私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

夢の中にある幸せ。

今年も残るところ、あと30日。焦るわ。無駄に焦るわ。旦那から出張中にやっておいてと言われたことは、ほとんど手をつけていないし、年賀状も買ってない。ここにきて、旦那の帰国日が早まるかもしれなくて、年末年始の予定が覆されそう。今年は、自分の実家で上げ膳据え膳してもらえると思ってたのに、っていうか、実家に帰るための切符はすでに予約しちゃってるんですけど。実父のぶんも買ってるから、変更したりするの超絶面倒くさいんですけど。でも、さすがに旦那が帰国してるのに、私が自分の実家に帰るわけにはいかないから、本当に年内に帰ってくるなら、どうにかしないとな。

そんな旦那から衝撃報告を受けた時、私は、さいたまスーパーアリーナの側でトイレに並んでました。

椎名林檎のライブに行っていたのです。高校生の頃から、椎名林檎が好きなのに、ソロのライブに行くのは初めてです。東京事変のライブには、3年前ぐらいに一度行ってます。その時に、ものすごく感動して、今後はガンガンライブ行きたい!と思ってたら、東京事変の解散が発表されました。解散ライブはチケットが当たらず、ライブビューイングを見に行きました。昨年の、党大会もライブビューイングで見ました。で、今回、やっとソロのライブを生で見れる機会を得たわけです。

会場である、さいたまスーパーアリーナにも行ったことがなく、早めに行って、物販並んだり、腹ごしらえしたりしないとな、と思っていたのですが、めっちゃ寝坊しました。

開演が17時、開場が16時。物販の開始は、多分、13時ぐらい。まぁ、13時から14時の間に着ければいいかな、と思っていたのですが、起きたら12時前でした。オイ。前日は、23時には布団に入っていたんですけどね。

一度、8時半ぐらいに目が覚めたのですが、夢の中で、ちょうど森山未来とイチャイチャできそうなところだったので、続きを求めて二度寝したのです。もちろん、続きは見れませんでした。

自宅から、さいたまスーパーアリーナのある、さいたま副都心駅までは、色んな行き方ができるんですが、乗り換えが面倒なので、各停で2時間近くかけて行ってきました。ほぼ始発から終着までです。長かった。到着したのは、開場1時間前。物販でどれほど待つのかちょっと不安でしたが、意外とサクサク進んでました。30分も待たなかった気がする。ただ、この時点で売り切れてるものもいくつかあり、欲しかったタオルが買えませんでした。残念。でも、他に欲しかった、手旗2種類とステッカー、ピンバッジ、コットンバッグが買えたので、よしとする。

昼食は食べていたけど、終演後まで保ちそうになかったので、コンビニで軽食を買い、トイレに並びながら、腹ごしらえ。でも、さいたまスーパーアリーナ内は、飲食OKなので普通に中に入ってから食べれば良かった。

そして、いよいよ会場の中へ。すでに開場して30分以上経っていたので、ほぼ席は埋まっていて、熱気がすごかった。照明のために、スモークっぽいのたかれてたし。座席は、ステージの左側。結構、後ろの方で、肉眼で、ステージは確認しづらいぐらいの距離だった。オペラグラス持って行って正解だった。

ライブの内容については、表現しづらいけれど、とても良かった。前日に、TVで林檎さんが対談している番組を見たので、それに影響されたところもあるのだけれど、とにかく完成度が高くて、気持ちでっていうよりも、技で見せるっていう感じだった気がします。編集された映画を見たような気分。TVでも仰っていたように、職人であり、椎名林檎を演じる女優さんなんだな、という感じでした。

でも、やっぱり、アンコールやMCの時に垣間見せてくれる、素っぽいところが可愛くて、そういうところも沢山、見せてほしいな、とも思っちゃうから観る側は勝手ですね。

あと、TVの対談の中で、「どうしてファーストみたいなアルバムを作れないかな、っていう手紙をいただく。」とおっしゃってたので、びっくりして、声を出して、ええ?って言っちゃたんですけど、物販で並んでいる時、後ろの女の子二人組がにたようなことを言っていたので、あ、本当にそんなこと言う人いるんだ、と納得しました。

自分は、ファースト・アルバムが出された頃に10代で、一番聞きまくったのがセカンド・アルバムなんだけれど、今の林檎さんもすごく好きで、ロックから、歌謡曲っぽいのから、色んな音楽を表現できる、変幻自在なところが彼女の魅力の一つだと思ってます。

ただ、時間の経過や経験などに寄って、出てくる言葉が変わってくるのは、当然のことだと思うので、デビュー当時と同じようにというのは、いささか乱暴であるように思えます。色んな思惑があっての、あの頃の音楽で、表現で、あり、それは、あの時間だったから、そうなったということじゃないでしょうか。

ぐだぐだ言いましたけど、要するに林檎さんが素敵で、大好きだってことです。見た目含めて好きなので、どの衣装も眼福でした。特にラストの衣装は凄かった。大音量と目映い照明の中で2時間揺れっぱなしで、夢の中にいるようでした。また行けるといいな。

日出処

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