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私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

傷つけられるのは私だけ。

不吉なことが起きる場所というのがあるとすれば、私にとってのそれは、図書館です。不吉というよりは、技量不足による、失敗を起こしやすいということなので、鬼門とか言うよりは、難所、と言ったほうがいいかもしれません。

運転が苦手です。学生の頃に短期集中で免許を取って以来10年、全く車に乗る機会がなかったのですが、車の購入と旦那の出張が重なったことをキッカケに、ペーパー講習を受け、再びハンドルを握るようになりました。一応のペーパー返上を果たしてから、一年以上が過ぎました。が、失敗は減りません。最初にぶつけてから、正面をぶつけることはしていませんが、横を擦ったり、後ろをぶつけたことは、何度かあります。そして、それらの失敗の大半を、図書館近辺でやっているのです。

図書館の駐車場があるのは、すれ違うのがやっとの、狭い道です。ただ、左右にスペースはあるので、すれ違えないわけではありません。恥ずかしながら、私は自分の愛車の車幅というものを理解していないのです。ただ、それだけのことなので、注意して、確認して、無理をせずにいればいいのです。しかし、私は、同時にパニックに陥りやすいのです。特に、対向車がいると、異様に焦ってしまうのです。車線変更と右折をする時も、いつもドキドキしています。

自分が下手くそなのをわかっているので、できるだけ、混んでいない時間帯に行くようにしています。駐車出来ない時や、失敗しそうなときは、諦めます。それでも、時々は挑戦して、二度ほど駐車に失敗してぶつけました。ぶつけると流石に落ち込みます。旧正月に旦那が帰ってきた時に、ぶつけた傷を消す作業をして、とても懲りたので、しばらく、自分の中で図書館ブームが落ち着いたこともあり、三ヶ月ほど、図書館からは足が遠のいていました。

久々に、図書館へ行こうかな、と思ったのは、読みたい本があったからでした。予約したら、すぐに順番が来たので、さっそく取りに行くことにしました。

車で行くか迷いましたが、図書館へ行かなくても運転はしていたし、何回か駐車の練習もしたので、駐められなかったら、帰ってくればいいんだと、いつもの調子で考え、車で出かけました。昼過ぎの道は、それなりに混んでいました。それでも、いつもどおりに運転して、いつもどおりに、図書館の駐車場にある路地に入ろうとウィンカーを左に点滅させました。あ、対向車がいる、と思ったと同時に、これは、私が進んでいいのかな?と迷いました。相手は大きなファミリーカーで、私はすぐに相手との距離を測れずにいました。丁字路になっている路地から出ようとしている対向車を、避けつつ、左に寄りながら、すれ違えばいいんだと思い、ハンドルを左に切りました。少し進んで、ああ、すれ違えるかな?と思ったところで、ゴン!と鈍い音が響きました。左のサイドミラーを見ると、路地の角に立てられたポールが当たっていました。えーと、どうすればいいんだっけ?と、パニックになっていたら、対向車のファミリーカーが少し下がってくれました。あ、自分は、無理に入ろうとしちゃってたのかな、と思いつつ、右にハンドルを切ってから、改めて左折し、スレ違いました。あー、どうしよー、またぶつけたわーと思いつつ、駐車場を見ても、止める場所はなく、仕方なく、空き地で折り返して、帰路に付きました。路地を出るところで、再び対向車が来ましたが、私の前の車が少し右に避けただけで、入って来れていました。今、思えば、私はハンドルを早く切りすぎていたのです。後悔先に立たず。

帰宅して、恐る恐るぶつけた場所を確認すると、タイヤの手前辺りの下の部分が凹んでいました。その周囲には、擦れた跡もありました。ああ、また傷落とししなきゃな、と思いつつ、写メを取って、旦那に送りました。時間的には仕事中のはずですが、すぐに返信が来ました。凹んでるね(笑)。文末の笑いがむしろ怖い。LINEでは叱責を受けないのは、いつものことです。帰ってきて、改めて傷を見て、嘆いて、私に小言を言うのです。しかも、今回は、凹んでいる部分は、直せないね、と言われました。マジでか。直すとなると、相当お金が掛かるという意味も含んでいるのでしょう。旦那のツテで中古で、割安で手に入れた車ですが、はっきり言って、ペーパーの私には勿体無い車なんです。旦那が帰ってくるまでに、コレ以上キズを増やしたくないので、また、しばらく図書館からは足が遠のきそうです。

ちなみに予約していた本は、後で、徒歩で取りに行きました。

私の男 (文春文庫)

私の男 (文春文庫)

 

先に、DVDで映画を見まして。なんだかとても省略されているような気がしたので、原作を読みたいと思い、予約しました。最初のページを開くと、省略どころの話じゃありませんでした。時系列が逆でした。映画の方は、普通に主人公の幼少期から大人になるまでを描き、原作の方は過去へ遡っていく描き方をされてました。よく、映画化しようと思ったな、というのが、素直な感想。ただ、原作でのエグく思えるような描写も重くならずに読めたのは、映画の出演者のサラリとした演技が頭に残っていたからだろうな、と思います。あと、 映画で足りないなと思った部分は、原作でも細かく描かれてはいなかったので、求めた方が間違っていたのかもしれません。でも、場所の描写が細かくて、想像しやすかったので、いい現実逃避になりました。