私の事しか語れない。

日々の彼是。脳内垂れ流し。

しつこく平日。

旦那が帰ってくるまで、あと僅かになりましたが、しつこく出かけています。旦那から、宅急便を受け取って欲しいという連絡があったのですが、今日も明日も出かけるから、明後日でもいい?と言ったら、旦那がいない時間を満喫してるね、と言われました。うん、正解。

というわけで、平日でしたが、会社帰りに都内へ移動し、カラー展へ行ってきました。

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ガッツリ、エヴァ世代なので、とても面白かったです。庵野監督の個人展ではなく、制作会社としての展示というのが良いですね。見応えありました。しかも、原画は撮影自由というオタクに優しい設定。動画と接写は禁止でしたけど、展示を撮影OKっていうのは、面白いですね。大体の方が、原画を全て写真に納めておられました。自分も、結構撮らさせて頂いて、楽しかったです。客層としては、やはりエヴァ世代のアラサー周辺の男女から、アニメ好きそうな若い方、特撮好きっぽい年配男性、あと、外国の方が多かったように思います。原画とはいえ、背景などが、とても緻密に描かれていて、美術品のようでした。でも、ちゃんと動くこと、アニメになることを想定されて描かれてるんだよな。完結した一枚絵じゃない。

庵野監督の奥様である、安野モヨコさん原作の動画、『おおきなカブ㈱』も上映されていて、モヨコさんの愛を感じました。みんな、庵野監督が好きなんだね・・・。確かに、なんか憎めなくて、愛おしいんだよなぁ。カントク君は。

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展示はエヴァだけでなく、カラーがCGを担当した、シン・ゴジラの展示もありました。進化の過程を並べた造形の展示に、ちょっとキュンとした。やっぱり、今は、シン・ゴジだよなぁ。好きだわ。

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そして、特撮のアーカイブや、アニメータ見本市のプロモーション展示。どれも、見応えがありました。

特撮で使われた、巨神兵がすごく大きくて、そりゃ、映画で見れば、恐怖でしかないよなと納得しました。

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アニメーター見本市は、その名の通り、色んなアニメータさんの作品が見れて面白かったです。

実は、今日も出かける予定。最後まで遊び倒して、来週から、大丈夫なのか、自分が心配です。

 

終わりの始まりが終わる。

自分がどこへ向かおうとしているのか分からない。

単なる収集癖なのかもしれない。コンプリートしたいだけで、手に入れてしまえば興味がなくなってしまうような類のものなのかもしれない。

あの人を好きになっていなければ、絶対に入ることのないような、超高級店に行ってきた。それが、いいことなのか、わるいことなのか、今の私にはわからない。でも、やっぱり申し訳ないような気持ちになるから、好きなら、何をしても許されるなんて思ってはいけないんだろう。

元同僚の年上女性と二人でご飯を食べる機会があった。いつも女子会で会うだけで、二人きりは初めて。少し緊張していた。でも、趣味の話で盛り上がり、私は懺悔のように最近の自分を語った。でも、何に、どのように嵌っているのかは、とても口にできなかった。まだ好きになってから、3ヶ月ぐらいしか経っていないんです、と言うと、もう、3ヶ月経ってるんでしょ?と言われ、毎日のように顔を思い浮かべては、好きだなって思うんですと、告白すると、恋だね!と言われました。ああ、逃げ恥のEDが聞こえてくるようだよ・・・。自分でも、まるで恋のようだと思っていたけど、人が聞いても恋だと思うのなら、やっぱり恋みたいです。そうか、恋なのか。

こういう種類の恋は、もっと若い時に済ませておくべきだったと思う。何故、今なのか。なまじ、時間とお金がある上に、行動に出やすい地域に住んでいることが、尽く裏目に出ているような気がしてならない。

悪いことだと思っているのだろうか。それは、罪だと。いや、そんなことはない。誰かが、同じ事をしていても、きっと、そういうこともあるよね、気の済むまでおやりなさいと、思うだろうし、それが知り合いであれば、直接そう伝えるだろう。悪いことではないよ、と。

では、何故自分は、こんなにも後ろめたいのだろう。既婚だから?三十路越えてるから?夢見がちだから?今更だから?多分、その全てだと思うけれど、結局は、不埒で下品に腐っていることを、実在の人物に対して考えてしまうからだろう。頭の中は自由なのだから、相手に対して、はっきりと表明したり、表現しなければ、罪悪感を抱く必要はないはずだ。好きなら何をしていいわけではないけれど、好きなだけなら、罪はない。そう思わないと、やってられない。

何故、今なのだろう、とは思う。今まで見てなかったものが見えてくるのが怖い。どうして、今まで気づかずにいられたのか、わからなくて怖い。

どうしてだろう、これまでの一人の時間とは、まるで違っている。旦那の出張先が違うからだろうか。今まではなかった時差があったからだろうか。

何がそんなに寂しかったんだろう。むしろ、一緒にいた1年がそんなに負担だったんだろうか。自由を謳歌しすぎた。

帰省含めて、旅行3回。イベントに参加すること、5回。ライブ1回。お笑いライブ、予定含めて2回。映画2本、回数にして4回。買ったものは思い出せないし、使った金額は考えたくない。自分でも、どうかしてると思う。

寂しかったのか、取り戻したかったのか。

結局、半年で9Kg近く痩せた。やつれたわけじゃない。割りと、努力して痩せた。体重も体脂肪も減ったし、全体的にサイズダウンした。髪も切った。

変わりたかったのか、戻りたかったのか。戻るって、どの時点に?

そして、スクリーンの中の人に恋をした。気持ち悪いぐらいの落ちようで、SNSを眺める時間が増えた。出演する作品を観たり、写真が載っていると聞けば雑誌を買ったり、完全にファンとして、至極まっとうに楽しんでいる。でも、これは恋だと思ってる。

好きすぎて、気が狂うかと思った。虚構に嫉妬して、悲鳴を上げるなんて、今までの自分では考えられない。何かが足りなさすぎたのかもしれない。トキメキとか、性愛とか、そういうのが、足りなかったんだと思う。

あっという間だけど、長かった半年が、もうすぐ終わる。一人で過ごす休日は、あと1日しか残ってない。それはきっと、旦那を迎える準備で終わる。

帰ってきたら、違う意味で怒涛の日々の始まり。それも、少し怖い。

私は、どこに行けばいいんだろうか。

最初に、ツイッターでその報せを見た時は、誤報か冗談だと思った。お別れの会って、生前葬でもするのかしらって。

まさか、40歳で、この世からいなくなるなんて、想像もしてなかった。だって、つい、数日前には普通に、タイムラインにいたじゃないか・・・。

 

私が雨宮まみさんを知ったのは、いつのことだったか。まだ、彼女が、『こじらせ女子』という言葉をこの世に送り出す前のことだったと思う。ネットを見ている中で、彼女の存在と、『弟よ!』というブログを知り、他のネット連載や、書かれた物を読んだと思う。

今でこそ、時間が許せば、気軽にトークイベントに出かけているが、そうなるまでには、少し時間が必要だった。

なんだか、敷居が高いような気がしていたし、行きたいと思うイベントは尽く遠かった。

それでも、どうしても行きたいと、勇気を出して初めて行ったのが、雨宮まみさんと、能町みね子さんのトークイベントだった。

リアルタイムで、この話を聞いていた。阿佐ヶ谷の地下のイベントスペースで、お酒を飲みながら、沢山笑った。とても楽しかったから、これからも、トークイベントに来ようと思えた。

この時のお話は、後に、雨宮まみさんの対談集の中の一つとして、まとめられている。

 『こじらせ女子』という言葉は、雨宮まみさんが起源だ。こじらせるという言葉そのものは、もちろん以前からあったけれども、『女子をこじらせてる人』という意味で用いたのは、雨宮さんが最初だ。

流行り言葉というのは、転がる石のように、あっという間に雨宮さんの手を離れてしまった。あらゆる媒体で、『こじらせ女子』という言葉が踊った。しかも、それは一過性の言葉ではなく、一つの分類として残るものとなった。今後、死語になっていくとしても、その言葉があった、その分類が認知されていたという事実は残る。しかし、それと同時に、『こじらせ女子』という言葉は、独り歩きし、たくさんの人の手に渡り、新たな解釈や思い込みを塗りたくられ、本来とは違う形にされてしまったように思う。

同じことが、『草食男子』という言葉でも起こってると知った時は、驚いた。言葉は人との間を行き交うことで初めて体を成す物だと思うので、仕方のない、避けれられないことなのかもしれないけど、『こじらせ女子』については、起源を知っているだけに、なんだかとても悔しかった。

今、『逃げ恥』でブレイクしている星野源さんのことは、歌もビジュアルも、ラジオも大好きなのだけれど、『こじらせ女子』を嫌いと発言したことは、今でも許せない。その言葉を引き出したインタビュアーが、一番嫌いだけど。雨宮さんが意図したものと違う意味で、『こじらせ女子』の定義を説き、それを好きかどうか聞くのは、乱暴だと思った。卑屈であることと、女子を拗らせてることは必ずしも直結しないし、サブカル好きと、マイナー好きが、全員拗らせてるわけじゃないから。もっと、中の話だし、もっとジェンダーの話だと思ってる。

『女子』を『こじらせる』って、全然楽しいことじゃない。女子としての王道を行けない。女子としての自信がない。なのに、女子というカテゴリーからは逃げられない。何も考えずに、何も疑問にもたずに、ただ女子としての日々を、悩みながらも謳歌できれば、どれだけいいだろうか、と思う。自分は、女として欠陥品なんじゃないか。でも、セクシャルマイノリティなわけでも、ない。自分は、なんだ、こんな風に考えてしまう自分はなんなんだ。そういう気持ちに、雨宮さんが名前をくれた。一人じゃないと言ってくれた。私もそうだよ、と、言葉で、抱きしめてくれた。

雨宮さんのトークイベントには、その後も何度か足を運んだ。いつも、素敵な服を着て、上品に笑い、楽しげに話をしてくれた。プライベートなことは何も知らないけど、物欲に塗れてることを認めて、ハイブランドの服をエイヤっと買ってしまう雨宮さんは、もう、こじらせるとは言わないのかもしれない。雨宮さんは、こじらせる女子の名付け親ではあるけれど、決して、こじらせ女子の代表者でも、代弁者でもないのだ。

雨宮さんが紹介してくれるものを見るのが好きだった。好みじゃなかったり、高くて買えない物もあるけど、どれもキラキラして、これを持ったらきっと素敵と思えるものばかりだった。

インスタグラムで、40歳の誕生日を楽しげにお祝いしてる様子を見た。急に女子プロに傾倒され始めて、ちょっと驚いた。日々のつぶやきをたまに眺めながら、webで連載されてるのを読むのが楽しみだった。

私は、ただの一読者で、友達でもなんでもなくて、でも、とてもショックだったし。泣いた。号泣と言うほどでもないけど、でも、涙が出た。悲しくて、悔しくて。

当たり前に、居てくれると思ってた。どうして、八重洲のイベントに行かなかったんだろうと、とても、後悔した。行ったから、どうだということもないのかもしれないけど、それでも、知ってたのに、行ってもいいな、と思ったのに、と、後悔してしまう。

一瞬輝いて、終わりのような人ではないと思ってた。40歳、50歳の雨宮さんの文章が読めると思ってた。当たり前に。書き続けてくれるものだと。勝手に思ってた。

私なんかが、雨宮さんのことを語るのは、烏滸がましいし、恥ずかしいけれど、でも、悲しいですと、伝えたかった。

とても、悲しいけれど、40歳で短い生涯を終えてしまったことで、これまでの雨宮さんを否定するようなことは、考えたくない。悔しいけど、生きていて欲しかったけど、雨宮さんが、何か間違ってたから、こんな結末を迎えたわけではないと思いたい。

雨宮さんのツイッターやインスタはいつまで見られるんだろう。

久保みねヒャダのエンディングで、楽しそうに跳ねる姿がいつまで見られるんだろう。

こんな気持は、いつまでも持てるものじゃないのかもしれないけれど、今だけは。

姦しい週末と静かな休日。

先週末は、久々に会社関係の女子会でした。妙にテンションが上がってしまい、飲む前から爆笑してました。とても、楽しかったけど、毎度のごとく余計なことを沢山言った気がする。大丈夫かな。唯一同じ事務所の後輩女子に私の腹黒さをちょっとバラしてしまったので、今後警戒されないか心配です。お店は、その後輩女子が探してくれたお店で、ちょっと路地裏みたいなところにあるお店だったけど、内装がおしゃれで素敵でした。飲み放題メニューも女子向けにカクテル系が多くて、メニュー見るだけでテンション上がって、スパークリングワインのカクテル頼んで、キャッキャしながら写メったりしました。めっちゃ、リア充ぽい!って連呼してた。リア充って言い方がアレだし。断定じゃなくて、仮想だし。パリピって言葉が出てこない時点で、色々終わってる感じ半端ないけど、とても楽しかったです。

f:id:suzuco14:20161114093950j:plain【自分の中では大分女子力高い写真】

これはスパークリングワインのネクター割とかだと思うんですけど、クソ甘かったです。あと2杯ぐらい甘いの飲んだら限界で、あとはずっとビール飲んでました。ご飯食べる時に甘いの飲むのダメになってきたって、先輩に言ったら、年だねって言われました。そーですね。

何の話をしたのか、あんまり思い出せないんですけど、食生活の話とか、ジャニの話とか、老後の話とか、会社の人の悪口とかで盛り上がりました。途中、ちょっとしたアクシデントもありましたが大事には至らず。ただ、ポロっと自分の腐った部分を見せてしまったのは、ちょっと後悔してます。オタっぽいなって思ってた先輩は、腐ってはなかったみたい。むしろ、同僚女子の方から、2.5次元とかいう言葉が出てきたので、kwskしたいとこです。

ちゃんと電車で帰れたし、途中でお菓子とアイスを買うという暴挙には出ましたが、無事に家に帰れました。何も無くしてないから、大丈夫。女子だけの方が、甘えられる人がいないので、あんまり酔わない。

翌日も、それほど二日酔いということもなく。朝ドラに間に合うようにちゃんと起きられた。食べすぎたな~ぐらい。無性に塩気が欲しかったから、昼間から夕飯メニュー作って食べたりしましたけど。昼ごはん食べて、洗濯もして、旦那の冬物も出して、あー、今日は暇だわーって思ってふと、冷蔵庫に貼ってた紙見たら、住んでる部屋の更新期限が、翌日でした。すっかり忘れてた。しかも、お金も用意してないから、ATM使える今日しか行けないじゃん!急いで、不動産屋に電話して、行っても大丈夫か確認して、身支度して出かけました。なんか、そっち方面に行こうかなって考えてたのは覚えてたんですけど、なんのついでに行こうとしてたのか、すっかり忘れてたんですよね。思い出せて良かった。更新手続き自体は大したことはなく、判子押して、更新料払ってきました。家賃一月分余分に払わなきゃいけないの辛いわー。前に一人で済んでた部屋は、手数料の数千円だけだったんですよね。せっかく出かけたので、ちょっと買い物して、帰りましたが、ついでにコンビニで払おうと思ってた損保の払込用紙は忘れて行ってたので、翌日も出掛けること決定しました。いいんだ。

帰宅後は、ひたすらスマホいじってたので、なんか、全然何にもしてない気分になった。結局、日付変わるまでスマホ見てた気がする。

で、翌日は一度目は覚めたものの、二度寝して、昼前に起床。とても天気が良かったので、布団を干して、旦那の分の毛布も出す。シーツ類の洗濯を仕掛けて、掃除してから、外出。コンビニで損保の支払いして、昼食に食べたかったもの食べて、スーパーで買い物して帰宅。帰ったら、まだ昼過ぎぐらい。翌週のお弁当のおかずを作って、なんか出来上がった量が少ないなって思ってたら、食材一つ入れるの忘れてたのに気づいて、後から足したりしました。おかず作り終えても、まだ夕方で、おやつ食べて一息付いてから、恋ダンスを練習してみたり、ちょっと運動してみたり。恋ダンスは難しくて全然マスター出来ない。あと、普通に反転して覚えてる。別にいいんだ。忘年会とかでやる予定ないし。ただの一人遊びなんだ。おやつ食べたから、お腹があまり減らなくて、夕飯の前に半身浴。最近、目元というか、頬の高い位置の乾燥が酷かったので、ちょっと老廃物を出したかった。通販のカタログ2冊めぐらいで、汗かいてきたので、老廃物が流れ出たと信じてる。さっぱりしてから、夕飯用意して、録画見ながら、夕飯食べたら、見たいテレビがなかったので、早々に寝室行って、寝っ転がりながら、本を読んで、一度寝落ち。目を覚ましたら、まだ22時ぐらいだったので、もう一度本を読み進めて、日付が変わってから、今度こそ就寝。でも、なかなか寝付けなかった。こんな、自分のペースで自分のことだけする週末も、あと数回しか無いんだな。旦那の前で恋ダンス練習する気がしないわー。外出中と、家事をしてる間は、ずっとラジオ聞いてて、時々、声出して笑ったりするんだけど、旦那がいるとそれもできなくなるのかなって思っちゃうから。私はどんだけ、旦那に縛られる幻想に囚われてるのかな。

旅する休日。

というわけで、旅をしてきたんですよ。両親と一緒に。まるっと親にご馳走になりまくる脛かじり旅は、結婚以来初めてじゃないかしらん。そりゃ、そうだよね。いい歳ぶっこいた嫁ぎ済みの娘が、自分だけ両親と旅行するとか、そうそう無いよな。

まぁ、私はしてきたんですけどね。

北の方に住んでる両親は朝から新幹線で関東入。関東住みの私は、昼頃に両親と合流し、駅弁を購入してから、電車に乗りました。特急踊り子号は、まだ彼氏だった旦那と乗った時以来か?あれ?元カレだったっけ?とりあえず、詳しく思い出せないぐらい前のことです。車内はほぼ満席。指定を取ってくれていたので、その座席に行くと既に先客が座っちゃってたぐらい満席。もちろん退いてもらいましたよ。特にゴネられもしなかった。一瞬身構えた私は、まとめサイトに毒されすぎてる。昼食は、車内で駅弁を食べました。そして、さっそく、母にサプライズのお菓子を出したら、見せた途端に「これじゃない。」と言われました。サプライズ失敗。山岡さんにはなれなかった。でも、買ってきたことは喜んでくれたし、そのお菓子は尋常じゃないぐらい美味しかったので、結果的に良かったです。車内では、母と近況などをお喋りしてる間に、降車駅に到着。そこから、さらに私鉄に乗り換えて、やっと目的の伊豆高原駅に到着。そこから、タクシー移動という合理的手段を用いて、目的地の・・・なんて地名なのかわかんないや。多分、城ヶ崎。海岸沿いのルートを歩き、吊橋を渡り、灯台まで行きました。遊歩道というか、ちゃんと歩けるように整備はされているんだけれど、その道自体が断崖絶壁に沿っているので、なかなか迫力ある景観でした。なんか、火サスとか2時間ドラマっぽいなって思った。とりあえず、バシャバシャ写真撮りながら歩き進め、30分もせずに灯台に到着。天気が良かったので、大島がよく見えました。この時点で、夕方近かったので、宿のある伊東へ移動。お宿は、温泉旅館でした。風呂入って、ビール飲んで、足湯入って、会席食べながらビール飲んで、部屋に戻ってからも飲んで、飲みすぎました。今までの旅行で、親の前でこんなに飲んだことないわってぐらい飲んで、寝落ちしました。

翌日は、明け方に気持ち悪さと喉の渇きで起きる程度に二日酔いになりつつも、目覚ましが鳴る前に起床。さっそく、ひとっ風呂浴びに行く。早い時間だったからか、大浴場には、ほとんど人がいなくて、内湯も露天風呂もしばらく独り占めできました。贅沢。身支度してから朝食へ。朝食会場へも一番乗りで、なんか張り切ってるぽくて嫌だった。伊東らしく、朝から焼きたての干物が食べられたりして、バイキング形式のおかずはどれも美味しかったです。二日酔いだったから、あんまり食べないようにしようと思っていたのに、結構食べちゃった。食後、荷物をまとめてチェックアウト。また電車移動し、三島へ。そこで不要な荷物を預けて、伊豆箱根鉄道駿豆線に乗ります。そんな路線があったなんて知らなかったよ。江ノ電ほどレトロじゃないし、市電ではないけど、急に田んぼが表れたり、また町中になったり、なかなか面白い路線でした。とりあえず、伊豆長岡駅へ行き、そこからタクシーで移動し、葛城山のロープウェイに乗りました。ロープウェイ乗り場自体が、町中というかバイパス沿いぐらいの場所にあって、すごく不思議な感じ。ロープウェイで車道の上を通るとか初めてだよ。なんか面白かった。わりと急斜面な山を観ながら山頂へ。お天気が良かったので、富士山と駿河湾が良く見えました。ロープウェイを降りたところで勝手に記念写真を撮られたんだけど、後で母が購入してたから、も少し良い笑顔すれば良かった。父が写真嫌いなので、3人で写るのはこれが最後だったかもしれないな。とにかく天気が良くて、日差しが強かったので、冬服だと暑いぐらいでした。山頂を歩き回ると汗ばむぐらいだったので、富士山観ながら食べるソフトクリームが美味しかったです。関東の人にとっては富士山は馴染みがあって、どこからでも見れるものなのかもしれませんが、日本海側の人間にとっては、馴染みなさすぎな特別な風景なんですよ。見れるとなんか嬉しいんだ。

さて、昼時になったので、また移動。また伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り、三島方面へ戻ります。三島広小路駅にあるお店へ。三島は水がキレイなところらしくて、鰻が有名なんですって。駅そばにあるその老舗の鰻屋さんは、その周りだけ人でいっぱい。1時間以上待ちは当然らしいです。私たちは、父が予約をしてくれていたので、それほど待たずに済みました。30分ぐらいで席に通されました。1階はテーブル席、2階と中2階がお座敷でした。私たちはお座敷へ。建物は古そうだけど中はとても綺麗。食事の注文も父が先に済ませていたので、追加でビールを頂きました。まだ飲むんかい。しかも中瓶を父と私で一本ずつて。出てきた鰻は、身が大きくて、ものすごくふっくら柔らか。でも、しつこくなく、タレもさっぱりとしていて、とても美味しかったです。ビールの分も含めて大分お腹いっぱいになりました。お店を後にして、3回目の伊豆箱根鉄道駿豆線へ。何回乗るんだ。今度は、修善寺へ。先程の伊豆長岡駅を通り越す感じになるので、昼を食べるためだけに戻ってきたんですね。美味しかったから良いけど。ただ、父は鰻苦手なので、一人だけ食べてないんですよね。母が鰻が好きなので、母のために予約してたらしいです。そんな人だったんだ・・・・。

さて、修善寺。駅は最近新しくしたらしく、とても広くて綺麗でした。ターミナルに行くとバスが止まっていたので、それに乗って修善寺へ。修善寺をお参りし、狩野川沿いの遊歩道を散策。ちょうど菊まつりをしていたらしく、修善寺の参道や、橋に菊が飾られていて綺麗でしたが、紅葉の頃が見頃なんだろうなという感じでした。まぁ、その頃はきっと比べ物にならないぐらいの人手になると思うので、かえって良かったのかもしれませんが。紅葉じゃなくても、十分人が多かったです。そして、景色はとても綺麗でした。川沿いには紅葉が多いようでしたが、途中で竹林の道などもあり、小京都な雰囲気。外国の観光客の方も多いようでした。ここでも、バシャバシャと写真を撮り、歩き疲れたところで一服してから、帰路に着きました。

予定よりも早く観光を終えてしまったので、帰りの特急の時間まで1時間ほど持て余したのは、ちょっともったいなかったかな。熱海から踊り子号に乗る予定だったので、熱海の駅前を散策したのですが、全然人が居なかった。当然か。しかも、ちょうど駅ビルを再開発中だったらしくて、駅ナカのカフェなどもなく、ただ待合室でお喋りしてました。帰りの特急は1時間ぐらいだったので、わりとあっという間に降車駅に到着。お腹いっぱいだと言ってたわりに、普通に居酒屋でご飯食べて、ビール3杯ぐらい飲んでから、両親と別れました。ただただ、ご馳走になる旅だったわ。そして一泊二日にしては飲みすぎた。先月の帰省でも結構飲んでたしな。父の前で飲むことへの抵抗と恥じらいがなくなってきたのかもしれない。慣れすぎると酔いやすくなるので、適度な緊張感を持っていたいんだけどね。3人での旅行はこれで最後かな。実は、この旅自体、父の用事のついでのようなもので、その用事が今回で終わりなのです。両親は二人であちこち行くようなので、まぁ、熟年老夫婦らしく、仲良く出かけてくれればいいのかなと思ってます。私は私で、旦那と出掛けるだろうしね。日本にいれば、だけど。とりあえず、娘気分を大いに味わった旅でした。

名乗れない休日前夜。

忘れてたわけじゃないんだけど、映画観たんですよ。あれ、あの話題のアニメのやつ。数万人が観てるらしいやつ。泣けると話題のやつ。監督は10年前からアニメ制作してんのに、新星現る!とか言われちゃってるやつ。若手女優と、20代なのに俳優と声優キャリアがヤバイ人が声やってるやつ。

以下、雑多な感想。意味ないかもしれないけど、ネタバレはするので。

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驚かせたい祝日。

サプライズって言うのは、なんか自意識が邪魔して嫌だけど、驚かせたい願望は、それなりにある方だと思う。

髪を切った。美容院ジプシーの私は、また新しい所へ行った。広くないシンプルなお店だけど、最初から最後まで同じ人が担当してくれるし、すげー放っといてくれるし、雑誌がKindleだし、まずいなりに飲み物出してくれるし、静かだし、リーズナボーだし、結構気に入りました。また同じ値段で出来るなら、リピしたいです。

で、髪を切りました。バッサリと。今まで、バレエのために伸ばしてたんですが、先日の従兄の結婚式でヘアメイクしてもらったら、なんか我ながら量すげーなと思いまして。バレエ自体は、もう、発表会が無いから、そのためとかにシニヨンにする必要もないし、レッスンの時は、むしろ短いほうが動きやすいかも、と思って切りました。

あと、あれです、そろそろ帰ってくる旦那を驚かせたくて。まぁ、定期的に短くはするので、そんなに驚かないと思うんですけどね。切ったねとか、短いねぐらいは言われると思う。旦那は、私の変化に過敏な方なので、何も言わないことはない。

あと、こんな話するの恥ずかしいんですけど、旦那は隣に座ってる時とかに、私の髪を弄るのがクセなので、それをさせにくくする、嫌がらせも入ってます。あー、バカップルぽくてすごく嫌なクセなので、本当に治してほしいんですよね。家ならまだしも、外でやられるのが、すごくすごく恥ずかしいので。学生カップルならいちゃついてんじゃねーよって思いつつ、微笑ましくもあるのかもしれないけど、三十路超え夫婦がそんなんやってても、キモイだけですから。自意識が、悲鳴をあげるよ!

ショートにするのは、すごく久々。あんまりやってもらえないんですよね。髪質的に合わないみたいで。しっかりカウンセリングして、日頃どれぐらい手入れしてるかとか聞かれると、だいたい止められますね。要は、ショートの方が手入れ大変なんですよ。あと癖毛で広がりやすいでの、向かないとも言われます。今回は、縮毛してもらってるので、多少はマシだと思いたい。肩の下ぐらいまで伸びてたのを、顎ぐらいまで短くしたので、とてもスッキリしました。軽いどころの騒ぎじゃなくて、ちょっとバランス取りづらい。そうとう重くなってたみたい。まぁ、すぐに伸びるんですけどね。もう少し短いスパンで美容院行こうかしらん。切ったら白髪目立つし・・・。

せっかく、スッキリさせてもらったので、そのまま買い物に行きました。それも、驚かせたい願望を満たすために。

実家に帰省した時に、母とランチをしたんですけど、その時に、なんだかお菓子の話になって、母が昔、寿退職する時に、上司の奥さんという方が、東京で買ったというお菓子をくださったそうで、それが、とても美味しかったらしい。同じようなお菓子はあるし、食べるけれども、あれと同じものは食べたことない、という話でした。

母の記憶によれば、上司の奥さんは、自由が丘で買ったと言っていたという。自由が丘は今も昔もスイーツの町。もしかしたら、まだあるかもしれないな、と戯れにネットで検索したら、それっぽい店があるじゃないですか。しかも、賞味期限もそこまで短くないし、週末は母に会う予定がある。しばらく実家に帰る用事はないし、今しかないんじゃないかなと思って、買いに出かけました。

母が食べたというのは、レーズンサンド。東京のレーズンサンドは色々ありますが、自由が丘の『モンブラン』というお店は、相当の老舗でなんと昭和8年創業。団塊の世代の母が30代の時に食べていてもおかしくないはず。自由が丘で有名なレーズンサンドのお店はここぐらいしか探せなかったので、きっとそうだと信じたい。

母の驚く顔が見たい。「お母さんが言っていたレーズンサンドはこれですね!」って言って、ドヤ顔したい。山岡さん気取って、美味しんぼごっこがしたい。完全に己の欲望のために動いてます。今いち親孝行に徹することが出来なくてごめんよ。

さて、母の反応と、正解だったかどうかは、週末にわかります。

週末は、両親が上京してくるので、便乗して一緒に旅行に連れて行ってもらうんです。そうですね、レーズンサンドじゃ足らないぐらい親の脛にむしゃぶりついてますね。まぁ、そんなことできるのも今のうちなので、ちょっとまた、娘気分味わってきますわ。