私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

空は飛べそうにない。

関東で早々に梅雨があけ、さっそくギラついた太陽にさらされてる7月の始まり。まだ残高確認してないので、心が平和な私です。先月末のボーナスがちょこっと増えてて嬉しいですが、これをまた貯金口座にそのままスライドさせたら、忘れた頃に夫の飲み代になるかもしれないと思うとモヤモヤします。そろそろ隠し口座を作ろうかしらん。

さて、先日、推しの出演映画を見に行って来ました。現在公開中の『空飛ぶタイヤ』は、池井戸潤さん原作で、半沢直樹とか、下町ロケットとか陸王とかが好きな夫と一緒に見てきました。大丈夫、映画館は暗いから、隣で、推しが出てきた途端に心の中で叫んでも、顔いっぱいにニヤニヤしてもバレません。

内容語らずに、感想言えないので、以下ネタバレ。

 昔あった、三菱ふそうの事故をモチーフにしてる話。題名の通り、始まって早々にタイヤが空飛んでて、思わず「あ、そういう意味か。」と膝を打ちそうになりました。

話としては、池井戸作品らしい、中小企業対大企業。さらに、大企業の組織の中での抗争というか、奮闘?ドンパチやるわけでもなく、アグレッシブにハッキングとかかましちゃうわけでもなく、リアリティのある、悪く言えば地味なお話でした。

それでも、役者陣がとても素晴らしく、見ていて退屈するということもなかったです。主役の長瀬さんはもちろん華があるし、大企業側のディーンさんも、カッコ良かった。ディーンさんに対しては非現実的な役どころしか見たことなかったので、普通に悪態ついたりするところが、好きでした。

で、肝心の私の推しはというと、一応、役どころ的には、大企業に歯向かう側の一人、ポスターや宣伝でも長瀬さん、ディーンさんに続く3番手のはずだったんですが・・・。出番少なくね?銀行側としてやってることが全然見えないよ?え?これ3番手扱いで宣伝に引っ張り出してこなくて良かったんじゃない?と思えるぐらいの出演率でした。まぁ、個人的に久々、きっちりお仕事する系の役どころで、ビジュアル可愛かったし、少ないシーンでも、十分に背景を感じさせるお芝居で、とても良かったです。

特に、出番最後の破顔は、この人を使うなら、これを出させないと意味がないよな、と思うような笑顔でした。あと、自分はシン・ゴジラで落ちた人間なので、津田寛治さんと同じ画面にいるだけで、非常に滾りました。役として、津田さんはとてもカッコ良かった。

自分がそれだけ年齢を重ねたということかもしれませんが、出演者の大多数の方に見覚えがあって、役者陣がとても豪華だなぁと思いました。そうでなければ、派手さのない話しを退屈させずに2時間見させるのは難しかったんだろうな。

夫の手前、パンフレットが買えなかったので、もう一度見に行った時に、買おうと思います。出番は期待してたよりも少なかったけれど、やはり大画面で推しの顔を見られるのは、とても嬉しい。