私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

出張は突然に。じゃ、ないんだよ。

先月、もう出張したくないって言ってたんですけど、また呼ばれて行ってきました。

今回は、たまたま日曜日に大学の友人の結婚式が東京で行われるのに出席してきたので、そのまま前乗りさせてもらって、月曜から金曜日までという、前回よりも長い日程。しかし、ちょうど締め作業の後半にあたる時期なので、やることはあるだろうと、思っていたら、予想以上に仕事が終わってなくて、前回とは違い、行って良かったな、と思えました。

まずは結婚式の話。大学の友人から、結婚式の招待の打診を受けたのは、昨年の10月ぐらいだったかな。ちょうど、引っ越しをするかしないか、という時期だったので、迷ったけれど、部活の仲間が皆参加する、ということと、結婚式をピューロランドでやる、というのを聞いて、参列させてもらうことにしました。結果、交通費は会社持ちになったので、むしろ良かった。

当日は、お昼からのお式だったので、翌週の出社分の荷物を持って、式場であるピューロランドへ向かいました。

最寄りの多摩センター駅に行ったのは初めてでしたが、ホームから駅舎までキティちゃんまみれで、ビビりました。大きい荷物は駅のロッカーに入れ、とりあえずピューロランドをウロウロしようかと、集合時間より早めに中に入りました。主にお土産屋さんをウロウロし、一通り見たぐらいで、集合時間になったので、会場であるシアターの前へ。自分の結婚式以来に会う部活仲間と合流し、早速、近況報告をしていると、キャストのお姉さんの案内があり、シアターの入り口で、キティちゃんとダニエル君のお出迎えがありました。シアターの客席で待機していると、後ろの入り口から新郎新婦の入場してきて、ステージで人前結婚式が始まりました。キティちゃんとダニエル君が介添え人のように常にそばにいてくれて、結婚証明書にサインもしていました。

式が終わると、シナモロールが登場し、キティちゃん、ダニエル君と共に新郎新婦との写真タイム。記者会見みたいに、上手から下手まで視線を移しながらポーズをとるのですが、キティちゃんがモデルさんのように、細かくポーズを変えているのが印象的でした。さすが、キティ先輩・・・!

式の後はレストランへ移動し、披露宴。そこでも、同じテーブルの友達と沢山おしゃべりをして、美味しい料理を頂いて、新郎新婦の楽しそうな姿を見られて、とても楽しかったです。

ケーキカット、ファーストバイト、友人スピーチ、両親への手紙、と、披露宴らしいことをしているのを見て、やっぱり結婚式はいいなぁと思いました。

大学の部活仲間とは5~6年ぶりの再会だったのですが、みんな変わりなく。本当に、大学時代とノリが全然変わってなくて、すごく楽しかったけれど、こんなに変わってなくて、大丈夫かな、と思うぐらいでした。みんなアラフォーのはずなんだけど、なんだったら、顔の印象も全然変わってなくて、私だけが老けた感がある。でも、余計なこと言っちゃうところが変わってないなと気づいて、反省した。

結婚式用に買ったけれど、少しカジュアル目なので、会社にも履いていけると思った新しいパンプスは、甲幅が合わなくて、ホテルに着くころには深く跡になっていた。

前回と同じホテルだけれど、階層は上で作りも逆位置だったので、少し新鮮な気持ちでチェックインできました。

翌日、朝から事務所に行くと、行った先々でびっくりした顔をされて、こっちがびっくりです。今回は所長が周囲にきちんと言ってなかったみたいです。勘弁してくれ。

一人になった新しい事務員さんのオタばれ著しいしゃべり方は前日に会った友人とよく似ていて、あまり気にならなかったです。こっちも遠慮なくタメ口でしゃべったのも楽だったのかもしれない。前回のように端々が気に入らないということもなく。

ただ、締め作業の進捗を聞くと、ほとんど終わってないぐらいの状態だったので、よくよく話を聞くと、どうやら私が直接引継ぎした相手の解釈が変わっていたようで、悲しかったです。とりあえず、進めるしかないので、日常業務を見守りつつ、予定を組んで、とにかく、私がいる間に終わるように頑張ってもらいました。

本来2週間ぐらいかけられるところを、1週間弱にまとめてしまったので、多少残業してもらったり、手伝えることは私が代行したりして、なんとか終わる目途を付けられることができました。

業務の中で一番比重のある作業の説明ができたので、こちらとしては、やることは出来たという感じ。

私がいる間にどうしても書類がそろわなくて、終わらせられなかったのは悔しいけれど、私のせいじゃないからね。

今回の出張自体は有意義だったと思えるけど、

・出張の打診があったのが、前の週の木曜。

・出張行くことを周知してない。

・呼んだ上司が最終日にいない。

などと、元上司に対する不信感が増しました。まぁ、もう出張には呼ばれないだろうからいいけどね。

文句言うのも変かもしれないけど、ご飯にもちっとも連れて行ってくれなくて、見かねた他の上司が肉を食わせてくれました。前回の反省を生かして、2軒目には行かなかったんだけど、翌日に元上司が休んだことを考えたら行っても良かったかもしれない。

3日ぐらい一人で外食するのは、なかなか寂しかったです。初日は時間あったので、推しの映画(2回目)を観に行ってしまいました。翌日にはその映画の原作本を買い、翌々日まで寝る前に読んでました。ついでに、3日ぐらい部屋で晩酌してるのが、なかなか空しかった。今回も女子会すればよかったのかもしれないけど、急だったし、この前会ったばかりだし、帰りの時間も読めなかったので、止めときました。もっとフランクに人を誘えるようになりたいなぁ。

次に関東に行くのは、推しの舞台です。今度はプライベートで一人旅(日帰り)です。

今からワクワクして仕方ない。先日、チケットを発券しに行ったから、かなりの良席でした。そういう席確約のお高めチケットだということを抜きにしても、めちゃくちゃ嬉しいです。次の東京は心ゆくまで楽しんで来ようと思います。

では、また。

 

出張って行ってまでやることなんてない。

年が明けて、仕事が始まって、ようやく通常営業に慣れてきたな、というところで誕生日がきます。もう、お祝がどうとか、プレゼントがどうとかいう歳ではないと感じていますが、節目だなとは思っています。今年は、年女かつ本厄なので、なんか色々盛り込まれてるなという感じなのに、さらに当日は出張でした。私、一般事務員なんですけど。昭和の香りのする事務服を着て、一つの事務所に在籍して、庶務と事務をやる、一般事務ど真ん中な仕事をしてるので、出張なんて一生、縁がないと思ってました。

しかし、諸々の事情があり、主に元上司の判断により、3泊4日で古巣の事務所に出張してきました。

昨年末あたりに、今の上司から呼び出され、前の事務所の事務員を変えるみたいだよ、と言われたこと自体が青天の霹靂だったのに、引継ぎのために行ってもらうことがあるかもしれない、と言われて、さらに驚きました。

前の事務所を離れる際に、もしかしたら、繫忙期に来てもらうかも、などと元上司に言われてはいましたが、ほとんど冗談として受け取っていたのに、まさか本気だったとは・・・。

っていうか、私が異動したのは、昨年11月の半ばだから、今の事務員さんが一人になって、まだ2か月も経ってないのに、もうチェンジするの?早くね?

私が引き継いだ2か月は無かったことにされるのと、ほぼ同義なんですけど。勘弁してくれないかな。

今の事務員さんは、派遣さんだから何か月かで更新なんだよね。だから、チェンジっていうか、更新しませんって、ことなんだよね。

派遣としての働き方を、うちの会社としては、最大限利用した感じだし、働く側としては、最悪の場合を突き付けられたって感じなのかな。本人がどういう生活をしているのか、わからないけど、仕事を辞めさせられるって、誰にとっても相当なことだと思うんだけどな。

うちの元上司に言わせれば、派遣って、そういうものでしょ?って、ことなのかもしれないし、働く側からしても、想定内のことなのかもしれないけどさー。

確かに、私が引継ぎした相手はパソコンがあまりお得意ではないようで、その時点で、派遣元に対して、なんでこのひと推して来たの?っていう疑問はあったけど、募集要項としては、簡単なパソコン作業とお茶汲みなど、みたいな感じで募集してたのであれば、こっちが悪いよね。うちの会社がどんな発注の仕方してたか知らないけど。

面談の時に仕事内容をレジュメにして渡してるし、PC作業があることは伝えていたので、それでも、頑張ろうと思って派遣元に来たいですって伝えてくれたわけじゃん。

実際、慣れないながらも引継ぎ自体は、真面目に受けてくれてたし、色々不安材料はあったけれど、お願いした時点で、妥協点とか改善点とか、考えるのは上司の仕事だし、引継ぎ開始してから、どんな感じ?って聞かれて、手は遅いけど、話は真面目に聞いてくれるので、とにかく作業に慣れてもらうしかなさそうです、しか言いようがなかったのは、私の落ち度だったんだろうかと、今も迷うけど、でも、本当にそれ以外言えることなかったんだよね。タイピングの早さって、慣れと練習以外で劇的に早くなる方法があるなら、私が教えてほしいし、私が習得したいわ。

とにかく、2か月の間、仕事の引継ぎして、資料作って、上司に相談して、なんとか一人でもやってもらえそうだなって思ってたところの、このチェンジよ。

ガッカリ。本当に色んな意味でガッカリ。

パソコン作業が遅くて、残業が続いているのが困る?それ、もっと早く気が付けなかったの?ってか作業が遅いのは、前から言ってたし。

他の人に仕事を振ってる状態でも、残業時間が減らないのが困るって言われても、そもそも手が回ってないことを、他の人にお願いしたんだから、最初からその仕事は出来てないに等しかったんだけど、話が通じてなかったのかな?

まぁ、上司の言い分も分かるけどさ。最初から出来る人が欲しいなら、募集条件の段階で、色々盛り込んで、厳選すれば良かったんじゃないかな。

自分はどうしても教えた相手の方の肩を持ってしまうな。彼女に落ち度がないわけではないけど、雇ったのはこっちだからね。もちろん、即戦力を期待して、派遣をお願いしたってのは、分かっているけど、じゃぁ、もっとちゃんと選べよって思ってしまう。

私が、早々に厳しそうですって、上司に相談すべきだったのかな。少なくとも元上司はそう思ってるだろうなぁ。

今回の出張はそのツケを払わされるようなものだったのかもしれないけれど、結論から言って、別に行かなくてもよかった。

最初から、何しに行くのか、よくわかっていないのが、悪かった。

時期的にも、締めでもないし、提出書類は手元に残ってないし、次の仕事の準備をする時期でもないので、ほとんどやることがない。日常業務の引継ぎが間違ってないか確認して欲しかったらしいが、むしろ曖昧なことを言って、新人さんを惑わせてしまった。

挙句、3日半の予定のうち、後半2日休まれてしまった。体調不良を理由に休まれるのを誰が責められようか。仕方がないので、最終日は今後の相談をしてから、さっさと帰らせてもらうことにした。

本当に、何しに行ったかわからない。初日こそ、一人で寂しく出張経費でケーキを食べたものの、翌日には上司に食事に連れて行ってもらい、翌々日には同僚女性達と女子会をした。完全に経費で遊びに行ってました。

それでも、今後、問い合わせが来るかもしれない新人さんと顔合わせが出来たのは良かったと思うし、行く直前に終わっていた締め作業の提出書類に不備があったことも確認できたので、まったくの無駄足とはならなくて済んだのは、ホッとしている。

ただ、完全に交代するのが月末で、締め作業真っただ中の、めちゃくちゃキリが悪いところで、一人にしてしまうので、出来るだけフォローできるようにしてあげたいと思ってる。

新人さん自身は、私の元上司のPC作業がちゃんとできる人というリクエストを派遣会社さんが聞いてくれた上で勧めてくれた人なので、PC作業には問題なさそうだった。

印象としては、内向的な感じで、陰キャではないんだけど、普通にオタクなんだろうなって感じのしゃべり方で、まぁまぁ衝撃でした。

クリックする時に、「ポチっとな。」とか声だして言うのは、人がいないところだけにしてはくれまいか。

自分も、擬音を声に出しちゃう系のゆるオタなので、わからなくはないけれど、もっと上手に擬態してほしいと思ってしまうのは、ほとんど同族嫌悪なんだなって、後から気付きました。

とりあえず最初からタメ口きいてきたりするのを元上司がどこまで許すかだよな。

その辺の指導まで、アラサー派遣女子にすることじゃないだろって思ってるので、まぁ、好きにしてよ。

逆に、交代させられる私が引継ぎした相手は、アラフォーの良くも悪くもオバちゃんな感じなので、電話対応などの話し方が上品ですねって、同僚女子事務員さんに言われるような感じ。二人を足して割りたい感じなので、いっそ、二人とも雇ってて欲しいんだけど、難しいんだろうなぁ。

とりあえず、古巣に遊びに行けて、楽しかったけど、疲れました。

異例の出張だったので、日程的にも色々融通していただいて、助かったけど、平日の新幹線もサラリーマンでいっぱいで、仕事するって、大変だなって思いました。

出張行く前の3連休の初日には、弾丸で、幕張のオートサロンに連れて行かれたんですが、弾丸過ぎて、よく分からない。ただ、短い期間で、一都三県を2往復したので、思ったより、今の自分の住んでる所と、今まで住んでた所は、遠くないのかもと思えました。

あと、オートサロンでは、相変わらずキャンギャルの写真をスマホで撮りまくってたんですが、インスタアプリのカメラで撮ってたら、全然保存されてなくて、悲しかったです。画像がどっかにあるんじゃないか、夫に探してもらおうかと思ったのですが、画像フォルダが、推しで溢れかえってたので止めときました。夫は夫で、推しの写真を撮れたり、サインもらえたり、なかなか充実したイベントになったようです。

また、何か行きたいイベントがあれば、気軽に飛んでいこうと思います。

数か月離れてただけなのに、ターミナル駅の人の多さにビビったり、地下街の人通りの多さに、今日って平日だよね・・・?と思ったりする程度には、あっさり地方暮らしに慣れてしまったので、都会は住むところではなく、遊ぶところになりそうです。

もう、仕事で行きたくないわ。

行くのは構わない来るのも厭わない。

あっという間に松が明けますね。

明けましておめでとうございます。

例年通り、他社より遅く仕事を納めまして。しかも、今の事務所は半ドンですらなく。

通常業務の合間に大掃除をし、定時まで勤めました。早く帰りたいよう。

それでも、お昼は皆でお寿司屋さんへ行き、昼食とは思えない豪華なお食事を頂いて、眠気と闘いながらの掃除でした。

夫は例年と変わらず大晦日まで仕事なので、またしても家の大掃除は私だけ。

それでも、引っ越してきたばかりなので、大仰な掃除をすることもなく、水回りとガスコンロ周りを念入りに掃除をした程度。今、思い出したけど、風呂の掃除ちゃんとしてなかったかも。

31日から夫の実家に行き、1日の夕方には家に戻ってきたのですが、夫が体調不良で発熱したので、大晦日と元旦に休日診療をしている病院に行くことになり、正月気分が吹っ飛びました。

31日は解熱剤を飲んで出社して行ったので、夫の代わりに病院の受付に並び、会計して帰宅して、荷造りをし、昼過ぎに帰ってきた夫の体調がマシになるのを待って、夫の実家へ。体調不良なのに行かなくてもいいんじゃないかと言ったんですが、大丈夫というので、行くことに同意しました。

夕方には実家に到着し、相変わらず何もせず、用意していただいた蟹などを食べるだけ。お蕎麦も早めに食べて、ダルそうな夫を横目に紅白観ながらウトウトしてました。

夜中、熱が上がった夫に何度も起こされ、義母に保冷剤やら氷嚢やらを用意してもらい、40℃近い温度を指す体温計を見させられ、大人しく寝て汗かけばいいのに、と思いながら眠りにつきました。

翌朝、解熱剤のおかげで多少熱が下がったので、義母が用意してくれたお節とお雑煮を頂いたあと、病院へ。幸いインフルではなかったですが、2日続けて病院に付き添うのは嫌だったし、二日分の診察代と薬代が、まぁまぁ掛かりました。

百歩譲って風邪を引くのは仕方ないけど、せめてゆっくり寝ててほしい。

とりあえず実家に戻り、薬が効くのを待ってから、夫の運転で自宅へ戻りました。

2日には、夫の体調もだいぶ良くなってきたので、朝から電気屋へ行き、初売りで安くなっているものを何点か買いました。

その時に、夫が買いたいと言うパソコンのモデムだかなんだかが、年末年始に掛った診察代とほぼ同額だったのが、少しイラッと来ましたが、自分も前から欲しいと思っていた風量強めのドライヤーを買ったので、特に何も言わずに購入に同意しました。

夫は、さっそくパソコンのネット環境の整備と、調子の悪かったデスクトップパソコンの修理に、その日の午後を費やし、私はテレビ見たり、ラジオ聞いたり。

3日は、昼過ぎから近場のアウトレットに繰り出しましたが、予想以上に渋滞にはまり、残り8Kmを1時間半ぐらいかけて到着しました。

夫が本調子でないのと、渋滞にイライラするであろうことが予測できたので、私の運転での初めての長距離ドライブ。今の車で高速に乗るのは2回目です。アクシデントでなく乗るのは初めてです。ETCを付けてないので、一般から入るのですが、帰りの発券所で手が届かなくて、ドア開けて取りました。恥ずかしかったです。翌日にショッピングモールの駐車場で同じことしました。恥ずかしかったです。

夫にどやされながらも、なんとか辿り着いたアウトレットは、広くて沢山お店があって、面白かったです。欲しいとイメージしていたものが、イメージ通りの色と素材と値段で売ってたので、即買いました。他にも欲しかったものが色々お得に買えて嬉しかったです。いつも、アウトレットに行くと夫のものばかり買っている気がするのですが、今回は私の方が色々買いました。夫はPC用の眼鏡を新調していました。先月も眼鏡買ったんですけどね。

思ったよりも買い物に時間がかかり、夕飯もアウトレット内で食べました。混雑はしていますが、まったく座れないという感じでもなく、良かったですが、食べ過ぎました。

また、帰りの高速が近隣のイルミネーションスポットに行く人たちで渋滞しているらしく、駐車場からも、なかなか出られないというアナウンスがありました。

アナウンスが地域性出てる感じで、なんか面白かったです。

仕方ないので、少し待ってから駐車場に移動し、帰宅の途につきましたが、やはり混雑していて、なかなか施設から離れられず、家に着いたのは22時近く。

渋滞につかまらなければ40分ほどで行ける距離なので、連休などは避けて、普通の週末か平日の夜に行った方がいいかもしれない。

4日の昼間は、引き続きPCの修理に精を出す夫に朝食と昼食を作るぐらいで、だらだら過ごし、夕方から近場のショッピングモールへ、またしても私の運転で行きました。

先月に作っておいた私の眼鏡を受け取るために行ったので、受け取りをすませて、あとは夕飯の買い物をして帰宅。

5日は、朝から夫の洗車を手伝い、前日に受け取ったサングラス装着型眼鏡の効能を試した後は、翌週のためのお弁当のおかず作り。

夕飯は、気になっていた近所の中国料理のお店で、この近辺の名物とも言える料理を食べました。大衆中華よりも、少し上品な感じで、美味しかったです。

そんな感じで、特筆すべきこともなく、ゆっくり過ごした年末年始のお休みでした。

結構、食っちゃ寝してたし、義実家から貰ってきたお節も酒のつまみとして、ほとんど私が食べました。美味しかった。休み中、常にお腹ぱんぱんだった気がする。

晦日、元旦と体調崩してごめんねって、夫に謝られましたけど、元旦に初詣に行かなかった以外は、概ね通常通りの過ごし方だったので、全然問題ないです。

戻ってきてから、近所の神社には行ったし。節分過ぎたら、厄払いにも行くつもり。

今年、本厄なんですよね・・・。昨年、前厄なのにお祓い行かなかったから、転勤になったんじゃないかなって、割と本気で思ってるので、今年はちゃんと行こうと思う。

それでも、なんか起きたら、それはそれで仕方ない。

新年早々、色々懸念事項もあるんだけど、とりあえず楽しみなこともたくさんあるので、良い年だったと思えるように、頑張ります。

本年も、宜しくお願い申し上げます。

それをそれたらしめるものの一つとして。

暖冬のせいか、今年はあまり年末感がないです。来週に入ってから急に何かが押し迫ってくるんだろうなぁ。

今年から帰省にかかる時間が大幅に縮小されるので、休みが長くなったように錯覚してます。往復で半日掛かってたのが、片道1時間弱だからなぁ。

今年は無理だけど、来年からは自分の実家にも帰省したいな。2年ぐらい実親の顔見てない気がするし。

夫にも配偶者の実家で過ごす年末年始を味わわせてあげたい。実家の正月料理が食べたい。

それはさておき、引っ越して、まる一か月が経ちました。仕事としても、異動して一か月です。自分の仕事は、1か月を一つの周期として回しているので、とりあえず、一周はしたな、という感じ。

久々の二人でのお仕事に、どんな感じになるのか戦々恐々としていたのですが、来てしまえば、どうということもなく。一応、相手が後輩ではあるけれど、年も近く、わりと和やかにお仕事できてる気がします。時々、ん?と思うことはあるけれど、それは、多分、お互い様なので。今のところ表面上は、問題なくやってます。

とは言え、やはり、初めての事務所での仕事で、同じ会社と言えども、それぞれの事務所の事務員や所長の裁量に任せてることが多いので、微妙に、いや、大いにやり方が違うところが多々あり、まぁ、やらかしてます。

前々から自分でも気を付けなければいけないと思ってた自分の短所が出まくり。

ミスが多くて申し訳ない感じです。っていうか、異動したばかりなのに、ほぼ日常業務やらせてもらってて、やり方聞きつつやってはいるんですけど、自分の判断で進めちゃってることもあって、ミスに繋がってます。よろしくないですね。

説明はしてくれるんですけど、後出しも多くて、抜けが多い感じになってます。

それは、自分が引継ぎした時も多々あったので、仕方ないのはわかるんですけど、なんか嵌められた気分になる。私も、後任の方をこんな気持ちにさせてたのかと思うと、申し訳ない。

それでも、今まで一人で黙ってやってた仕事を、おしゃべりしながらやるのは、なかなか楽しいです。

相手がどう思ってるか、わからないけど。

地域の特性とか、県民性とかは、やっぱり多少あるとは思うんですけど、それで一括りにしてしまうのは、乱暴だと思うんですよね。

でも、今いる地域は、特にクセの強い県民性として、ネタにされがちなので、余計に先入観というか、穿った見方をしてしまっている感が否めない。

夫からも、引っ越し前に、この辺りの人は独特だから、みたいなことは言われましたし、たしかにそう感じるところもありますが、私としては、夫に対して感じてた特異性が、実は県民性だったということが、よくわかって、むしろ安心しました。

自分は、関東ではよそ者だったし、こっちでも当然よそ者なので、周りが自分と違って当たり前なんですよね。地元に帰っても、子供の頃しかいなかったから、知らないことが多かったりして、疎外感があったりするし。他の地方の人からしたら、がっつり地元民の特性を持っているんでしょうが、自分ではわからないです。

ただ、20年近くよそ者やってきて、馴染めないのが普通になってるから、今の地域にも馴染めないことに落ち込んだり、気にしたりしないでいられるのかなと思います。

どれぐらいこの地域に住んでいたら馴染んでくるのかわかりませんが、特徴のある方言はすぐにうつるんだろうな、と思ってます。朝ドラ見てるだけでも、主人公が話してる方言うつりがちなんだから、毎日周りが話してる言葉に染まらないわけないですよね。

人をその人たらしめるものはなんだろう、昔から気になる命題ではありますが、私はまだ自分が納得できる答えを持っていません。

環境が人を作るとも言いますが、そこに暮らす人たちがすべて同じ人間になるわけがない。

誰かと付き合うとき、その人を知ろうとするとき、先入観で決めつけすぎずに、その人そのものとを向き合おうという気持ちを忘れずにいたいな、と思います。

っていうか、そう思ってないと、事務所で起こるアレコレやモヤモヤをすべて県民性やら地域性やらで納得しようとして、地域そのものが嫌になってしまいそうだからさ。

そもそも、前にいた事務所でもあれやこれはあったし、モヤモヤすることも多々あったので、地域性云々ではなく、会社の特性なのでは・・?と思いつつあります。

会社って、誰のものなんでしょ。あるいは、誰が特性を作るんでしょうね。私も歯車の一つのはずなんですが・・・。

とりあえず、今年も仕事納めまで、無事に終わるように努めるとします。

少しずつ広めていくように染まるように。

順調に地方ライフを過ごしております、私です。

前回は、思わぬ地方の罠(ただの自分のウッカリ)に陥り、エライ目に合いましたが、夫には、判断を褒めてもらい、一人で高速乗れてよかったね、と言われました。

まぁ、前回のコースを走っても特にどこにもたどり着けないんですけどね。

とりあえず、自分の生活圏内は、ほぼ車移動できるようになり、まだ駐車に戸惑ったりはしますが、買い物に困ることは、今のところありません。

買い物に行けなくて困るというよりは、そもそも行きたいお店が住んでる地域に無いということはありますが、それは私の運転技術云々の話ではないので、おいといて。

移動するときに、足が無くて困ることがないというのは、地方に住むものとしては、必要不可欠であるとは思いつつも、やはり有難いことです。

免許を取らせてくれた親に感謝してます。母親は免許持ってないので、地方暮らしなのに足が無くて困ってるんですけどね。足になってあげられなくて、申し訳ないっす。

夫が貯金使い込みしてる時に、絶望して自分の口座にこそこそお金貯めておいて、本当に良かった。中古の軽とは言え、自分のお金で買えたのも良かったです。

夫には、自分が良い物を選んできたからだ、と言われますが、どんなに良い物見つけてくれてても、先立つものがないとどうにもならないですからね。まぁ、それでも、融通利かせてくれる中古車業者の方と交渉してくれたのは、感謝してますよ。

というわけで、可愛いマイカーで、通期しつつ、行動範囲を少しずつ広げているわけです。

先日は、こちらに来て初めて美容室に行ってきました。どこに行けばいいのかわからず、同僚の女性に聞いたりもしましたが、結局ネットの情報に頼って、私の行動範囲内で、コスパの良さそうなお店を予約しました。

当日は、ちゃんとたどり着けるか、スムーズに駐車できるか、不安だったので、早めに出ました。予約の30分以上前に到着してしまったので、しばらく車で待機しました。

ついでに、美容室の向かいが酒屋だったので、ビールもパック買いしちゃいました。車で買い物に行くと、重い物を買うことに躊躇が無くなるのは、良いことだろうか?

ビールは車に置いておいて、予約の15分前にお店に行きました。

駅前のテナントビル内にある、可愛らしい内装の小さめのお店でした。お店の規模通りにその時間に入っているのは、美容師さんとアシスタントさんの2名だけらしく、特に受付の人もいなかったので、作業中のアシスタントさんが、作業を中断して、案内してくれたのが、申し訳なかったです。時間通りじゃなくてごめんなさい。

休日とは言え、比較的早い時間に予約をしていたからか、立地が駅前なので、平日の方がお客が多いのかわかりませんが、私が行った時に施術されてた人が帰ると、残されたのは私だけ。縮毛とカットをお願いしたので、2時間半近くお店にいましたが、私以外に予約は無いようで、ほかにお客さんを見かけませんでした。

しかし、施術自体は大変に満足のいく内容で、初めてのお店で、私の髪質なども良くわわからないはずなのに、私の要望をよく汲んでくれて、とてもイメージ通りに仕上げてくれました。夫にも可愛くなったねと褒めてもらいました。

正直、値段のこともあり、あまり期待していなくて、ここから始まるこの地域での美容室ジャーニーの一歩目だと思ってたんですけど、全然ここが終着地でした。

カットの上手さも良いですが、余計なおしゃべりが全くなかったのも良かったです。本当に、びっくりするぐらい、おしゃべりがなくて、今までも、話さないまま施術をしてもらうことはありましたが、それでも、「今日はお休みなんですか?」ぐらいは、聞かれてたのに、それすらなかった。個人情報を一切明かさずに施術してもらうのは、初めてでした。何も気にせず、お茶飲みながら、雑誌を読みふけっていられるのは、嬉しかったです。

サービス最低限でも、コスパは良く、しっかり施術してもらえるっていうのは、私としては最高なので、また行く予定です。指名とかしちゃおうかしらん。

久々にすっきりした頭で、ルンルン気分で車を走らせて帰ったんですが、どこかの信号でブレーキを踏んだ時に、後部座先の足元に乗せてたビールが倒れた気配がしました。

まぁ、倒れるぐらい仕方ないので、気にせず進んでいたら、なんとなく、プシュっとかシュワっていう音が聞こえる気がする。いや、さすがに破裂はしないだろうと、ビニール袋の擦れる音かな、とか考えながら家に着き、車を降りて後部座先を確認すると、なるほど、ビールが倒れている。6缶パックを二つ買ったので、上下に重ねておいたのが悪かったらしく、上にのせてた方が滑って落ちて、ばらけて、運転席の下に潜り込んでいる。しかも、上手い具合に座席下の金具に刺さったらしく、一本亀裂が入って、ビールが漏れ出てました。ガッデム。もちろん、タオルで出来る限り吸い取りましたが、ちょうど外せない部分だったので、どうすることもできず、今も、酒臭いです。酒っていうか、なんか、パンみたいな匂いがするんだよね。私の愛車、発酵してんのかしら。

以前も、買い物袋転ばして、座席の下に食パン滑り込ませたことがあるので、置き方に気を付けようと思います。もちろん、ブレーキングにも気を遣うようにします。

幸い、夫は運転に自信のある人なので、夫を乗せた時には、色々と指導を受けます。お手本があるのは、ありがたいけれど、夫は割とスピード狂なので、つられてスピード出しすぎるのが普通にならないように、気を付けようと思います。

思いがけない挑戦を強いられた日。

地方都市に暮らし始めて、まだ半月だけれど、なんとなく慣れてきている気がする。

初めての一人暮らしの夜には不安と寂しさで涙が出たのに。

初めて東京で暮らした時には、どこで買い物をすればいいのか分からず、蒲田から池袋まで行ったのに。

電車通勤の方が楽だと思っていて、初めての車通勤にあんなに緊張していたのに。

初めて、今の土地に訪れた時に感じたデジャブは結局、自分がどこで生まれ育ったのか、自分のルーツがどこにあるのか、如実に教えてくれていたのだと思う。

残念ながら、私、地方の方が住みやすい。

自分の実家を離れたくて、我儘言って、10代で家を出させてもらったのに、行き着く先は、自分の実家のある土地と同じか、それ以上に田舎の地方だったというわけだ。

結局、私は根っからの田舎者の地方出身者というわけだ。

もちろん不満が無いわけではなく、それなりに不便もあるけれど、多分、すぐに気にならなくなる程度のことばかりだと思う。

が、私、ここで生きて行ける!と思っていた矢先に、結構、散々な目にあって、やっぱり地方は怖いなと思いました。

家から会社までは、ほぼ一本道。道幅は広いし、右折専用レーンもあるし、右折信号もあるし、周りに気を付ければ、ペーパーの私でも、すぐに一人で走れるようになるぐらい、走りやすい道です。

だからこそ、油断していたのです。

いつもと同じぐらいに会社を出て、いつもと同じ道を走っていたのに、妙に空いていたので、なんだか、すいすい進むな~などと思いながら、アクセルを踏んでいたのが、間違いの始まりでした。

自分の家へと続く最後の交差点に着いたことに気づかず、右折レーンへと車線変更するのを忘れてしまいました。

右折車線と直進車線の間は黄色ラインになっており、今から車線変更することは出来ない。

そこで、夫からの「道を間違えた時は、焦らずに進んで、引き返せばいいんだよ。」という助言を思い出し、それに従って、とりあえず、交差点を直進しました。

視線の先には次の交差点と思わしき信号があります。ここで、Uターンして、戻って来よう。そう考えて、右折専用レーンに並びました。が、それも間違いだったのです。

ノロノロと進む信号にイライラしつつ、Uターンをするのは、これで2度目になるので、ドキドキしながら車を進めると、信号の直前で、あることに気づきます。

ここ、Uターン禁止じゃね!?

はっきりと、地面の折り返す矢印に斜線が引かれています。戻れないのは困るけど、交通法違反するのも怖い。

仕方がないので、曲がった先で、また戻る道を探そうと、右側を見ると、そこには、高速の入り口がありました。というより、むしろ、それしかありません。そう、ここまで来たら、もう、高速に乗るしかないのです。

うそでしょ!高速なんて、一人で乗ったことないよ!

もう、Uターンどころの話じゃない。別次元の試練が目の前に現れました。もちろん、高速入り口付近に戻れる道なんてあるわけがありません。

ドキドキしながら、発券機に並び、なんとか券を受け取り、初めての高速ドライブスタートです。

そのインターからは、都市部と郊外、それぞれに向かう高速に乗れるのですが、都市部に向かうのは車が多そうで怖いので、郊外へ向かう道を選びました。

これは、我ながらナイスな判断でした。

郊外にありがちな、山の中を進む高速は、車が少ないし、明かりも少ない。

ほんの一か月までは、高速道路から横浜の夜景を眺めていたのに。

いや、正直そんなことを考える余裕なんてありませんでした。とにかく、次の出口まで、頑張ろうと自分を励ましながら、アクセルを踏み続けました。知らない道でスピード出すのは怖ったけど、高速を低速で走るわけにはいきません。

なかなか出口を示す看板が現れなくて、不安になったころに、やっと出口にたどりつきました。次の関門は、料金所。ETCなんて付けてないので、手渡しで払わなくてはいけないけれど、スムーズに出来るだろうか。そもそも、手が届く場所で止まれるだろうか。っていうか、お金あったっけ?前の車が支払いをしてる間に、ぐるぐると考え、なんとか財布を取り出し、入っていたお札と小銭を握りしめた状態で、順番が来ました。

なんとか、支払いができましたが、料金所のおじさんが妙にびっくりした顔をしていたのが、気になりました。そんなに酷い顔をしていただろうか。

今思えば、数百円の高速代なのに、万札を握り締めていたことに、ぎょっとされたのかもしれません。

たどり着いた出口は、一度か二度、夫の運転で来たことのある場所でした。

かろうじて、出口の先の分かれ道で、自宅方面であろう道を選べたことも、不幸中の幸いでした。

しかし、その先の道はわかりません。なんとなく、こっちだったような、と思っていた道を前にいた車が進んでいくので、つられて、進みました。街灯のない田んぼ道でしたが、前の車に着いていくことが出来たのも、ラッキーでした。どうにか田んぼ道を抜け、大きな道に着いたので、どこかのコンビニにでも止まって、ナビを入れようと思いながら車を進めますが、なかなかコンビニがありません。そうこうしているうちに、なんとなく見覚えのある景色になってきました。

そこは、2度ほど飲み会に行く夫を送りにきた駅のある通りでした。

そこまで来れば、帰り道はわかります。結局、駐車することなく、ナビを入れることなく、帰路につくことができました。

帰り道は、ほとんど、会社からの帰り道と一緒なので、本日2回目の帰り道です。さっきも、通ったわ、と思いつつ、今度こそ、自宅へと向かう交差点で右折をし、ようやく家に着くことが出来たのでした。

一つ右折しそびれたぐらいで高速に乗らせる地方怖すぎる!

でも、そんな私でも合流などに困ることなく、高速に乗れたのは、地方だからこそだったかもしれません。

とにかく無事に帰れた幸運に感謝しつつ、いい加減、道を覚えようと思った、推しの誕生日の夜でした。

これまでのおはなし。

何から話せばいいのか、わからないけれど、先月の半ばから、地方暮らしが始まった。

日本海側の地方都市に生まれ、10代の終わり頃まで過ごし、実家を離れて関東へと行き、30代の半ばまで過ごした。そして、今度は太平洋側の地方都市へ。

日本を横断し、徐々に南下している私の行きつく先は、どこになるのだろうか。

順当に考えて、ここが終の棲家になりそうではある。

できれば、もう少し都市部に行きたいと思っているが、先のことはわからない。

何しろ、関東で終わると思っていた私の生活の拠点が、思いがけず今の地方に移されることになったのだから。

先のことの前に、これまでのこと。

これの前の話では、引継ぎが始まる前夜であった。

不安を抱えながらも、期待もあった気がする。

正直、あまり思い出せない。なにせ2か月以上も前のことだ。

引継ぎ自体は、それなりに難航した。こちとら、誰かに仕事を託すなんて、初めての試み。それでも、社会人経験のある、派遣の方だから、それなりに事務は出来るだろうと思っていた。

が、しかし、予想に反して諸々期待の斜め下を行く相手であった。

よくよく聞くと、長く家業をしていて、久々の社会復帰だという。それは、申し訳ないことをした。けれど、私がその事実を知るのは、引継ぎ期間の終了前夜であった。

面談の難しさを思い知る。楽観と思い込みと先入観ばかりの面談であったことを、今は少し悔いる。

そして、教える難しさを学んだ。2か月の引継ぎ期間で、半分ぐらい資料作りに費やしていたが、あまり活用されてないのが泣ける。

それでも、希望と向上心を持って引継ぎを受けてくれたことには感謝している。

ルーティンワークである事務作業はとにかく回数をこなすしかなく、何を伝えるにしても、「慣れですから。」としか言えないのは、もどかしくもあった。

引継ぎをし始めてほどなくして、事務所の後輩女子が女子会を開いてくれた。

同年代ばかりの事務員女子との飲み会は最高に楽しかった。

引継ぎが始まる前には、先輩が飲みに連れて行ってくれたり、事務所の同年代の人たちが飲み会を開いてくれたり、送別特需とも言える状態だった。

事務所の送別会も開いてもらい、皆さんに別れを惜しんで頂けたのは、少し嬉しかった。飲みすぎていたこともあり、挨拶の時には、泣いてしまった。

引越し期間として、丸一週間お休みを頂けたので、最後の出勤日の後からは怒涛だった。

とはいえ、夫が機転を利かせて、引っ越しの荷造りも荷解きもしてもらうプランをお願いしていたので、大変だったのは、物の選別とごみ捨てだった。

また、引っ越し屋の都合で、日程が週の半ばだったので、色々諦めて1日遊ぶ日にして、平日のディズニーシーに行ってきた。

本当は、暗くなる前に帰りたかったけれど、諸々欲張ったせいで、結局夜まで遊び倒した。今後は気軽に遊びに行ける距離ではなくなるので、最後に遊べたのは本当にうれしかったし、クリスマスショーが始まったばかりだったので、観られて良かった。すごく好みのレビューショーだったので、来年も観たい。

夏にオープンしたばかりの新アトラクションにもどうしても乗りたくて、3時間近く並んだ。途中、翌日の引っ越しの話し合いをしていて、夫に罵られて、腕をつ練り上げられて、激しく喧嘩してしまい、まぁまぁ泣いた。後ろに並んでいた人には楽しい気分に水を差して申し訳なかったし、いい年して人前で喧嘩してしまったのは、とても恥ずかしかった。とはいえ、長い待ち時間だったので、仲直りもその間に出来た。気が短いけれど、あまり引きずらない人なので、助かる。私の方が全然許してない。全然根に持ってる。

新しいアトラクションはとても楽しかったけれど、私には少し怖かった。最新技術が素晴らしかったので、3時間並んだ甲斐はあった。もちろんファストパスが取れたら最高だったけれど、着いた時には終わっていたので仕方ない。

ディズニーのアプリが最高に使えるので、待ち時間を精査しながら、乗るアトラクションを決めたりできるのはとてもありがたい。

ただ、お土産屋さんに何が売っているのか調べる機能に気が付いたのは、帰りの電車の中だったのが、悔やまれる。欲しいものがあったけれど、売っている場所がわからず、時間もなかったので断念したのだ。しかし、アプリではパークに行った当日に限り、パーク内で販売しているものを通販で買うことができたので、それを利用した。

結果的に欲しいものを買えたので、とても良い機能だけれど、送料が高かったので、パーク内にいるうちに売っている場所を探せたらベストだった。

引っ越し当日は、荷造りをお願いしているとは言え、指示と掃除はしなくてはならず、朝からバタバタだった。次々と積みあがっていく段ボールに自分たちの物欲と愚かさを見せつけられるようであった。朝から二人がかりでどんどんと荷造りをしてくれて、結局昼過ぎまで荷造りに時間がかかった。終わる頃にトラックと荷積みのスタッフが来てくれて、次々に荷物をトラックに積み込んでくれた。あまり大きい家具は持ってないので、余裕かと思っていたが、物が多くて、トラックの荷台に余すことなく、荷物が積み込まれた。

夕方には積み込みが終わったので、最後のごみ捨てをしてから、引っ越し先へ移動。

4時間近くぶっ通しで夫が運転してくれて、夫の実家に着いたのは夜中だった。

ただ寝るだけのための家があるのは有難い。

翌朝は、新居へ移動し、荷物を迎え入れる準備をして、トラックの到着を待った。

荷物は昨日積んだトラックで来たが、作業員のスタッフさんは、県内に数台しかないという、ミニオンのラッピングがされたトラックで登場して、ちょっとテンションがあがった。

荷物の搬入も怒涛のように行われ、どんどんと部屋がダンボールまみれになって行くことにまた少し絶望した。設置場所は決めてはいたが、使い勝手が悪そうで移動してもらったりもした。

午後には荷解きの人が来てくれて、どんどん荷物は開けられるが、仕舞い方をあまり考えてなかったので、混乱した。それでも、書斎以外はその日のうちに片づけられたので、とても助かった。開梱しながら、さらに選別したので、またゴミが出てしまった。

しかし、調べると新居のある自治体では、自分でごみ焼却施設に持ち込みが可能で、その種類を問わないというので、車いっぱいにごみを積んで焼却施設に持ち込んだ。

そのまま役所に行き、転入届けを出したり、警察署に行って免許の裏書きをしてもらったりした。

移動中にスタバを発見して、とてもテンションが上がった。この土地で生きていけそうだと思った。しょっちゅう行くわけではないけれど、存在してくれてるのは心強い。

翌朝は、自分の車で会社までの通勤路を往復した。それから練習も含めて毎日のように家と会社を往復している。

運転する前はとても不安で、夫にも周りの人にも通勤の不安を吐露していたが、1週間ぐらいで、まぁまぁ慣れた。不注意で危ない場面には何度かあったが、どれも大事には至らず、まだ車に傷も付いてない。

運転しないと生きていけない土地は、運転しやすい土地でもあるのだ。

週明けから出社だったので、週末には買い出しに出かけ、食材を買い込んだ。

近所のスーパーがあるので、買い物には困らない。

新築ではないけれど、築浅物件の新居は動線が良いので、料理も片付けもしやすい。

今までにないぐらい、洗い物が捗る。

また、風呂も今までにない機能が色々あるので、毎日湯船に浸かれる。光熱費が爆上がりしてそうで、怖いけれど、冬場に温かい湯船に浸かれる幸福を金を出して買いたい。

元々地方の人間なので、地方都市の暮らしに違和感は無い。むしろ、向いてる気がする。懸念していたバレエも、近場に大人バレエのレッスンをしている教室があったので、年明けには体験に行くつもりだ。

 まだまだ運転には不慣れなので、気軽に寄り道などは出来ないが、今のところ楽しく暮らせている。

 といったところで、これまでの話でしたー。