私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

これぞ徒然なるままに。~連休までの所感~

4/16

前回、異動に対する愚痴を書いたその日のうちに夫と喧嘩をした。

異動に対しての不満を口に出したら、ブチギレられた。

夫との喧嘩はそういう事が多くて嫌だ。

こちらとしては、軽口ぐらいのノリで言ったことに、ものすごくブチギレられる。

なんで、そんなことでそんなに怒られなくちゃいけないんだと何度も言った。

夫には、もう不満を口に出して欲しくないと言われた。まただ。

私は自分の気持ちを吐露することも許されないのか。何のための夫なんだ。

私の希望は我儘に過ぎず、現実的ではないことはわかってる。

仕方ないのも、わかってる。

それでも、私の希望や不満を無いことにされるのは、違う。

ただ、聞いてほしいだけなのに、それすらしたくないという。

何も、どうにか私の希望を叶えてくれと言っているわけじゃないのに。

言われると、どうにかしてくれ、と責められいてるように感じるから嫌だと言う。

そうじゃないと言っても、それでも嫌だと。

よくある、男脳、女脳の話のようじゃないか。

科学的根拠には、乏しいらしいけれど、事実、女の私は気持ちを吐露したがり、男の夫は、解決を求められているように感じるという。

私のことも、考えている、と夫は言う。見知らぬ土地でやっていけるか、思案していると言う。

考えてるだけか。それを、ちゃんと口に出して私を安心させてくれたらいいのに。

私の不安を拭いたいと思ってくれているなら、毎月のように来る、6桁近くの何に使ってるかわからないカードの請求をどうにかしてほしい。

稼いだ金をどう使おうと自由だと言うなら、それこそ結婚している意味がない。

家賃と光熱費払ってるだけで、偉そうにされるのは、本当に割に合わない。

夫との生活は、コスパが悪い。

そんなふうにしか、結婚生活を捉えられない私は、きっと、結婚に向いてない。

4/17

夫にとっての結婚は、母親代わりを得たいと思っているようにしか思えない。

実際、夫の母親は、よく気が付き、細やかに世話を焼いてくれる。

母親としては、満点の人だと思う。

それを、そういう事に対する憧れも素養も無い私に求めることが、そもそも間違っているのだと気づいて欲しい。

夫が最初に長期の海外出張に出かけて、帰ってきた時、他に男を作らずに待っていてくれたことを、夫は喜んだ。

私も、多少離れても、平気なもんだなと思った。

でも、違った。この時に私が知ったのは、寂しくても我慢できるということではなく、自分だけの予定で生きることが、とても楽だということだった。

ずっと、前者にフォーカスしていたから、この人とやっていけると思っていたけれど、むしろ逆。

定期的にいなくなる人だから、やっていけたんだ。

いなくても平気なんじゃない。いない方が楽。そのことに気づくのが遅かった。

気づいたのは、結婚した後だった。

楽になりたくて結婚したはずなのに、特に楽になっていない。

家事の手間は増えるし、出費は嵩むし、予定が全然立てられないし、あげく、田舎に異動ですって。

夫も喜んで異動するというわけではない。

昨年の秋頃に、上司との折り合いが悪く、精神的に落ちた時、会社を辞める辞めないまでの話になった。

話し合いの末に、辞めずに続けることになったのはいいが、社長との話し合いの中で、

いずれは、地元に戻ることを考えている、と伝えていた。

その”いずれ”が、今年だと、流石に夫も思っていなかったらしい。

ど田舎に異動させられる!と言うと、左遷のようだか、そうではない。

異動先の事業所は、今の部署と変わらない規模で、うちの会社の主力の一つだ。

いずれ地元に戻り、定年まで勤め上げるのであれば、若いうちに事業所へ移り、そこでのやり方を学び、人とのつながりを作るべきだと、社長は考えているらしい。

折り合いが悪い上司は変わらずにいるので、環境を変えてあげようという、配慮もあるのだろう。

せっかく10年以上も社員として育てた夫に、異動先の事業所で活躍してもらいたいと思ってもらえるのは、ありがたいことだ。

でも、その諸事情、まるっと私には関係ないんですよね。

関係としたら、夫との婚姻関係だけで、それだけの繋がりが世間的には縄より太いらしくて、関係ないなんて、口にだしたら、あっという間に私が我儘な悪者にされちまうんですよ。

私は私で、私の都合を口に出してるだけなのに。

4/18

夫が社長に希望を伝えてくれた。その希望は、会社員の夫とその妻としての希望であり、会社員としての私の希望ではない。そのことが、この先、どれだけ私達を断絶させ、切り裂くのだろうと思うと、今から気が滅入る。

それでも、思った以上に話が進んでおらず、夫の転勤も言われていたよりも遅くなるかもしれない。時間がもらえるのは嬉しいけれど、事態が覆されたわけではない。

私は現実逃避のように、誰にも転勤と退職の予定の話をせず、そのくせ、時々、退職の挨拶は、どこまですればいいのかしら、とか、引継ぎの時は、どう話そうか、などと考えたりしている。

異動先でどんな仕事に就けるか全くわからないけれど、今と同じ業種を希望するなら、資格を取らないと難しいかな、と思ったりする。

考えているようで、ただの夢想に過ぎない。

連休中に、異動先の土地を見に行くことにしている。見たら、安心するのか、不安になるかわからないけれど、わからないままでいるよりは、マシだろう。

4/19

夫の連休の予定が決まった。結局、暦通りには休めず、間に3日ほど出勤するという。

さすがに10日も連休を取るのは難しいと思っていたので、予想通りではあるけれど、同僚や上司はほとんど暦通り休むと聞いて、少し腹立たしい。

というか、夫の愚痴を聞いていると、私まで腹が立ってきた。貰い怒り。

夫の言い分を鵜呑みにすれば、仕事を取らないほうが良かったのかとさえ、思える。

働き方改革ってなんだろう。

私は暦通り休みなので、夫が仕事に行っているうちに、衣替えと掃除をしたいと思っている。

こんなに早く引っ越すことを考えなければいけないと思っていなかった。

今の家に引っ越して以来使っていないものを捨ててしまおうと思う。

先日、夫が間違えて購入した車用品をメルカリで売った。

送料のことを全然考えていなかったので、売上は微々たるものだった。

売れるかどうかわからないけれど、処分するには惜しいものを出品しようかと思っている。

 4/20

友達の出演する舞台を観るために浅草へ。5年ほど同じ会場での公演を年に2~3回観に行っていたが、会場自体が閉鎖されるため、今回が最後になってしまった。せっかく行ける範囲に住んでいるからと、友達が出演する舞台にはほとんど足を運んでいたが、今後はそれも難しくなると思うととても悲しい。これからは、友達の公演を口実に東京に遊びに来ることになるんだと思う。浅草に来たついでに、テレビで紹介されていたおにぎり屋へ行ったが、ちょうど休憩時間だったので、夜営業が始まるまで1時間近く時間を潰す必要があった。せっかくなので、久しぶりに浅草寺へお参りする。初めて来た時は、それなりに感動したのに、いつの間にか馴染みの場所になっていた。おにぎり屋の営業時間に店へ戻ると、すでに満席になっていた。外で待っててほしい雰囲気だったが、歩き疲れていたし、肌寒くなったので、そのまま店の隅に居座る。15分ほどで最初の客が帰り、席が空いたので座らせてもらう。結局、30分ほど待って、作ってもらったおにぎりを受け取り、店を出る。夫が一人で仕事をしている会社に寄り、車で一緒に帰った。おにぎりは、素朴なおふくろの味という感じ。夫は気に入っていた。

4/22

自分の両親に異動の話をする。夫が地方出身で、その地方にうちの支社があることも話してあったので、特に驚かれなかった。ますます自分の実家から遠くなることを寂しがる様子はあったが、母は遊びに行くね!と楽しそうに言っていた。

そういえば、しばらく自分の両親の顔を見ていない。学生の頃は、長い休みには帰っていたが、今は盆休みはないし、正月も夫の方に帰るので、帰る隙がない。

今回のG.Wで帰ることも考えていたが、日程的に難しい。夫も10連休取れていたら、何も気にせず帰れるのに。

異動したら夫の実家が近くなるので、むしろ長期の休みには自分の実家に帰るかもしれない。転職したら盆休みがあるかもしれないし、帰る頻度が増えるかもしれない。

話した時は、少し泣きそうになったが、一時期のように何が何でも行きたくないという気持ちは落ち着いてきている。

夫と異動先の私の働き方の話になり、子供はどうするのか、という話になった。

この期に及んでまだ、自然にできるだろうと思っている夫の無知と楽天さが羨ましい。

作るかどうか、というか、作る努力をするかどうかすら、まだ決められないでいる。気がついたら、自分の母が兄を産んだ歳を越していて、軽く戦慄した。

 4/23

帰りが後輩と一緒になり、連休の話などの流れで人事異動の話になった。まだ、夫の異動の話はオフレコなので、素知らぬ顔で彼女の話を聞く。夫以外にも同じ事務所に異動する人がいるので、後輩も異動になったらどうしよう、などと言っていた。彼女も社内結婚だが、私と違って総合職での採用なので、その場合は、夫婦揃っての異動か、単身赴任だろう。どちらにしても、私のように暗黙の了解で辞めるという選択肢を突きつけられることはないんだろう。好きで事務員やっている身だから、安直に彼女を羨ましがることはできないけれど、やっぱり羨ましい。

 4/24

バレエを休んだので、別のクラスに振替した。2年ぐらい前に一度振替で出て、大勢の中で注意されたのが、とても恥ずかしかったので、敬遠していたのだけれど、どうしても日程が合わず、そのクラスにしか行けなかったので、緊張しながら行った。

ものすごくビビッて参加したけれど、同じクラスの顔見知りの方が、同じく振替で参加していたのと、4月ということで、初心者が多いこともあり、内容的にもそれほど難しくなく、むしろいつもより、少し難しいことができたりするのが楽しかった。

けれど、やはりいつもの先生の細やかな指導が自分には合っていると思う。

バレエ、特にクラシックはとにかく反復練習で動きを体に覚えさせるものだと思うけれど、適当に覚えても仕方ないし、変なクセが付いてからでは、治すのが難しい。

今の先生は、とにかく基本に忠実で細かいところまで見てくださるので、進みは遅いけれども、正しい動きが覚えられていると思っている。

異動先の県にも同じスタジオがあるので、時間もお金も掛かるけれど、通うことは可能だ。そこにどんな先生がいて、どんな指導方針なのか、不安はある。

どんな仕事に就けるかもわからないけれど、バレエは続けたい。そう思えるものがあることは、嬉しいことなんだと思う。

 

連休前までに、都度書いていた、ただの日記。

全世界に向けて公開するものでもないと思いつつ、備忘録だから、と自分に言い訳。