私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

小さな夜を共有していた僕たち。

1週間のうちに2回もライブに行くことになるとは思ってなかったんですけど、木曜日に東京ドームに行ったばかりなのに、土曜日の私は、武道館にいました。

オードリーのオールナイトニッポンが10周年を記念して全国ツアーを開催し、そのラストに武道館でのライブがあると知ったのは、やっぱりオードリーのラジオででした。

運良く、先行抽選に当選できたので、行くのは半年近く前から決まってた。

何度かネタライブに行ったことがあるけれど、ラジオイベントに行くのは初めて。5年前にも、5周年記念ライブがあったらしいけれど、その時は、まだラジオをちゃんと聞けていなかった。

そう、私はラジオリスナーとしては、まだまだ俄。しかも、聞いているのは深夜ではなく、翌日の昼間であることが多い。タイムラグを乗り越え、家事をしながら、二人のトークに耳を傾けるようになったのは、radikoのタイムフリー機能が使えるようになってからだ。

それでも、せっかくのライブイベントなので、ぜひとも参加したかった。しかし、抽選に当たってから、それがなかなかのプラチナチケットであることがわかった。機材開放に次ぐ、機材開放。とうとう、ステージの裏側の席まで開放し、果てはライブビューイングまで行われるという、凄まじい人気ぶり。そうか、みんな、ラジオ聞いてるのか。

そのことを更に実感したのは、前日になってからだ。グッズ販売を当日だけでなく、前日の夕方からも行うという。残念ながら、行くことは叶わなかったが、公式ツイッタで、その盛況ぶり、販売開始前倒しの様子を見て、当日の販売開始前には行かなければいけないと決意した。そして、それは当たっていた。

当日、朝、会社に行く夫と同じ時間に起床し、夫に駅まで乗せてもらい、延々と電車に揺られ、初めて日本武道館を訪れた。着いたのは物販開始の15分ほど前だったけれど、すでに行列が出来ていた。そのまま列に並ぶこと45分以上。ようやく、物販ブースまでたどり着くと、すでにサイズによっては売り切れが続出している。マジでか。

それでも、買おうと思っていた、Tシャツ、リストバンド、タオル、トートバッグを無事に手に入れることができた。スウェットのロゴデザインがとても可愛かったので迷ったけれど、財布事情的に諦めた。再販されるらしいので、買うか割と迷ってる。

戦利品を抱えて、そのままガチャブースへ。アタリが缶バッジだと知らないまま、3回ほど挑戦し、被らずに終わったので、深追いはしなかった。

さらに等身大パネルと写真を撮れる列に並び、30分ほど待ってから、記念写真を撮ってもらった。

一人ではしゃいでんなー、と、特に恥ずかしさを感じずにいられたのは、一人客の多さによるものだったと思う。そして、みんな同じラジオを聞いてる人たちだと思うと、妙な親近感が湧く。基本的にラジオ、ましてや深夜ラジオは一人で聞くものだし、音楽や本よりもシェアし辛い。だからこそ、一人で参加することに違和感も恥ずかしさもなかった。もちろん、数人で連れ立って来ている人たちも沢山いた、思っていたよりも、若い人が多くて、ちょっとびっくりした。

一通り楽しんだところで、時間は11時前。開場は15時。4時間ほど時間を潰しに表参道へ移動した。アルファベットで、リトルトゥースとデカデカと書かれたバッグを持って表参道のオシャレな人たちの間を歩くのは、妙にスリリングな気分だった。

15時近くまで待機し、開場前には再び武道館へと着いていた。一層、人が多く、入り口にはたくさんの花が飾られていた。すぐに開場時間になったので、席へと急いだ。

残念ながらアリーナ席ではなく、2階席だったけれど、ギリ、肉眼でも見える距離。位置的にも悪くなかった。

開演まで1時間ほどあり、一人で座っていても、まぁまぁ暇だったけれど、途中の会場アナウンスが面白かったので、全部聞けただけでも、早く入って良かったと思う。

開演前に用を足しておくかと、トイレに行ったら、女子トイレよりも男子トイレのほうがすごく並んでいて驚いた。圧倒的な男子人気。

そして、とうとう開演。そこから3時間以上の長いライブだった。

ラジオの雰囲気をそのままに、よりエンタメ感、ライブ感のあるステージで、とても面白かった。何度も声を出して笑ってしまった。

正直、そこまでやるの?と思うようなサプライズ演出もあったりして、ものすごく盛り上がった。

最後、エンディング映像は、観ていて泣きそうになった。10年聞いておきたかった。

恐ろしいのは、その5時間後ぐらいに、また通常のラジオのオンエアがあることだと思う。私は、例によって翌日の昼間に聞いていた。本当に、行けて良かったと思う。

しかし、ほとんど勢いで買った、ラスタカラーのリストバンドは、今後どのように活用すればいいのだろうか。