私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

知りたいことだけでよかったのに。

8月に入ってからの方が、なんとなく暑さがマシになった気がする。朝の日差しの柔らかさ、夕暮れのひぐらしの声、夜の鈴虫、気が早すぎるトンボの影。少しだけ高くなったような空に早くも秋の訪れを感じてしまう。夏のセールも終盤で、新着の棚に秋色の服が並び始めているのをみると、少し焦る。

さて、私の夏休み前半戦がそろそろ終了しようとしている。予定通り、観たかった映画を観て、チケットを買ってあった美術展へ行き、ついでに髪を染めて、献血にも行ってきた。ああ、充実。出かける時間が増えるのと比例して、部屋が汚れて来ているので、夫が戻る前には掃除をしないと。今月の滞在期間はおよそ2週間弱。また朝が早く夜の遅い、夫主導の日々は始まると思うとウンザリしないでもないけれど、夜は夫がいた方が眠れるので、2週間ぐらいならおもてなししようと思える。

観たかった映画はまだ1本残っているけれど、それは後半戦に回すとして、先週観たのは、『未来のミライ』。なんていうか、私向けじゃなかったのかなっていう印象。

映画としては面白いし、キャラクターは可愛いし、共感できるようなところもたくさんあったけれど、この映画がわかりやすく発信してるメッセージがあるとして、そのメッセージは私に向けられたものじゃないなって感じ。でも、そのメッセージを必要としてる人はいるだろうし、自分に当てはまらないからって批判するのは違うなと思うし、必要としてる人に、優しく伝わればいいねって、他人事に思えた。

観に行く一週間前の星野源さんのラジオに、細田監督や声の出演をした女優さん達がゲスト出演していて、きっとネタバレ満載だろうから、映画を観てから聞きたいと思ったんだけど正解だった。ラジコのタイムフリー機能を使って聞いたからタイムリミットがあって、映画を見た直後に聞いたんだけど、見てないとわかんないとこが色々あったから、見てからにしてよかった。映画を見た後の疑問点も少し解決してもらえたから、ちょっとスッキリした。

 

美術展は、新国立美術館でやっているルーブル美術館展へ。推しが音声ガイドをやっているので、それ目当てで行きました。美術館は久々だし、新国立美術館は初めて行ったし、そもそも推しが音声ガイドを担当していなかったら、行くこともなかったので、推しが幅広く仕事をしてくれてることに、とても感謝している。おかげで、私の行動範囲が広がるわ。ルーブル美術館展は、顔を視点にあらゆる美術品をテーマ別、時代別に展示していて、とても興味深かった。正直、美術にも歴史にも詳しくないので、ただただ圧倒されるだけなんだけどさ。イヤホン越しに直接推しの声が聞けるのはかなり幸せだった。解説だけじゃなくて、コラムっぽいお話もあって面白かったです。時間に余裕があったので、何度か聞けば良かったのに、戻れないことに気づかず、順路通りに出口を出てしまい、名残惜しく思いながらも機械をお返ししました。また行こうか迷うわ。

 

美容院へは3ヶ月ぶりぐらい。髪の色が落ちてきていたので、カラーリングとカットをお願いしました。一度行ったことがあるかと思ったら、移転だかリニューアルだかしてたらしく、見覚えが全然なかった。手頃な価格設定なのに、飲み物だしてくれたし、雑誌はタブレットでの電子書籍だし、タブレット見るのに重くないようクッション抱かせてくれるし、シャンプー台もフラットだし、仕上がりも悪くなかったので、リピしようかな。覚えていれば。

美容院の帰りに、久々に献血に行きました。半年ぶりぐらい?期間が経ってたのと、体重が減ってないのと比重が足りてたので全血しました。出来るときはしますよ。いつも比重で落とされることないんだよな。

ただ、今回は暑かったのと、帰宅後の過ごし方が悪すぎて、初めて貧血になりました。

なったのが家で良かったし、卒倒するほどじゃなかったけど、明らかに血の気が引くのがわかって、とても怖かったです。一人の時に具合悪くなるのは、怖いです。献血の後の水分補給の大切さを体感してしまいました。

十分に水分補給しないまま、汗かいた上に、身体を冷してたせいで、お腹を下してしまい、お腹の方に血液を持ってかれた感じで血の気が引きました。なんとか倒れるまでには至らず、水分補給をして横になっただけで、すぐに回復しましたが、便座に座りながら、手が冷たくなっていくのを感じるのは、恐怖でした。下半身露出したままトイレの前で倒れるとか最悪の死に方だし。見つけてもらえるのは早くて翌日の夜になるだろうし、本当に大事に至らなくて良かった。夫がいたら、超怒られてただろうなぁ。気をつけよう。

後半戦は、映画を1本見るのと、友達に会いたいな、行きたいお店もいくつかあるので、行きがてら散歩かなぁ。今月下旬には暑さも多少和らいでくれてるといいな。