私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

熱源を感じるままに。

先日の地震で、実家の方が結構震度大きかったようで、心配して電話したのに、全然被害なかったらしく、軽くあしらわれました。そんなもんか。薄情なのは血筋かしらん。

そもそも心配してっていうか、地震があった時間は、ちょうど風呂に入っていて、テレビも消していたので、地震警報も速報も見てなかったんですけど、あがってからスマホ確認したら、夫からLINEと着信が何件もあって、何事かと思ったら、私の実家の方で地震あったけど、大丈夫?みたいな内容で、慌てて実母に電話したんですけどね。

夫からのLINEがなければ、そのまま朝まで気づかなかったと思います。

夫が知らせてくれてよかったわ。

さて、夫が出張に出かけて、なんだか自由の身になった気分なので、映画観てきました。会社帰りに気軽に映画を見に行ける生活が出来るのも、あと少しかもしれないしね。

観てきたのは、『プロメア』。話題になってるのは、知ってましたけど、観に行くほどじゃないかな、と思ってたんですが、他に観たいのもないし、そろそろ上映期間終わりそうだしってことで、観てきました。

もう、レイトショーしかやってなくて、スクリーンも、もう狭いところなのに、昼間にチケット取った時点で、結構埋まっててビックリしました。

実際、上映時間に席についたら、どんどん人が入ってきて、多分、満席だったんじゃないかなぁ?

公開から結構経ってるのに、すごい人気だわ。なんて、思ってたら、始まってすぐに納得。めちゃくちゃ面白い。

やっぱり、中島かずきさんはスゴイ。圧倒的な世界観、緻密なようで有無を言わさない設定、もんどり打つようなどんでん返しに次ぐ、どんでん返し、魅力的なキャラクター、センスしかない色づかい、BGMにとどまらない音楽。

スピード感のある演出も、飽きが来ない展開も、すごくワクワクしたし、中島脚本らしい非情な展開もあって、まんまと涙ぐんでしまったし、観終わったあとに、スタンディングオベーションしたいぐらいだった。

実際、発声可能な、応炎上映もやってるらしくて、そりゃ、需要あるわって感じでした。

脚本の面白さはもちろんなんだけど、その世界観を壊すことなく、忠実、いや、それ以上に表現してみせてくれた、監督ならびに製作スタッフさん達も、スゴすぎる。

アクションシーンの流れるよな動きとか、目が廻りそうだったけど、すごくドキドキした。

ツイッタのTLに流れてきてた、謎ワード、滅殺開墾ビームがなんなのかもわかったし、俳優さんが声優やってて、違和感がないどころか、生身以上の演技を見せてもらえた感じなのに、やっぱりきちんとアニメらしい雰囲気というか、お約束っぽいところもあって、全方位囲まれて、好きとしか言えない作品だった。本当に観に行ってよかった。

余談ですが、ほぼ満席だったのに、お客さんのマナーが最高で、変にザワザワしないし、暗転のシーンも皆黙ってるし、終わったあとも、電車の関係なのか、エンドロールの途中で席を立つ方はいたけど、とても静かにササッと出ていかれる方ばっかりだったし、エンドロール終わって、皆が席を立つ時も、全然騒々しくなくて、とても気持ちのいい空間でした。レイトショーだし、一人客が多かったってのは、大いに関係あるかもだけど。

もう1回ぐらい観たいけど、見るだけでけっこうエネルギー使うからなぁ。

来月は、新海誠監督の新作観る予定。