを合わせて展示した、”好き”に変はない展に行ってきました。

 パンチラ2015は、開催初日から大盛況で平日から行列を作るほどだったので、最終日に朝から行ったら、すでに行列が出来ていて、思わず笑ってしまいました。皆、そんなにパンチラ見たいんかwwwって、私もだわwww。大体60分ぐらい並びました。

写真とイラストどちらも、色んなパンチラがあって、すごく楽しい空間でした。印象としては、ミニスカ女子高生のスカートがめくれるパンチラって、王道なんだなという感じ。逆に、ロングTシャツからチラ見えするパンチラ写真では、パンチラしてることに気づかないぐらい。街中で、スカートがカバンやコートに挟まって、めくれ上がってる写真の前では、友達と、こういうことあるよね、と笑い合ってしまいました。あと、イラストだと、わー、パンチラしてるー、みたいな印象を受けなかったです。なんとも思わないっていうか、パンチラしてることに目が向かないというか。構図の話なのかな。

個人的には、好きなモデルさんが撮ってる写真と、サンリオちっくな可愛いキャラクターのイラスト、好きな写真家さんが撮ってる写真が、やっぱり好きでした。

レイヤーさんによるコスプレの写真もたくさんあって、すごく技術を駆使して、物語を造りこんでるのがすごいなと思いました。レイヤーさんは、ただただ美しくて、男性なのか女性なのかもわからないぐらい。でも、男装でも女装でも、美しさの前には、関係ないですね。キレイなものはキレイだし、カッコイイものはカッコイイ。

”好き”に変はない展は、パンチラ展とは、逆に一人のカメラマンさんの作品をメッセージと一緒に展示していたのですが、作品も会場もとても、静かで熱かったです。青山さんの作品は、モデルさんの顔が見えなくて、ポーズや構図で、全てを表していて、見えないはずなのに、すごく深く表現されてるように感じました。合わせて展示されるメッセージも、それほど強い言葉じゃないのに、すごく、まっすぐ見つめられてるような、強さがありました。

それこそ、パンチラっぽいミニスカ女子高生がたくさん写ってて、生々しくなりそうな感じなのに、セクシーはあっても、いやらしくはなくて、なんだか不思議でした。

渋谷区や世田谷で、同性の結婚に相当する関係を認める条例案が提出されてるらしく、とても良いタイミングで展示を観ることが出来て良かったです。多様性を認めることは、そこに相当する以外の人達も認めることだと思うので、選択肢を増やせるようになればいいのにな、と思います。

写真展の後は、友達とケーキ食べつつ、おかわり自由のコーヒーを何度も頼んで、たくさんおしゃべりしてきました。ガールズトークは楽しい。

先日行った、自分たちもモデルをやった写真展の話をしていて、友達は、自分の顔があんまり好きじゃなくて、写真展の写真は、カメラマンさんに魔法を掛けられたようだ、と言っていて、あ、やっぱり自分はナルシシストの部類なんだなと、再確認しました。友達に、面と向かって、私は自分を可愛いと思う!とは、言えないけどね。私から見たら、友達の方がよっぽど可愛いのに、逆に、なんでそんなに自信がないのかな、と思うぐらい。彼女は、ちょっと特殊な世界で働いてるから、周りに可愛い人や綺麗な人がたくさんいるのは、わかるんだけど、人と比べてではなく、鏡に映った自分を、悪くない、と思う瞬間すらないのかな。余計なお世話か。まぁ、私みたいに思ってても言わないだけかもしれないしね。そんなもんよね。

そんな感じで、また、朝から晩まで友達に付き合ってもらっちゃって、楽しく過ごせました。でも、一日中留守にしてたから、家のことを全然やってなくて、旦那を迎える準備ができてないわ。とりあえず、冷蔵庫にはバレンタインのチョコを入れておいたから、それで許してもらえるといいな。